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新聞はなぜここまで普及したの?
今より昔の方が学もなく識字率も低かったはずなのに、新聞がネットワークの様に普及した理由は何なのでしょうか? おそらくネット民の文脈が読めないバカには新聞読めないですよ。難しい。 そんな物が普及した理由を知りたいです。
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- jg5dzx
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新聞が普及した当時には、それ以外に適当な媒体が無かった。 ネットなど無い時代に、一定の役割を果たしたのです。
- マサ(@masa-u)
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日本の識字率は昔から意外と高く、江戸時代でも「瓦版」という現在の新聞のような物はありましたし、事件があって犯人を捜す時には街中に手配書を張り出して犯人探しに協力するようになっていました。 確かに字が読めない人もいたとは思いますが、読めない人は読める人に代読をしてもらったりした可能性もあります。 明治時代になり義務教育が始まると識字率はもっと上がり、普通に本を読んだりする人が増えると「社会の情報を知りたい」と思う人が増えていき、新聞の定期購読が始まったりしたのではないでしょうか。
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1625/6646)
ネット民にも色々ありますが、携帯メールが流行り始めた頃から読解力が低下し始めたと思います。数語程度の単語、それも感動詞のみの文に絵文字を交え、画像や動画を添付するのが一般的になってしまいました。文字に頼らない意思疎通の方法が広まった結果、新聞記者の言語力の低下を引き起こしました。惨憺たる現状は目に余るものがあります。 昔、新聞が普及した理由として、 ①ラジオやテレビが発明される以前は、新聞以外にはマスコミがなかったことが挙げられます。近代化が広がるのと同時に経済活動も拡大したので、企業は情報を売る時に、民衆は情報を買う時に、新聞を利用しました。 ②新聞を読むことが知識人としてのステータスのようになったため、新聞はまずは富裕層に広まりました。現在と同様に新聞情報の真偽は怪しいものでしたが、良くも悪くも新聞の情報が世論を動かしたのです。噂よりも新聞の方が信用されました。 ③時代が少し進み庶民の間に新聞が普及すると、経済的、時間的に余裕のある人達は娯楽として新聞を読むようになりました。連載小説や漫画などが購読者拡大の手段にされました。他に趣味や娯楽のない時代でしたので、新聞が生活の一部に入り込んだのです。
- staratras
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>今より昔の方が学もなく識字率も低かったはずなのに、新聞がネットワークの様に普及した理由は何なのでしょうか? 少なくとも明治の半ば以降、近代的な学校教育が普及して以後は、一般の人々も新聞が読めるくらいの国語力はあったと考えられます。むしろ国語力、特に漢字の読み書きや硬い文章の読解に関しては昔の人のほうが現代人より優れていたと思います。例えば今から100年以上昔の大正7年(1918年)に文部省が出した小学校の地理の教科書の文章はこうです。 東京・横濱と附近の地とには數多の大工場ありて、盛んに綿絲・毛織物・砂糖・肥料・洋紙・船舶などを製造し、又雑貨を産出す。したがって東京・横濱などの都會には商業亦甚だ盛なり。 このうちふりがなが付けられていたのは「せんぱく」と「ざっ(か)」だけです。「數多(あまた)」などは今では大学生でも読めないでしょうけれど、100年前の小学生は読んでいたのです。 ところで明治のはじめの新聞には「大新聞(おおしんぶん)」「小新聞(こしんぶん)」という区別がありました。これは発行部数の違いではなく内容の差で、知識階級を対象に政治・外交・経済など天下国家を論じるものが大新聞、庶民をターゲットに市井の事件・事故を中心に娯楽記事が多いものが小新聞です。 小新聞は(インテリでない)一般の人々に読まれなければ商売になりませんので、「読ませる工夫」がなされており、漢字にふりがな(ルビ)がつけられていました。たくさん売れたのは小新聞の方で、新聞が広まったのはこの小新聞のおかげと言えるかもしれません。(余談ですが現在の日本の「大新聞(だいしんぶん)」はこの「小新聞」の流れをくんでいます)
- HAL2(@HALTWO)
