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働く、ということの意味は…
具体的な話は控えます(本当は書きたくてたまらないのですが)。 仮に、生活するのに必要な最低限の収入が他に有るのならば、嫌な思いをしてまで働く必要は無い、と思われますか? 働くことは金銭を得る以外にも、様々な知識や技術を得られる機会でもあるし、社会との接点でもあると思います。 一方、精神や身体を病んでまで働くのは愚の骨頂だとも思います。 ちなみに私は仕事や社内の人間関係など、そういったものに思いつめ、抱え込むタイプです。それから世間でいうところのフリーターで、もう中年です。
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夏目漱石の「それから」の中で村岡(という名前だったっけ?)という名の主人公がいます。彼はお金持ちの息子で、あえて働くことをせずに、毎日好きなことをして過ごすお坊ちゃんでしたが、きっとこのようなことを考えいたのかなあと思いました。 本当に好きな仕事ならば働くことは有意義なことでしょう。私などは今まで本当に好きな仕事についたことはありません。希望の仕事にはまだついていません。それにはある資格を取る必要があるからです。 でも果たして希望の仕事に就いたとしても、同じような仕事内容、しがらみで身動きできない職場、ストレス、うんぬんの「日常」が待っているかもしれません。いや、夢が叶っても現実が繰り返されればそれはもう色あせた現実=日常になってしまいます。 夢が叶っても仕事に落ちたならば単に食べていくための必要最低限の、または単に暇つぶしになるかもしれません。 夢は見つからず、かといって夢を見るにも食べなければ見れない、ということで好きでもない仕事に就きます。これが最低なことですが、そこにも夢が叶った職場以上に過酷なしがらみ等あります。 となると「精神や身体を病む」のは、好きな仕事をしながらそうなる場合よりも、より早く、より強く来たる可能性がある。… >様々な知識や技術を得られる機会 でもそんなことから得られることはせいぜいしがらみをやり過ごす程度の技術でしかないでしょう。 もし食べなくても生きていけるのならば、私はただ本を読み映画を見て、音楽を聴き、思索に時間を消費したい。その方が、同じこと(仕事)を繰り返すよりも大きな糧になると思うからです。でもここに矛盾があります。本、CD、DVD等はお金を出さねば買えません。 また、もしウン億円の宝くじが当たり、これで一生働かなくてすむというような、誰もが一度は見る夢を、私も通勤途中の白昼夢としてよく見ますが、最後に必ず思うのです、暇を持て余したらきっと働きたくなるだろうなと。つまらない仕事だったらいつでもやめれる特典がつくだけで、でもやっぱり刺激、これを求めずにはいられないのが人間の性分というものだと思います。実際大脳生理学でも、脳の退化の要因のひとつに刺激のなさがあげられていますし。 蛇足ですが、なんでも手に入るお金持ちになることもいいけれど、月ごとに給料をもらい、その中から「やりくり」をしていくことの方が充足感を感じられると思います。お金を持ちすぎると働く気も当然になくなるでしょうが、人間はそれだけでは満足できるものではないと予測します(実際それだけのお金持ちになったことはないのであくまでも「想像」ですが(笑))。 つまり働くことは「愚の骨頂」だけれども、まったく働かないことも「愚の骨頂」でしょう。ご相談者さまはきっと職場で色々あると思います。私などはひとつのところで最初から最後まで勤め上げるということが性分としてどーしてもできません。それが悩みと言えば悩みですが、それは世間が(とくに日本の職場が)ひとつのところで勤めたらずっと勤めるべきということを求めているわけで、本人の意思や別の適性への可能性などに対し、否定や圧力をかけて制しているとしか思いません。結果的にはフリーターという形態であろうが、とにかく「明日も生きていられる」「現状に満足できている」のならば、別にどうって事はないと思います。 でもこのような質問は哲学のカテ向きだと思いました。なので私の「労働」哲学を述べさせていただきました。
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- fushigichan
