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金型のスライド、ガイドピンに使用されるフッ素グリス
初めまして、 スーパーエンプラなどの高温金型で使用するグリスですが、フッ素グリスを 進めれております。正しい選択なのかご意見お聞かせください。 フッ素グリスのイメージは潤滑、動摩擦抵抗は低いが、耐摩耗性については 劣るイメージをしています。負荷がかかるところには使えないという考えて いました。(油膜が薄いので適さないのではないか?) カジリはしないが、油膜が薄いので金属は摩耗するイメージを持っています。 フッ素グリスしている文化があるのですが、他社に比べて、異常にスライドブロック、スライド本体の摺動面が摩耗するのでおかしいと疑問に思って います。 スライドの材質は金型設計上変えています。いずれもHRc52 または 58程度ですが、材質を変えたところで変化はありませんでした。 実際にガイドピンがスミコのフッ素グリスをしようしていましたが、 数時間で油膜がなくなり、カジリはしないのですが異音とともにガガガがと 振動して金型が開きます。そこでミスミのリチュウム系のグリスを塗ると スムーズに動き、フッ素グリス以上に持ちます。金型温度140度です。 皆様のご意見 お聞かせください ※OKWAVEより補足:「技術の森( 金型)」についての質問です。
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- nowane4649
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回答No.1
> フッ素グリスのイメージは潤滑、動摩擦抵抗は低いが、耐摩耗性については劣るイメージをしています。負荷がかかるところには使えないという考えていました。 その考えでよいかと。 温度域でいえば、通常のリチウム石鹸グリスだと耐熱性に不安があり、ウレアグリス・リチウムコンプレックスグリスが適用可能な感じですね。 荷重の大きさによっては二硫化モリブデンやグラファイト・窒化ホウ素(PBN)といった固体潤滑剤で極圧性を確保することになりますが。
お礼
ご返答ありがとうございます。 高価なフッ素グリス一点張りできていますが、自分の指導受けた経験は、 ほこりを出したくない、高温でかつカスを出したくない、カジリ付きを 発生させたくない箇所、グリスのカスを出したくないとに使っていましたが、 会社が変わると考え方も違うもので、困っています スライドの変摩耗に困っており、現状の現場に来て、スライド、ロッキングが カジルまで摩耗しているのは、今まで初めての経験です。ほとんどの金型が そのような状況で、溶接修理が絶えません。 スライドおよびロッキングは焼き入れ材を多用していましたが、同材を使用しない等の気遣いはしたことはありませんでした。150Tまでの成形機ですが、 これでガラス入り材料、スーパーエンプラ材でも200万ショットは普通に 持っていましたが、この時は普通にフッ素グリスではありませんでした。 フッ素グリスでメンテナンスの頻度にも関係すると思いますが、金型寿命として20万ショットしか持っていないのが実情です。