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有機野菜の「転換期間中」とは?
スーパーで売っている有機野菜に、 「転換期間中」という表示があり、 何のことだろうと思い、 自分なりに検索などして調べた所、 野菜を育てている土壌を、有機野菜用に、 変えている期間、というように解釈したのですが、 この解釈は合っているのでしょうか? また、「転換期間中」の野菜に、 有機JASのマークがついていることは、 問題ないのでしょうか?
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こんにちは。 おおむねそ~んな印象でいいと思います。 ※土壌を変えているというのは違います。 有機JASは栽培の規格なので、数値化された土壌のような条件はありません。また、消費者にとっての安全性を確保するというより、むしろ環境保全型農業を評価するものとしての規格と考えたほうがいいです。例えば農薬の飛散を考慮した緩衝地帯の設定はあるにしても、残留農薬についての規格はありません。 有機JAS農産物は、有機JASの規格に沿って丸2年以上栽培されたことが確認できることから認定された圃場から生産された農産物です。 つまり、転換期間中にも2つあって、 ひとつはまさに有機JASの規格にあう栽培を始めて丸2年を経過していない圃場と もうひとつは、このことを確認する記録が丸2年分ない圃場の場合です。 どちらも3年目から有機JAS農産物になります。 表示はもちろん規格に則っていれば問題ありません。
お礼
回答ありがとうございます。 有機JASは、栽培の決まりであって、 農薬についての規格ではないのですね。 表示も、栽培の仕方が決まりにそっていれば、 問題ない、ということですね。 むずかしいですね。 有機野菜というと、 農薬を使ってないから食べるのに安全、 という印象があるので、勘違いしてしまいます。 実は私はスーパーの店員をしていまして、 お客様に今回質問した内容(「転換期間」って何?) を聞かれ、すぐに答えられず、 本社のバイヤーに連絡して意味を教えてもらい、 お客様に説明をしたのですが、 「じゃあ何で、転換期間中なのにマークがあるの?」 と突っ込まれ、答えに窮してしまった次第です。 有機JAS農産物を置いている以上、 その知識についても求められているのだなと 実感した出来事でした。 ありがとうございました。