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GONGさん、こんにちは。 >仮に、生活するのに必要な最低限の収入が他に有るのならば、嫌な思いをしてまで働く必要は無い、と思われますか? 難しいところですね。 もしも、生活に全く心配がなく、本人が働く気がないのでしたら (それで生活上、支障が全くないのでしたら) 働かなくてもいいのではないでしょうか。 ただ、実際は、周りがうるさいとか、矢張り生活上働かざるを得ないという環境にあって 様々な事情を抱えつつ、みなさん働いておられるのではないか、と思います。 GONGさんは、仕事関係で、特に人間関係で行き詰まり 夜中もうなされるほどに精神的に追い込まれておられるので 「こんな状態で働くのは、どうなのか」 と思ってのご質問だと思われます。 もし、ご家族の方が「辞めてもいいよ」とおっしゃってくれるなら それに甘えて、しばらく静養されてもいいのではないでしょうか。 >(生活に必要な)金を稼ぐ、という目的を省いて、「働く」ということは、どのような意味を持つか? 生活費を稼ぐということ以外でも、その人それぞれに色んな意味を持つと思います。 ある人にとっては、生きがいであったり ある人にとっては、自己実現であったり 仕事が好きでやっている人は、趣味にもなるだろうし(それは理想ですね!) また名誉のためであったり、人とのふれあいを求めて・・などなど 色んな意味合いがあると思います。 >私は仕事や社内の人間関係など、そういったものに思いつめ、抱え込むタイプです。 そうですね。そんな感じです。 今ちょっと、仕事することに疲れてらっしゃるようですね。 「働く」ということの定義は、人それぞれだと思います。 他人がどう考えようが、GONGさん自身が、その仕事を必要としていなくて どうでもいい、と思っておられるのなら、固執することはないと思います。 また、ご家族がいらっしゃるのでしたら、まず相談してみてください。 それでも、やっぱり仕事したいなと思えたら、頑張ればいいし 仕事はしたいが今の職場はということでしたら、他の仕事に移ってもいいと思います。 あまり思いつめないで、自分を卑下しないで、頑張ってください!
お礼
ご回答と励ましのお言葉、有難うございます。 大分気分が楽になりました。 「完全に駄目だ!となったら、いつ辞めてもいいんだ」という心の逃げ道を用意するだけでも違うみたいです(実際に辞めるかどうかは別ですよ)。 もう少し踏ん張って、問題に対峙しようと思います。 ありがとうございました。
- Komiker
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補足説明を含め読ませてもらいました。 基本的には、「 働く 」ということばで何を表現するかの問題でしょうか。とすれば、お尋ねの点にストレートにお答えするのは適当でないように思えます。この辺は、その人の世界観、社会観とも関連してきますので。 あなたもご存じでしょうが、坂本龍馬という人です。 彼にあなたの問い、「 働く、ということの意味は 」を投げ掛けたら、どんな態度で、どんなことばを吐くでしょうか。(^o^) 巷間伝えられる彼の行きかたから私なりに判断すれば、彼は 「 そんなん知らんぜよ! 」と笑い飛ばすのではないでしょうか。 おそらく彼は「 働くことの意味 」を考えることは無かったでしょうが、「 自分がやりたいこと 」を明確にし、そのための労働労苦を、それを実現するための手段と理解していたのではないでしょうか。つまり、目的と手段をハッキリ分別していたと考えられます。 私は、この先、老いても体が動く間は体を動かしたいと思っています( もちろんアタマも! )。それは、そのことを通じ( つまり手段として )、自己の考えかた行きかたを表現したいからです。誰に対してでもなく。(^^)/
お礼
ご回答ありがとうございました。もう一度色々と考え直してみようと思います。ありがとうございました。
- morning_c
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>一方、精神や身体を病んでまで働くのは愚の骨頂だとも思います。 思いません。 質問者さんは精神的に弱いタイプでは? 精神を鍛えれば人間関係で悩まない。又悩んでも克服する力を身につける。病んでまで働いた証です。逆に言えばそれをしないから成長できない。 >身体を病んでまで 身体を病んでまでの体のほうですが一体この世にもう限界!と本当に本当にそう思えるまでやっている人が何人いるでしょうか? 大体自分でさっさともう限界といって無理しない人が多いです。 体を病んでいようが心を病んでいようが、人間は働くべきだと思っています。 人間的な成長のために。 断言しますが手足が動かない、という理由以外で働かない人は弱く未熟です。 絶対そうだと思っています。 働くことは知識を得る、お金を得る、など色々ありますが最終的には自分以外の誰か、他人を知ることです。 他人と自分は違うのだと!頭でわかっているが再実感するために!そしてコミュニケーションを築きます。 その病んでまで働いたあとに何かを見けることが出来ると思います。 それをしない人は不戦です。 戦わず、負けるということです。 お体大事!自分大事で結構!という意見しかでません。 頑張ってください!
