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"di qua" の"di"について(イタリア語)
服のお店で店員が Lo specchio e` di qua. 「鏡はこちらのほうです」 di qua は辞書によると「ここから、こちらのほうに、こっちに」ですが、di を省いて Lo specchio e` qua. とも言えるのでしょうか? qua が di qua になることによって意味が変わるのでしょうか? では、qui についてはどうでしょうか? Lo specchio e` di qui. あるいは、 Lo specchio e` qui. 辞書によれば qua と qui の違いは、前者が漠然とこちらの方、後者がはっきりここ、ということだそうです。では di がつくことによって? di 自体も辞書で調べてみたのですが、私の疑問を氷解してくれるような記述は見当たりませんでした。
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例えば、案内される時“Lo specchio e` di qua. ” 見える場所にある時(振り向けば済む時とか...)“Lo specchio e` qua.” という感じで使われていると思います。 qui について勝手な見解ですが、diがつく事によって、 ・関係代名詞の di cuiと聞き間違えやすい事。 ・tra/fraと同じように、fra tre oreとは言ってもtra tre oreとは言わないのと同じで、diのi、quiのiの音が耳障り(?)。 qua と qui 自体は la`や li`よりも明確な差は無いと思いました。
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私はスペイン語からイタリア語にはいったので特に疑問に思いませんが、前置詞は他の前置詞や副詞と一緒になっていろいろな副詞句を作ります。前置詞diについて述べれば一冊の本になるでしょう。 成句、慣用句として決まった使われ方をするので暗記するしかありません。 辞書的にいえばqui, quaに大きな差はなくても慣用句としてはどちらを使っても言い訳ではなく、「こちらの方」という意味ではdi quaが使われます。日本語でも ある方角やある一点を指し示すいい方は、いろいろ可能でしょうが、通常は「こちらでございます」といいます。こちらとはどの方向かと質問する日本人はいないでしょう。慣用句として理解しているからです。イタリア語でも同じだと思います。単にこちら、あちら、というならqui,qua,laなどの副詞だけで充分でしょう。しかし、慣用的には副詞句として、in , dentro, sopraなどと共に使用されます。diは強いていえば「所属」をあらわしていると思われます。どちらの方に所属するかです。 Lo specchio e' quiが文法的に間違いというよりも慣用的にほとんど使われないと理解すればいいと思います。
お礼
所属を表すdiなら納得です。 ありがとうございました。
お礼
明確さを損なうから di qui とは言わないのですね。 qua と qui の位置関係がわかりました。 ありがとうございました。