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【米国アメリカはこれからどうなる?】「FRB(アメ
【米国アメリカはこれからどうなる?】「FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)が金利を引き下げるという政策を取った際、通常、その国の通貨価値は下がる傾向があります」 いま米ドル高で円安の状態ですが、FRBはアメリカ国内の金利上げを辞めて、徐々に金利を下げて行くと言っています。 いま米ドル高なのにアメリカ国内の物価は日本より高くてマクドナルドのハンバーガーセットが1780円くらいします。 サンドイッチが1500円〜2000円でランチで軽く食べても1食2000〜3000円掛かって生活が苦しいのに、金利を下げると米ドルの価値はもっと下がってマクドナルドのハンバーガーもサンドイッチも今よりもっと高くなるということですか?
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一般的に金利を引き下げると企業は資金を調達しやすくなりますので経済活動が活発となり景気が上昇するとされますが、その効果は即効性に乏しく、別の要因で景気抑圧がかかるとなかなか実効性が得られないのは、日本が Minus 金利にまで金利を下げても景気回復に時間がかかった事からも判る事です。……大半は Corona のせいだと言われますが……。 逆に金利引き上げによって経済活動を制限する手法も他国との金融関係に於いて整合性を欠いてしまうと経済活動の制限という目的に上手く導けず、なかなか実効性が得られないのは米国に他国からの資金が集まって景気が上向き、物価高騰を招いた事からも判る事です。 金利の上げ下げだけで景気を制御できるという一元的な理論は他国との金融関係を無視した国内だけの推論に過ぎず、他国からの資金や物資の流入等を考慮しなければ上手く行く筈がありません。 日本の場合、企業が資金を調達し易くなると共に円安で輸出をし易くなった事から史上最大の輸出額を記録する企業が続出、Corona を生き延びて利益を増やした企業は Corona 後の流通復興で更なる利益を得られるだろうと海外からの投資が殺到して株価が暴騰していますが、庶民の暮らしは給与がなかなか上がらないのに物価が高騰してしまい、儲けているのは大企業だけみたいな事になっています。 自動車業界の相次ぐ不祥事発覚もそんな歪んだ経済変動に庶民の怒りの矛先が向けられたような気がします。……まぁ悪い事ですが、庶民への還元が大きければ隠し通せていたのかも知れませんね(^^;)。 米国は……米国に限らず、どこの世界でも一度上がった物価と給料は下がる事はありません。 かつて、輸入製造 Cost が下がったから内容量を増やしましたなんて事をした「カッパえびせん」が Media に大々的に称賛されるほど、普通は値段を下げることなんてしないものです。 幸いにも日本以外の多くの先進国では、ある意味「順調」に物価と給料が高騰しており、平成暗黒時代に何も変わらなかった日本だけが出遅れているようなものですので、米国が金利を徐々に引き下げる事に対して「何故?」と疑問を持つのは日本人だけでしょう(^^;)。 米国としては対欧及び対中韓経済戦略として「そろそろ金融引き締め解除しないとコケるかも知れない。共産圏が暴れそうだし、いきなり軍備が嵩んで経済 Balance が崩れては大変」というところもあるのでしょうね。 物価及び給与の高騰で農産物の輸出競争力を低下させてしまう方策は選挙対策としても決して行ってはならない鉄則ですので、かつて日本が Minus 金利でも物価も給与も変わらない暗黒時代を経た事から、物価と給与の高騰を防ぎつつ金利引き下げで経済を制御する何らかの手法を成功させるつもりなのでしょう。 日本に大量の資金を投入して物価を高騰させるなんて事も始めている事でしょうね。 それで日本の大企業は一時的に資産が増えますが、給与はなかなか上がらず、円高になって行っても日本の企業は価格を下げるなんて事はしませんから、庶民はまたもや肉や野菜や服や生活用品を中国や豪州米国製に求め、気が付けば農家や輸出産業が苦しみ出すという図式が導かれてしまいます。 米国の場合、FRB がどのような金融戦略を描いているのか、日本の Media 情報からではさっぱり判りませんが、日本は日銀と大蔵省が「金利の上げ下げで経済を制御できる」という一元的な手法で対処しようとする限りは歪な経済状態が続くのではないかと思います。 去年、嘉悦大教授で経済学者の高橋洋一氏が、この旧態依然とした一元的手法ではなく、近年の三元的手法とその矛盾を解説していた記憶があるのですが……調べても私には難しい分野なので……忘れた(^^;)。 んんんっ? 英語 Category への質問ですよね? US Media 情報を分析しろって事ですか(^^;)……いや、日本語でも私には難しい分野です(^^;)(滝汗)。
お礼