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日本での最初の日刊新聞発行は 1870 年 (明治 3 年) の横浜毎日新聞ですが、当時は既に成人の半数以上は読めない漢字が多数あったりしてスラスラとは読めないまでも何とか新聞を読める程度の識字率はありました。……まぁ昭和世代が漢字混じりのハングルで記された Soul Olympic Poster を読めてしまうくらいの理解はできたのではないかと思います。 勿論、カナが振ってあれば 100% 読めますし、家族や仲間内で相談すれば誰かが読めない漢字を読んでくれますので、読み方が解れば意味も解ります。 それ以前の江戸時代は瓦版という号外新聞があり、庶民の中でも商人や職人等、漢字をかなり読める者が読んで読めない者に解説していましたし、更に古い戦国時代や鎌倉時代はその土地の名士たる武士や庄屋が漢字を読めましたので立札を読んで解説してくれました。 昔は TV も Internet もありませんし、地方では鉄道や車等の交通網もありませんから娯楽と言えば年に数回来るか来ないかの旅芸人達の芝居や歌以外は晴耕雨読と言って書物を読むしかなく、文字の読み書きと算盤を扱えれば商いを自ら行えるので農民の子も寺子屋で読み書き算盤を教わりました。 明治以降、20 世紀末に至るまで、日本人の識字率はほぼ変わらず、読めない漢字が沢山あっても人々は新聞雑誌を買って娯楽を楽しみました。 今でも競馬新聞とか娯楽雑誌は読めない漢字があっても買い込んで眺めている人が少なからずいますよね。 誰かに読んで貰ってもその単語の意味を正しく理解したわけではないにせよ、あまり不便を感じずに楽しく暮らしていますよね(^^;)。 しかし 21 世紀になると逆に実質的な識字率は低下してきたように感じます。 Internet が普及し、更に Smartphone が普及すると文字を書かなくなりますので、高水準の知識を有する者でも「読めるけれど書けない漢字」が沢山増えてしまい、カタカナ文字の氾濫によって正しい意味を知らずに雰囲気だけで使っている単語が増えました……この Site でも私がよく例に出すのがフリマと CMOS です (フリマは Free Market ではなく、Flea Market (蚤の市) ですし、CMOS は Image Sensor ではなく相補型酸化金属半導体の事です(^^;))。 TV 世代もそうだったのですが Smartphone 世代は更に「読めない書けない漢字、正しい意味を知らないので使い方を間違っている単語」が増えてしまい、幼児や呆け老人のように言葉を間違える者が増えている気がします。 「ゆとり世代」だけがそうなのだとは思えず、全年齢層に渡ってそんな人が増えてきたように感じます。 過去 (20 世紀) に於いて新聞が普及したのは半分近くも読めない漢字があっても読める部分を繋いで推測すれば大体解る気がする情報媒体であり、その程度の情報でも生活に不便を感じなかったからでしょう。 漢字が読めないどころか平仮名だらけでもまともに音読できない子供が毎週漫画本を貪るように読んでいたのも、絵を追っていけば Story を推測できたからです。 TV も同じで、30 分観終わった番組の内容をきちんとまとめて解説できる人なんて殆どいない、つまりまともに理解してはいないにも関わらず、Anime` や Drama を毎週欠かさず観る人が多いですよね。 新聞も同じで内容なんて見出しさえもまともに理解していなくても読んだ気になってしまうのです。 Literacy という言葉が認知され始めたのは多様な情報を比較検討して自分だけの意見にまとめる人や Video を早送り (但し音声は Software で音階を下げるので早口になるだけ) で理解できてしまう人が散見されるようになる 21 世紀になってからですが、それ以前の 20 世紀には同時に数行に目を走らせて単行本 1 冊を通勤通学の 1 時間足らずで読み切って内容を理解してしまう人が特に特別視されるような事はありませんでした。……本の虫の中高生には結構いたんですけれど、21 世紀になるとあまり見かけなくなりましたね(^^;)。 >おそらくネット民の文脈が読めないバカには新聞読めないですよ。 <文脈を読める、つまり現代用語では「高い Literacy を持つ」人は、私の感覚では昭和世代には結構いたものの、平成時代にはどんどん減ってきたように見えます。 それを「ゆとり世代だから」と教育 System に原因を決めつけるのには抵抗があり、私は映像ばかりで文字に親しまなくなった社会に原因があるのではないかと思っています。 数年前、映画館が「鬼滅の刃」を観る観客で埋まっていた時に私が観た「働く細胞」には私を含めて十数人しか観客がおらず、たまたま熱心に観入っていた人と話をしたら「娘に聞かれて内容をまともに答えられなかったので再た観に来たんですよねぇ(^^;)」と照れ笑いしながら答えてくれました。 