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優生保護法、なぜ駄目なのでしょうか
「違憲だから」と言われてしまえばそれまでですけど、なぜ駄目なのか教えて下さい。 優生保護法を支持する人は、「犬猫の避妊・去勢手術は推奨しているのに、なぜ人間は駄目なのか」と言っていて、確かになと思いました。犬猫を避妊・去勢手術する理由は、「親が育てられず死ぬような、不幸な子を増やさないため」なのでしょうが、障がい者の子供も同じでは?障害の程度によりますけど、自分では育てられず、他者や行政の力を借りなければ無理ですよね? なぜ犬猫は虐待扱いどころか推奨されていて、人間相手では駄目なのでしょうか? 子供が親と同じ重い障害を持つ可能性が高いと言われても、反対しますか? 健常者と障害者が対等になることはないと思います。「支え合い」と言いますが、障害者が一方的に寄りかかっているだけです。確かに障がい者の中にも素晴らしい才能を持つ人はいますが、それはどれほどの確率でしょうか?その確率に期待して、あえて障害児を産もうという親はいますか? 昔は座敷牢に隠された存在でした。健常者と同じ待遇を得たいというのは、望みすぎに感じます。健常者と同じだけの成果をあげていない人が多いからです。 多様性なんて綺麗事だと思います。皆さんはどう考えますか?
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- anatahadare123
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私も質問者様と同様に優生保護法に賛成です。 もし障害者に「次に産まれる時も障害者に産まれたいか、健常者に産まれたいか?」と聞けば恐らく全員が健常者に産まれたいと答えるでしょう。 また、その両親も初めから障害者を望んでいて、希望どおり障害者が産まれたと喜ぶ親はいないと思います。 つまり、障害者は本人を含めて誰も望んでいない存在なのに、それを誕生させる可能性を無くすことが何で悪いことなのでしょう。産まれてしまった障害者本人が一番辛い思いをすると思います。 優生保護法に反対する人たちの多くは健常者で、もし、神がいて障害者が産まれた際は、反対した人が代わって障害者になるとなったら反対するでしょうか? 私は反対する人たちは障害者本人のことを本当に考えているのではなく偽善者のように感じます。 産まれてしまった障害者を安楽死させるなら反対ですが、最初から産まれないようにすることに何ら問題ないと思います。
- staratras
- ベストアンサー率41% (1512/3682)
近年の考古学の研究成果によれば、日本の縄文時代を含む世界各地の遺跡から骨の状態から自力だけでは生活が困難だったと推測される障害者が介護されていたと見られる事例がいくつも見つかっています。大昔にも障害者を同じ仲間として一緒に暮らしていた人々がいたのです。 縄文時代とは医療など科学技術も生産力も比べものにならないほど格段に進歩した現代の日本において、縄文人にできたことがやれないわけはなく、まして「多様性など綺麗事」などと言えば縄文人に呆れられるでしょう。
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8802/19961)
過去、優生保護を国家規模で大々的に行った国家があります。やったのは去勢や避妊ではなく迫害と殺害です。ナチスドイツって言うんですけど。 優生保護法も、根底にある思想は、ナチスと同じです。
- 4500rpm
- ベストアンサー率51% (3235/6341)
線引きが難しいからです。 質問者さんは、健常者だと”自分では”思っているようですが、遺伝子レベルで検査して、このDNA保持者は優秀でないから抹殺となった場合、素直に受け入れますか。 「犬猫の避妊・去勢手術」は、「親が育てられず死ぬような、不幸な子を増やさないため」ではなく、野良犬や野良猫を減らすことで人間の生活に害を及ぼさないことや人間が犬猫を管理できる範囲の数に抑えることが目的です。 「犬猫の避妊・去勢手術」や「害獣の殺傷」も、人間の都合です。
- nihonsumire
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避妊と同じレベルで考えていないでしょうか。人間に優劣をつけてしまうことに問題があります。
- kzr260v2
- ベストアンサー率48% (863/1797)
