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B層にちょっと毛が生えた程度の概観
自分はB層にちょっと毛が生えた程度の知見の持ち主と自認しています。 ここ20年30年の政治経済の概観を思い返すと、 小泉改革は是非はともかく華はあった、政権交代はしたもののあえなく撃沈、アベノミクスは失業率は改善したものの結局のところ富裕層と大企業が潤ってお仕舞い、そしてコロナに移り、現政権も今のところ富裕層と大企業が潤っているに留まる。 そんなイメージです。 深くご存じの方の概観をお聞かせ頂けないでしょうか?
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- eroero4649
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小泉改革から民主党政権にかけては、まあ誰がやってもあまり変わらなかったんじゃなかろうかとは思います。竹中平蔵氏のせいでひでえことになった部分に関しては同意しますけど。 アベノミクスは、まともに考えればトリクルダウンなんて起きるわけがないってことを改めて証明しただけだと思います。富裕層は恩恵を受けましたね。当時富裕層向けの高級品が売れまくりましたし、私の知り合いの富裕層もアベノミクスでひと儲けしてン百万円もする高級腕時計を買っていました。 安倍晋三氏がお金持ちのボンボンでしたし、お金持ちのお金持ちによるお金持ちのための経済でしたね。 風向きが変わったのは、やっぱりコロナだったでしょうね。コロナによって強制的にデフレ経済は終了しました。政治家や国家の政策じゃなくて、日本お約束の(ウイルスという)「外圧」によって起きました。 私もネット記事を読んで初めて知ったのですが、100年前のスペイン風邪パンデミックも、14世紀のペストパンデミックも、終了後にはインフレが起きているのです。 当時のインフレの主な原因は病気によって多くの死者が出て物理的に労働力が不足したからです。コロナでも少なくない死者は出ましたが、しかしかつてのパンデミックに比べればはるかに少なく、しかも非労働人口である高齢者が主な死亡者です。 コロナによる自粛で多くの人が失業しました。彼らは死んではいないはずなんだけど、なぜか今の日本は結構深刻な労働者不足です。飲食業やサービス業に就いていた人たちがかなり失業したはずなんだけど、彼らはどこに消えちゃったんでしょうね? コロナによるインフレは「物価の上昇」というより「貨幣の下落」だと思います。いわゆる給付金というやつを日本でもアメリカでもヨーロッパでも大規模に行いました。何をしたかというと、お金を刷りまくったわけです。そうしないと配るお金がないわけで。 結果的にそうなるとお金の流通量が増えますから、それは「お金の価値が下がる」ことになります。傍からは「モノの値段が上がった」ように見えるでしょう。 「富裕層と大企業だけが儲かる」というのは、こりゃある程度は仕方がありません。中小企業や貧乏人が儲かってるときは、間違いなく金持ちや大企業も儲かってます。貧乏人が儲かってて金持ちが儲からないなんてことは少なくとも資本主義では起きません。 それでも今年の春闘は中小企業でも軒並み満額回答。中小企業にとっては労働者不足が深刻なので、人手を確保したいと思ったら賃金を上げないといけなくなります。 それによって「黒字倒産(会社に注文は沢山あるのに、それをさばききれずに倒産してしまう)」も起きるでしょうが、それにより失業した人は他の企業に雇用されますから、労働者としては悪い話ではないです。またそれにより淘汰されるのは労働者が働きたがらないブラック企業ですから、そういう意味でも労働者にとってはマイナスよりプラスのほうが大きいです。 現状は全体としてはいい方向に回っているといっていいのではないかなと思います。 とはいえ5年先はどうなるかは分からないです。ひとつだけ確実にいえるのは、日本のみならず全世界規模で、貧富の格差は拡大するだろうということですね。例えば日本でも今NISAで投資に注目が集まっていますが、仮に世間の景気が良くなって株価などが上がったらその恩恵を受けるのは株を持っている人たちです。つまり、投資に回す資産の余裕がある人たちです。1万円投資した人に100円の恩恵があったなら、1億円の投資をした人には100万円の恩恵です。1円も投資することができなかった人は1円も手に入りません。その「格差」が生じて、これはもうそうなる運命ですね。
- sebsereb
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政治家を選ぶのが選挙で、選挙で選ばれた人が、政治家です。 富裕層というのは、裸一貫からサラリーマンなどをして蓄財した人のことを言いますよね。 スタートはみな同じだったという感じです。 日本は元々、エアコンなど横文字で分かるように何かを開発した国では無くて、下請けの国です。台湾の半導体工場が日本に出来たような感じで、他国の製品を日本で作ってる国です。 アメ車に対して小型車という利ザヤの低い商品で成り上がったトヨタ自動車。イノベーションですね。 多くの国民は、何もしてないのに自分の収入はあがるという幻想に取りつかれてるように見えます。 働いた仕事の功績に応じて、自分の収入は増える感じでは。 その中で、金は使えば無くなるので、金を使わなければ金は減らず富裕層になります。 大企業に入るには、大企業の要求をみなさないとならないです。 ユニクロの店員くらいなら高卒でも入れますね。 どちらかというと、回りに合わせて金持ちになる感じだと思うのですよね。 アベノミクスに合わせ金持ちになる人もいるけど、別の条件であれば別の方法で金持ちになるというか。 そもそも3億円とかあっても都内のマンションの平均的な部屋と平均的なサラリーマンみたいな暮らしを老後も出来るくらいの金額でしかないです。 敗戦国の日本人で豊かな人はあまりいないでしょう。100億円以上の金融資産を持ってる人は数百人しか日本にいないそうです。 100億円だとエリートサラリーマンは5億円と言われる年収の20人分くらいしかないですね。親戚一同を養っておつりがくる程度ですね。 「日本の金持ちなど極々一部の孫正義か柳井さんくらいしかいない」 という感じです。 あとはフェラーリ買ってドヤ顔する前澤勇作みたいなのが28人くらいいるくらいです。
お礼