因みに私の仕事仲間達は「鬼滅の刃」を観に行ったようですが、Character の格好良さばかりしか話せず、Story も Gadget も全く理解していませんでした(笑)。 私は TV Anime' Series は観ていたので映画版はどうなっているのか聞いたのですが、さっぱり情報を得られず、Net で検索しました(^^;)。 彼等は競馬新聞とか Sports 新聞は随分と買って読んでいる (観ている?) ようなのですが……(^^;)。 昭和晩期、新聞に用いられている漢字は 4000 字ぐらいと言われていました。 義務教育で習う教育漢字はたかだか 1000 余字ですから新聞を読むには相当な識字率が要求され、文脈を理解する国語力も高 Level の者が要求されます。……でも現在は文字が大きくなったり読み仮名が振ってあったり Net の News は更に平易な文章になっていたりしますので昭和時代に較べると Level が随分と下がったように思います……昔も xxx 新聞の天声人語なんて起承転結がなくてこじ付けだらけの不平不満で埋めた酷い文章が散見されていたりしたのですが(^^;)……。
- Yoshi(@Yoshi2810)
- ベストアンサー率58% (258/443)
昔の普及した時を逆に想像する際に今と比較するから不明になっているんだと思います。 また、昭和初期時点で識字率はアジア圏では日本はダントツに高い方になります。 昔の情報源はラジオか新聞、回覧板でした 文章のやり取りは電報、手紙、伝書鳩が主となりそこに電話が普及と言う流れです そこに、戦後時間が経ちテレビが出始めました。 今と違うことは、昔は動ける年齢層が今と違い段違いに多かった。規制が戦中を除き緩かったから人海戦術で情報を探し集めて細かいことも出来てました。 今の住宅地図も同じで、最初は特定のエリアだけで行い便利だと話が広まり協力者が増え人海戦術で細かく住宅地図の作成が行われ今の形になり、今も同じ手法で更新されているものもあります。 そのため、ある意味で言えば規制が緩く人海戦術で何でも情報が集めれて細かい情報も取得できていた。 となります。 他、移動手段が足から電車、バスとなり自家用車が普及して速度も早く細かく動ける様になった。 結果的に人の数と言うネットワークがあったからリアルな情報が集めやすかったと言うのがあります。 また、戦後で考えると娯楽がパチンコ、お酒、タバコと今よりも娯楽と言える物の数が少なく情報源として新聞も併せて普及したのでは無いかと完全に考察します。 むしろ今の新聞やテレビのニュースの方が自身の足で情報を探すことをしていないと思っています。 やれ、SNSの投稿された内容をニュース番組で利用して良いか?などの問い合わせや視聴者提供のテロップがついた動画など… またら正確では無い情報の発信など… さらに今だと縦読みのスマホマンガがある為に紙のコマ割りされたコミックの読み方が分からない方がいると聞くくらいです… 新聞も改行されて、次にどこを読めば良いか分からない方もいるので… 今は多様性になりすぎて、その一部に偏った人は、そこから離れた物が理解できない事の方が多いと感じます。
- toka
- ベストアンサー率51% (1204/2345)
新聞の黎明期は、自分の村や町以外の情報を知る手段が何もないか旅人の噂話しかなかったので、庶民にとっては印刷物が唯一の外界や世間一般の様子を知る手段でした。情報に飢えていたから新聞は貴重な情報源です。 ネット・SNSが普及した今は誰でも情報を発信できる情報過多な状態なので、難しい情報・自分の意に沿わない情報は拒絶しても(生きてくだけなら)困らないのです。
- f272
- ベストアンサー率46% (8620/18437)
明治、大正のころは、学のある人向けに政治的な主張を掲載していましたが、だんだんと庶民向けの流行記事を載せるようになりました。新聞小説などで普及し始め、昭和になると戦争の戦況と娯楽記事で紙面を埋めるようになり、戦後になって国際的な記事や全国的な記事を載せるのが主流になっていきようやく新聞ネットワークが出来上がりました。このころには新聞を読めない人はほとんどいません。
お礼
>縦読みのスマホマンガ これには若干の反論が⋯ 私は会社でアニメを作っていた時から「決まったフォーマット」に批判的でした。 だって、縦画面のスマホに横画面はおかしいですし、横画面も16:9しかないなんておかしいと。 ウェブもそうですね。昔はスマホに対応していないサイトも多かった。 YouTubeもそうですが、縦画面に縦動画の情報量は膨大なんです。 横にすれば良い? 若い人は縦もまま見ると会社でも話題でした。