• ベストアンサー

屋根材、外壁材の長期メンテフリーものは?

住宅の新築を検討中です。 まず、屋根材についてですが、銅板か瓦で悩んでいます。 瓦は、ズレとかの調整が必要と聞きました。見た目は瓦が良いと思いますが… ポイントは、長期(20年以上)に渡っての、メンテナンスフリーを希望しています。 つまり、メンテにお金を一銭もかけたくありません。 実際は銅板が長持ちなのでしょうか? または銅に勝る良い瓦系素材はありますでしょうか? 次に外壁材です。 最近は、10年補償の外壁材もかなり多く出てきているようですね。 しかし、私の知識上では、メンテフリーの点ではレンガ、タイル系(プレセット含む)に勝るものはないと思っています。 ローコストのタイル系またはそれに勝る良い素材はありますでしょうか? どなたか詳しい方宜しくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#16670
noname#16670
回答No.1

屋根材と外壁材料の検討の事ですが。 一般的に、どの屋根材を選択するかは3つの点から検討が必要と思います。 最初に、volvo850様がお住まいの自然環境条件です。 金属板貼りの屋根と、瓦葺きの屋根にはそれぞれ、短所/長所を持ち合わせいてます。 金属板ですと長所は、他の屋根材と比較して軽量ですし、屋根下地への固定度も高いです。 短所として、金属は熱伝導率が高いですので、夏場の太陽熱を簡単に屋根裏「天井裏」に通してしまいます。 瓦屋根ですと、瓦自身が焼き物ですので、比較的他の屋根材と比べて熱伝導率は低くなり 夏場の太陽熱に対して、有効と思われます。 短所として、お書きの通り、瓦は屋根に並べているだけですから「もちろん固定はしていますが」 地震時、並びに台風時の屋根材のめくれやずり落ち等は出てくる可能性があります。 この各々の個性を上手く利用されないと、いろいろ不都合が生じる可能性があると思います。 毎年台風の通過する可能性の高い地域に於いて、日本瓦葺きの家屋は、大型台風事に屋根の補修が必要になる可能性をもっています。 この場合は、屋根葺き材の下地への固定度の高い金属製板貼り「金属板コロニアル状葺き叉は瓦棒状葺き工法が」適切になる事も考えられます。 2点目は、(1)に準じますが冬場の気象条件の問題です。 冬場に相当に積雪が発生し、氷点下以下の日時が長期に続くと言う地域ですと 下記の点の考慮が必要と思います。 瓦葺きの場合、材料は焼き物ですが「セメント系コロニアル屋根材/久保田のカラーベスト等」は表面に耐水性を持たせてあるモノと耐水性の低いモノ「水を含みやすいモノ」とかあります。 「もちろん屋根材ですから、雨水が通るという程ではありません」 この場合、屋根材に水分を含んで、氷点下以下になりますと、氷の体積膨張の原理で 屋根材にヒビが入ったり、表面が欠ける様な損傷をきたす可能性があります。 この地域で瓦を採用される場合は、耐水性能に検討の重点を置かれる事が適切かと思います。 金属屋根を採用される場合に検討しなければならない点に、雨水の混入化学物質の問題があります。 具体的に言いますと、過去に大学等で調査した報告書に依りますと。 工場隣接地域並びに、車両の通行が比較的に多い国道に隣接している場合。 大気の汚染等が発生していて、雨天時に大気中の化学有機物が雨水に混入して屋根材に悪影響が発生していると言う事例があります。 あってはならない事なのですが。 実際のところ、ホンネを言いますと酸性雨になる光化学スモッグとか、有機炭化物を含む煙、自動車の排ガスも良くはありません。 この地域ですと。銅板を採用されるについて。耐用年数の問題が発生します。 比較的耐用年数の高い金属板ですと、銅の様に単質金属でなく、表面加工した金属板 例えば「ボンデ鋼板とか、メッキ鋼板」の方が、耐用年数が長くなる場合も有ります。 3点目は、ご建築されます建物の構造です。 木造住宅、鉄骨造住宅、鉄筋コンクリート造住宅がありますが。おのおの特色があります。 木造住宅については、地震時の揺れについて考慮が必要です。 鉄筋コンクリート造と比較しますと、屋根並びに外壁については、上下左右と言う 揺れ方だけでなく、地震時に建物が三次元的に歪む変形をします。 建物がねじれる様な感じです。 この場合に、その住宅「木造ですと」どれぐらいに、構造的に剛性を高めた建築物かによって相当の差が出ます。 基礎の性能、建物骨組み木材の寸法、構造耐震金物の性能、柱の配置並びに筋交いの設置場所と量、床梁組に採用されている水平耐力材「火打ちと言います」、 窓等の開口部の配置による変形弱所の位置の集中化、、、等々、いろいろ検討箇所はありますが。 この辺の構造耐力に弱点がありますと、どの様な優秀な個別の外壁材や屋根材を採用されても、建物の元の性能によって、台風時の風圧や、地震時の揺れ。 自動車通行による毎日の微振動によって、屋根材ですと、接合箇所のずれ等による雨水の浸入、外壁材ですとヒビ割れ「クラック/目地の剥離」等が生じて、補修が必要になる可能性が高くなります。 結論ですが、上記3点の考慮が相当に検討されておられれば。 20年間メンテナス・フリーも不可能ではありません。 もちろん、台風とか地震の事は何時くるか判りませんので。その辺のリスクと言うか 災難は否定出来ませんので。100パーセントと言う事は保証出来ません。 ご参考になりましたら幸いです。

noname#12764
質問者

お礼

早速の回答をありがとうございます。 屋根、外壁といっても奥が深いものですね。 当方は、東北地方です。雪も積もります。日本海にけっこう近いです。 大変、参考になりました。

その他の回答 (1)

noname#11466
noname#11466
回答No.2

本当にメンテナンスフリーにするのは難しいものかあります。日本の場合高温多湿の環境のため、なかなか簡単には行きません。限度は20年でしょう。 屋根についてはガルバリウム鋼板がよいです。 10年は間違いなく持ちます。20年となると塩害の影響が少ない地域であればもつ可能性は十分あります。 塗装もフッ素系であればかなり持ちます。 お値段は高くなりますが、、、、 外壁材は確かにレンガは良さそうなのですが、地震災害に対しては必ずしも有効ではありません。 地震を考えないのであれば一番持つでしょう。 地震の影響も考えるのであれば、こちらもガルバリウム鋼板にフッ素樹脂コートです。 サイディングも最近コーキング不要のものがあり、その中ではレンガ・タイル系を利用して寿命の長い者もあります。それだと検討に値するでしょう(コーキングは10年前後しか持たない)。 ただいずれにしても20年程度が限度と考え、また定期点検は欠かさないほうが、メンテナンス費用を抑えられます。

noname#12764
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 レンガ・タイル系のサイディングでコーキング不要のものが良さそうですね。 あとは価格ですね。 大変参考になりました。

関連するQ&A