お礼
励ましのお言葉、ありがとうございました。確かに精神的に極めて弱いです。脆いです。 こういったものは一朝一夕に直すことは出来ないと思いますが、何とか踏ん張りたいと思います。ありがとうございました。
- Aquarius172
- ベストアンサー率36% (111/308)
はじめまして。 「生活するのに必要な最低限の収入が他に有るのならば、嫌な思いをしてまで働く必要は無い」 これは、私もそう思います。 しかし。。。 「精神や身体を病んでまで働くのは愚の骨頂」 これに関しては、はっきり言って許せません。 私も「愚の骨頂」の一人です。 最近、持病の頭痛によく悩まされます。 しかし、そこまでして働く理由は一つ「責任」です。 会社から任された仕事を果たす「責任」 家族を守る「責任」 ただ、体調を崩してまで「責任」を果たそうとするのは、仕事に「やりがい」を感じているからですけどね。。。
お礼
ご気分を害してしまったようで、申し訳有りませんでした。下記に述べたように、慣用句として使ってしまったのであって、お体などの苦痛に耐えながら働かれている方を愚弄するつもりはありません。 人々が辛い状況下でも働き続けるのは、やはり「責任」感なんですね。自分も責任感は有るつもりなんですけれど、あんまりしんどくなると、つい逃げたくなります…
- carreras
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はじめまして。 理由が分からないので、こちらも漠然としかお答えしようがありませんが、「どんな会社でも嫌な人はいますし、嫌なことはあります」(←自信あり) ただ、ご家族がいらっしゃったりするのであればある程度の忍耐力は当然「人間的成長」として必要なものであると思います。 「精神を病んでまで働くのは具の骨頂」とは「全く」思いません。(ご家族がいらっしゃったり、住宅ローンを組んでいらっしゃったりすれば、そこまで追い込まれてもしがみつきたいお気持ちは重々理解できますので) が、「仕事はお金を貰う場所」と割り切って考えることが出来るのであれば、嫌なことを流すことも覚える必要もあると思います。 ただ、中年というお歳を伺うと、「働く」ということに関して少し厳しい言い方になりますが、「考えが甘い」と思わざるを得ません。(個人的にですが) 辞めてしまって困る存在(ご両親・ご家族等)がいらっしゃらないのでしたら、辞めてみるのも一つの手だとは思いますが、「現在の身分」(正社員なのかアルバイトなのか)、「どれくらい勤めてきたか(どれくらい忍耐をしたのか)、「何が嫌なのか」「守るべき存在はいないのか」等の状況が把握しきれないので 一番乱暴な言い方をすれば、「嫌な思いをしてまで働く必要は無い」には同感致します。 それから、中年というお歳を考えたら「フリーター」で生きていこうとするのであれば、あらゆる面においてスキルアップは欠かせないと思うので、私でしたら、「多少嫌なヤツもいるけど…」と働くと思います。 ご参考まで。
お礼
ご回答を読ませて頂きまして「ごもっとも」の一言です。仕事自体は好きで、種々の問題は抱えていますが、それを順次解決する喜びさえ抱いております。でも結局は人間関係で、下の連中は上手く扱えない。上司は(以下39行省略)という訳です。 大変参考になりました。「仕事」と割り切る、というのはいい考えだと思います。ありがとうございました。
- mocha-sugar
