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生活できるだけの年金を貰うことはできますか?
生活できるだけの年金を貰うことはできますか? 33歳で役者とフリーターの兼業です。 世間知らずで、これまでに国民年金を一度も払って来ませんでした。 最近、将来のことを考えるようになり、年金を払わなかったことを悔やんでおります。 そこで調べたところ、仮に40年間払って67000円だそうですが、私の場合はこれから納め続けても4万数千円であり、さすがにこれだけではどうにもなりません。 もし今から私的年金なども含めて払い続けた場合、何とか生活できる最低限度の年金をもらうことは可能でしょうか? 家賃や税金等も含めて9万円あれば暮らして行けると考えています。
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私は計算が得意じゃないし、いちいち調べて回答するんじゃないから、少しくらいの違いがあったらごめんなさい。現状の制度で考えれば、追納で2年分を納め、60歳から5年分を特別加入納めることは可能です。それで、5万3全円弱ですね。年金を繰下げ支給で70歳からもらうと、7万5千円弱ですね。元に戻って、10年の追納が今年から実施できれば10年追納して、同じように計算すると、9万4千円弱になりますね。無理に9万円にしちゃいましたかね。実際には、国民年金も目減りするだろうけど、最低限の保障だから、それ程ではないでしょう。それなりの経済規模で破綻しかけた国は、年金だけはまもっていますから、何とかなるでしょう。追納は過去の分ですから、現状の掛け金+アルファとなります。60歳からの特別加入追納掛け金は、現状でもあげていますから、物価上昇等を加味しなくても年20万は確実にこえるでしょう。繰下げ支給は、高齢になると収入もへるから、資金的な余裕がないと無理でしょう。また、現政権は新しい年金制度を進めていて、どの程度現状の制度を考慮するかわかりません。いずれにしても、そんな先のことなんか誰にもわかりません。ですから、特別加入も繰下げ支給も無くなる可能性はあります。 国民年金をベースにして、後は、何かで補うしかないでしょう。国民年金基金は、私も入っていますが、昨年度の責任準備金は62%しかないです。今年度は改善されるけど、100%は遠いでしょう。お国が認める公的年金だから心配無いとする方と、日本の財政から支援何てできないだろうからいずれ破綻するとする方といろいろです。私的年金は、運用利率が悪すぎて、比較的安全な投資をしておいた方がましだと言う方もいるし、どうせ使っちゃうのだから定期的に積み立てたほうがいいという方もいます。考え方ですよ。私の経験で、保険会社が破綻して、支給額が半分以下になっちゃいました。無いよりいいけど、そんなことも有ります。 今は違うけど、そのうち物価は上がるでしょう。国民年金は建前かもしれませんが物価スライドするから、そんなに心配することはないでしょう。2%でも30年後には1.8倍ですかね。まぁ、そこまで物価が上がるような状況になれば、利率も上がるだろうから、国民年金も私的年金も+アルファーはあるでしょうが目減りすることは考えとかないとね。 現在、できる方法で最良でなくとも、良い方法を行えばいいんじゃないですかね。過去のことを責めるんじゃなくて、例えばの話しで、国民年金の免除申請をしていれば、全額免除でも7千円強はもらえたものね。少しでも手をうっとけば、何もしないよりはましだし、希望に近づけるチャンスも将来あるかもしれません。
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ちょっと、難しい問題であるという気がしますが。 家賃も、って。親の家に住む計画とかいうのはないのですか? (それか、30年後には日本の人口は減少しているはずなので、家賃は安くなっているはずという計画で、地方の一軒家に月1万で住む計画とか) 今、もっとも、有利で、年金給付額が確定している年金として、国民年金基金がありますが。(民間のは、民間企業の取り分が多くて、その分有利ではありません)http://www.npfa.or.jp/about/kakekin/index.html33歳で、プラス5万円もらおうと思えば、終身年金のB型で、月2万4600円払わないといけません。これに国民年金を足すと、月3万9600円払わないといけなくなります。 (実際には、国民年金基金は、物価スライド制をとっていないので、月2万も払うつもりなら、確定拠出型年金に入った方が良いような気がしますが) ちなみに。一番有利なのは、「後からの追納が今まで、免除申請していない人は2年しか追納出来なかったのを、10年まで追納出来るようにする」という法案を作ることが考えられているので、その法案が通ったら、10年分追納することです。それか、今からでも良いから、役者をやめて、厚生年金(共済でも可)の仕事に就くことです。 まあ、月4万ほどの額を今から、60歳になるまでずっと払いつつづけられるならどうぞ。 ちなみに。国民年金基金も、確定拠出型年金も、1階部分(最低部分)は、国民年金を脱退するような事態にならないと払込みを中止出来ません。 現在の収入がいくらあるか知りませんが。普通の人なら、「生活保護を考えたら?」という所だと思います。 ちなみに。国民年金基金の支払いは、65歳からみたいですね。確定拠出型年金は60歳からみたいですが。その点をどうお考えになるかですね。国民年金も(あなたの年なら)65歳からなので。(もっと後になるかも。少子高齢化も進んでいるので)その点をどうされるつもりなのかについては、私は知りません。月9万×12カ月×5年は540万なので、貯金があれば、どうにかなりますが。
お礼
ありがとうございました。 家賃が3万円、食費が3万円、あとは水道光熱費等が1万円、残り2万円が諸々と考えれば、9万円でも十分に年金生活をしながら役者ができると考えていましたが、これでは貯金をしなければなりませんね。
お礼
とてもわかりやすいご回答で大変に参考になりました。ありがとうございました。 私たちの世代はベビーブームにあたり、また就職難の時代でもありました。 私自身は好きでこうなったわけですが、同世代はロストジェネレーションでフリーターをやらざるを得ず、年金を納めていない人も多くおります。 そのため将来は相当数の無年金者が出て、生活保護が自治体を圧迫することになるでしょう。 そうなると、現在のような優遇措置は、あれば儲けもので基本的には続かないと考えておいた方がよいのかも知れませんね。 国民年金基金は、解散しても元本割れしないのであれば掛けようかと思っているのですが、そこら辺の詳細はまた調べてみます。 仮に解散した場合、戻ったカネを特別加入(制度存続なら)に回すこともできるかなと算段してみました。(甘いかな) 安定した仕事や収入、また家族を得ることばかりが、責任のある大人の証であるとは思いません。 しかし、不安な将来像からは目を背け、自分の今ばかりを見て、人生に対して無責任な生き方をしている人は、やはり仕事や人間関係にも無責任になりがちで、それなりのものしかできませんし、それなりの巡り合わせにしか恵まれません。 そんなことが、ようやくこの年齢になって見えてきて、猛省することとなりました。 まずは日々の中での自覚をつくるという点からも、どんな形であれ年金は納めて行きたいなと思います。