ガイドピンの腐食・摩耗対策

質問

現在、ミスミ製のガイドピンを使用していますが、型温を２０℃まで下げるため、金型に水滴が付着し、ガイドピン・ブッシュが腐食し摩耗します。

そこで、グリースを塗布して対応したり、定期的にガイドピンを交換していますが、この対応方法では、交換時間とミスミ購入品の費用が定期的に発生し現在困っています。
この問題の対策としては、ステンレス製のガイドピンを製作するしか手は無いのでしょうか、　　出来れば低コスト（ミスミ製の２倍位の３０００円）納める方法は無いでしょうか。

回答No.2

noname#230359

こんにちは、結露の原因を根本から解消することが一番の対策だと思います。

相談の内容では素人の目にも見えるガイドピンのみのトラブルのようですが
ベース全体から板と板の隙間やリターンピン・Ｅピン・キャビ・コア全ての
目に見えない所にも結露が発生しているはずです。これらの状況から判断す
ると低コストでの対策では、かなり頻繁にメンテナンス作業が伴うと思われ
ます。
また、そこまで冷やされた成形品も結露（吸水）しているのではないかとも
思われます。

電動成形機なら、２０℃常温・除湿空調ルームを工場内に設け、他とは隔離
した環境に成形機を設置し成形品の管理まで行うのがベストではないでしょ
うか。

お礼

ご回答ありがとうございます。
お礼が遅れてしみませんでした。

型温は２０℃に設定していますが、キャビティー部はそこまで下がっていません。その為、型表面には結露は無いと思います　しかし、入れ子の裏側には指摘されたように、錆が発生しており、定期的に超音波洗浄機で洗浄しております。

除湿空調ルームの設置がベストだと思いますが、コスト面で折り合いがつかず実現出来ていません。簡易的に設置したいと思い以前考えたのですが成型機の数が多すぎてこちらも挫折しました。　簡易的に出来る良い案が有ればまた教えて頂きたいのですが

回答No.1

noname#230359

こんにちは

うちではグリス代わりにスプレータイプの防錆剤を使用しています。
＞?コーザイ製　ラスジェット
です。

時折ガイドのつや等を確認して、その都度吹き付けなくてはなりませんが、
仕掛かり時の必須確認項目等に盛り込めば、誰でも簡単にできると
思います。

もともと防錆剤ですが、うちはなぜか摺動対策メインで使用しています。
効果は期待頂けると思いますが、いかがでしょうか。

下記もご参考までに。
http://www.kohzai.co.jp