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私はその「愚の骨頂」な人間です(苦笑) 現在心身のバランスを崩し、休職中です。 自分では「別に誰かに認めてもらいたくて働いてきたわけじゃないけど ここまでやって誰も誉めてくれるわけじゃないんだ」とは思いますね。 愚かかどうかは意見が分かれるところだと思いますが・・・。 若輩者の意見で恐縮ですが、回答させて頂くと・・・ 私はまだ「若者」の部類に入る人間ですが、この経験で思ったのは 「仕事=やりがい」が一番だなということです。 同じ給料で同じしんどい思い(労働という意味で)なら、やって 楽しい、やりがいがある仕事をしたい。 というのも、私が休職するきっかけが、人事異動で やりがいを感じない部署に配属になったからです。 身体は以前の方がしんどいはずなのに・・・。 好きな仕事に就けてやりがいを感じている矢先、わずか1年での いきなりの人事異動でした。 他に最低限の収入があるなら・・・の問いに答えるとすれば 私は「必要は無くてもやりがいのあることなら働きたい」です。 もちろん職場の環境などにもよるかもしれませんが・・・。 それぐらい好きになれる仕事に出会えたことに感謝しています。 (復職後に、以前の仕事に復帰することが決まっているので)
お礼
ご回答ありがとうございます。併せて復帰の予定ということで、おめでとうございます。 私も仕事については愛着も誇りも、理想も持っています。ただ、結局は(よくある話で)人間関係でのトラブルです。同僚(形の上では部下)とも上司とも上手くいきませんでした…
- fooochan
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「生活するのに必要な最低限の収入が他に有るのならば、嫌な思いをしてまで働く必要は無い」というのは、私も思います。 ただ、各個人の価値観にもよりますが、多少の我慢や忍耐も時には必要だとも思います。 精神や身体を病んでまで働く事が愚の骨頂だとは思いません。 そこまでして、一生懸命働く事を、「愚かだ」という意味合いで他人が口にするのはどうかと思います。 価値観が違うと言われればそれまでですし、健康な身体があってこそ、生活ができるのだと思いますので、身体を壊してまで働く事はないと思いますが、必死に頑張っている人のことをそんなふうに思うことは私にはできません。
補足
申し訳ございませんでした。慣用句として「愚の骨頂」と安易に使ってしまいました。本意ではありませんでした。就寝中に仕事のことでうなされたり、夜中に目を覚ましたり、食事もとれなかったり、職場で気分が悪くなったりして、『どうして交通費も出ないアルバイトでそこまでしなければならないの?』とと思った為でした。軽はずみな言葉遣いをお許し下さい。
本当は書きたくてたまらない事を掲示板かノートに書いてみられたらどうでしょうか?全部吐き出すと楽になるかもしれませんよ。文章を見る限り、かなり考えすぎのような気がします。「生活するのに必要な最低限の収入が他に有るのならば、嫌な思いをしてまで働く必要は無い」とありますが、周りに迷惑が掛からないのであれば、それで構わないと思いますよ。あまりご自分を責めないようにして下さい。せっかく生まれてきたのだから。
お礼
ありがとうございます。本当にありがとうございます。勇気づけられました。
- tiltilmitil
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個人的には生活できれば構わないと思いますが…。国民生活白書によると「フリーター」は34歳以下、「中年」は40代、50代となっています。「フリーターで中年」は公式には存在しないようです。
お礼
ありがとうございます。それにしても、存在しないとは…、どうしましょう…
- hijyousyudan
- ベストアンサー率12% (342/2653)
まぁ、働かなくても食えるのなら、 無理に働く必要はないですよ。 ただし、生活保護を受けていなければという前提ですけどね。
お礼
ご回答ありがとうございました。
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補足
今回の質問は 突き詰めていえば、(生活に必要な)金を稼ぐ、という目的を省いて、「働く」ということは、どのような意味を持つか? ということです。大変興味深いご回答で、ありがとうございました。