人間は弱い面があるからです。 例えば、24時間365日常に100%の意識を持つことは、人間は不可能です。眠りますし、風邪などでも思考力は低下します。深酒をしても低下、何らかの薬品でも低下することは起きる可能性があります。なにげなく転び頭を強打して脳に障害が出たり、同じく転倒から脊髄が損傷して四肢がうまく動かせなくなることもあり得るのです。 そもそも我々人類は、生まれた直後は自由に動けませんし、会話もできません。そして老化により同じような状態になり得ます。 健常者と障害者の差は、薄紙で隔たれているくらいに、わずかしかないのです。 そして、我々人類には、一定数の「悪意ある人たち」がいます。悪意ある人が、質問主さんを障害者に見えるような薬剤を服用させ、「この障害者は去勢して」とか「この障害者は安楽死させて」ということが可能な社会って、私は恐ろしいと思います。質問主さんは「そんなの極論だ」とおっしゃるかもしれません。しかし、質問主さんの「優生保護法、なぜ駄目なのでしょうか」は、このようなリスクをともなうのです。 自分や大切な人を守るためにも、「優しさ」や「支え合い」は必要なようです。人類の祖先は過酷な氷河期を生き残りましたが、遺伝子の多様性の研究から、「氷河期に人類は千人の桁まで激減した」ということが確認されたそうです。そして人類が氷河期を生き残れたのは、「体が不自由な人もお世話して生かした」という優しさからきたとする研究者がいます。実際に化石となった骨の治癒状態などから、不自由な体の人が怪我後に長生きした証拠も確認されています。 ※ 徳川綱吉が行った生類憐れみの令という悪法があります。民衆に過度な負担をかけたのは間違いありません。しかしこの法律の結果、治安はいちじるしく改善され、若い女性が夜道を歩くことができるようにはなりました。悪法ではありましたが、経済市場には良い結果をだしてはいたのです。 ※ 戦国時代、織田信長が通行税廃止や楽市楽座で庶民の経済活動を活発化させ、領地を豊かにし、それをより儲けた大商人からの援助で武力も向上させました。当時これは戦国大名がやっていた一般的なことで、朝倉氏なども豊かになり武力向上もしていたようです。 財務省官僚が「消費税増税が必要」などと言いますが、これは嘘です。国の予算に税金のお金が記載されたことはありません。自治体では税金を予算に回して良いとする法律がありますが、これも国が適切な学を自治体に配分すれば良いのです。米国になりますが、ある州では紙幣で納税された場合、その紙幣はシュレッダーで粉砕されるのです。 お金は実は仮想的なものなのです。銀行が企業に100億円貸し出せは、市場全体のお金は増えます。企業が100億円返済したら、市場全体のお金は減ります。国が国債発行で100兆円お金を作り出し予算として使えば、市場全体のお金は増えます。国が税金として100兆円集めたら、市場全体からお金は減ります。 ※ つまり国とって大切なのは、お金ではないのです。まずは人です。企業やお店もそうです。企業が提供するサービス、お店のメニュー項目、これも大切です。そして個人が作成する楽曲や小説や漫画や小物類なども、経済活動を支える大切なものです。そして、私は何も生み出したりしませんが、お金を支払い何か買ったり利用したりすることで、経済活動に貢献しています。 もし仮に、私の四肢が不自由になったり、脳の障害でいちじるしく知能が低下しても、「お金を使う」だけで社会に貢献するのです。 意識がなくなっても、その生命維持にお金がまわるなら、やはり社会に貢献しています。 ※ 財務省に入省できるのは、法学部卒で強力なコネがある人だそうです。大蔵省時代からだそうです。そして経済学を学んだ人はほぼいないようですし、学んだ人が「財務省の考え方は間違い」など思っても変えられないです。財務省は、「財務省自体が効率的に仕事できること」しか考えないからです。「国民全員を幸せにしよう」なんて考えたりしたら、間違いなく出世できないです。 質問主さんが今回のような考えになるのは仕方ないです。それは我々国民こそが「目の前の生活を効率化する」しか考えないからです。国民ひとりひとりが「国民全員を幸せにする」と考えるようになれば、日本は変われるかもしれません。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。
- kon555
- ベストアンサー率51% (1848/3569)
幾つか理由がありますが、優生政策は容易に虐殺に至るから、というのが主な理由ですね。 例えば『健常者と同じだけの成果をあげていない人が多いからです。』と書かれていますが、ではその健常者の中で、平均より著しく成果を挙げられない人はどうしますか? また特定の国や人種に属する人が成果を挙げられない場合はどうしますか? またその「成果」はなにをもって評価するのでしょうか。 このように、「劣等種の存在を認めない」という判断を合理とすると、必然的に『劣等とは?』『障害とは?』という基準決めの話になり、基準の外にある存在を虐殺する話に繋がっていくわけです。 端的に言えばナチスドイツのユダヤ人虐殺や、歴史上で何度も繰り返されている民族浄化など、そうした事例に繋がる思想のため、そもそもシャットアウトしているわけですね。