送信アンテナはフレミング左手、受信アンテナは右手?

質問

棒アンテナが送信時はフレミング左手の法則、受信時は右手の法則に従っているならば、送信アンテナと受信アンテナは万有引力のように互いに近づき合いますか。

例えば太陽から地球に電磁波が放射される時も、同様の引力が発生していますか。
水分子から隣の水分子に電磁波が放射される時も同様の引力が発生していますか。

回答No.1

NuboChan · ベストアンサー

フレミングの左手の法則と右手の法則は、電磁気学における力と運動の方向を示すための規則です。

左手の法則は、電流が磁場中で受ける力の方向を示し、
右手の法則は、磁場の変化によって誘導される電流の方向を示します

送信アンテナと受信アンテナの間に万有引力のような力が働くかという質問に関しては、
フレミングの法則に基づく電磁的な力は、通常、アンテナ間で引力や斥力を生じさせるものではありません。

電磁波の送受信は、電磁場の変化によるエネルギーの伝達であり、質量を持つ物体間の引力である万有引力とは異なります

また、太陽から地球への電磁波の放射や水分子間の電磁波の放射においても、
これらの現象は電磁波の伝播に関するものであり、万有引力のような引力は発生しません。

電磁波の伝播は、電界と磁界が空間を伝わる過程であり、物体間の引力とは無関係です

お礼

左手の法則と右手の法則の解説をありがとうございます。送信アンテナは電流を流して磁場を発生させているので左手の法則、受信アンテナは磁界を受けて電流を誘導するので右手の法則に従っている訳ですね。

両手を水平に伸ばして手の平を下にして、親指と人差し指と中指でフレミングの法則の形を作ると、左手の親指は右を、右手の親指は左を指しますよね。もちろんアンテナ間で引力は働きませんが、アンテナ間の距離は数マイクロメートル縮まって、万有引力の作用であるかのように見えるような…。詳しい解説に感謝いたします。

補足

ゴール時のクリケット審判の両手の形、またはプロ野球監督の映像リプレイ請願の両手の形、の例えの方が分かりやすいかもです。説明が上手くなくて失礼しております。