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今回の選挙結果について
今回の選挙の結果は、どうやら自民が敗北し、民主党が台頭してきた、新勢力登場の結果で落ち着きそうです。 もしかしたら、政権交代が在り得るかもしれない。という可能性を指摘するマスコミもあるようです。 ただ、私は民主党のマニフェストの内容が、どれほど実現できるのか、あまり信用していないので、少し芽の出始めた小泉改革をあと三年、やってもらおうと自民党に投票しました。事前の新聞予想なども含めて意外だという感じがしています。 そこで質問なのですが、日本の構造改革は今後どうなるのでしょうか。 自民が政権与党となった場合、小泉首相にとって最大の武器であった国民の支持が無くなってしまえば、自民の抵抗勢力は勢いを増して、小泉内閣の改革は、そのスピードを落としてしまうような気がします。 その場合、民主党は野党ですから、構造改革を強引に推し進める力はないわけで、そうすると日本の構造改革は止まってしまう可能性もあるのではないでしょうか。 今後の国政が、どのような方向に向かうのか、皆さんはどのように思われるでしょうか。
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構造改革だけを問題にするならば、本当は思い切って政権交代してしまった方が スムーズにできるはずだと思いますよ。長期政権だとどうしてもしがらみができて、 「切るに切れない」部分というのができてきますからね。 民主党の実行力を問題にするならば、それはまあ確かに疑問だなとは思いますけど、 一方で小泉さんの仰る「構造改革の芽」って何なんでしょうねえ。特殊法人はその ままだし、郵政も公社化しただけ。道路だって未だに造り続けていて、公団総裁を 辞めさせるだけでスッタモンダしているわけですからね。竹中財政の結果景気が 上向いてきたという話なんでしょうか。金融機関の体力が回復したようには 見えませんけど...。 改革が必要だというのは、自民党内のいわゆる抵抗勢力と言われる人たちも含めた 共通認識だと思います。ですから、その面で、表立って反対はできないでしょう。 自分の首を絞めるわけにはいきませんから。ただ、改革を進める中で、自分達の 利権だけは確保しておきたいというのがこの人達のわけで、そうした圧力は続く でしょう。強まるとか弱まるというより、これからもあったし、今後もあるだろうと 思います。表舞台にはでられない人達です。水面下に潜行して、どれだけ政治力を 発揮できるかというところですね。 対して、小泉さんの方は、舞台上で主張を展開できるのが強みです。パフォーマンス 政治などという人もいますが、これが最大の強みである以上、今後もこのやり方を 続けるしかないと思います。 有権者が改革のスピードを速すぎると判断したのか、遅すぎると判断したのかと 言うと、それは前者だと思います。弱者への思いやりに欠けるという批判もありますが、 それが主であるならば、もっと社・共へ流れたはずだと思います。小泉さんとしては、 そんな風に受け取って改革を進めるしかないのではないでしょうか。 ということで、基本的には、小泉さんが「流される」ことがなければ、方向的には そんなに変わらないと思います。社・共の退潮を受けて、彼の次の政治目標(?) である改憲に向けた動きが加速するかもしれません。それを新しい政治基盤とする 可能性もあると思います。
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>今後の国政が、どのような方向に向かうのか 今回は現状維持でしょう。 いずれ自民劣勢になれば細川護熙首相のような一時的な民主党政権をやる事になるでしょうが 結局は野次が仕事ですから再び自民党へ政権は戻るでしょう。 民主党が与党となるまでに意識改革していただきたいです。 しかし不安定な土台の上での結果ですからねぇ… 不安定さを例えるならば 田原総一朗党を作り、民法各社テレビ局の社員を各選挙区で立候補させる。 マニフェストにたった一つ 『国会のオンブズマンとし、悪しき国会の内容を逐次報告する』 なぁんていう事でもやればすぐにひっくり返るほどの 不安定な土台の上での結果ですから >自民が敗北し、民主党が台頭してきた こんな事は実にちっぽけな話かと思います。 私独自の判断なので自信なしと言う事で…
お礼
私が投稿を書いたときには、もしかしたら民主が190議席まで行くだろうか、という感じを受けていたのですが、何とか自民が踏みとどまりまった様です。 この結果だと、民主政権は難しいでしょうし、自民の分裂などで政権をとれば、新進党時代のように右往左往する正当に逆戻りしてしまう気もします。 小泉改革もスピードダウンしてしまうなら、いっそ本当に国会の膿を出し切った方が良いのかもしれませんねぇ。 回答ありがとうございました。
お礼
私は、民主党が議席を伸ばし、自民党が苦戦した結果、小泉首相の影響力が低下して、結果として抵抗勢力の跋扈を許してしまうのでは、と心配していたのですが、 なるほど御指摘の通り、族議員も改革そのものに反対するわけには行きませんね。そうすると、やはり小泉首相の手腕が、改革を本当に成功させるかどうかの鍵となるのでしょうね。 結局、小泉改革の方向性もこの国の行方も、これまでの方針とさほど変わらないままで行くのでしょうか。 ご回答、ありがとうございます。勉強になりました。