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histidineについて
netなどで調べて見つからなかったので質問します。 histidineについてなのですが、よく活性酸素(一重項酸素など)のスカベンジャーで使用されると聞きます。 その反応についてなのですが、抗酸化反応で電子を活性酸素に与えると書いてあります。結局、反応として、histidine、活性酸素はどのようになるのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。
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おはようございます。はっきりとしたお答えが出来なくてごめんなさいね。 ただ、非常に難しい・・・。ここまできてしまうと余計に難しいですね。 PubMedなどの検索で上がってくる論文のabstructやfull textはやはり認められている、言わばはっきりしたとされている実験系のものだと思うんですが、ヒスチジンに関して上がってこないのはその辺がまだはっきりしていないから・・・ということも考えられるかとも思います。(思うだけです) 化学反応式は机上で書くだけではなくて実際に起こるかどうか、ではどういう状況において、どのような条件下でおこるかなどはっきりしていないとかけないものだと思うので・・・これからの実験の課題になっているのかもしれませんし、また、専門家の先生曰くでは、ヒスチジンに関してスカベンジャーというのは生体内では聞かないね・・・・ということでしたので、私にはこれ以上はもう・・・お手上げかなと思います。 どのような分野にも、すべてがはっきりしているということはほんの一握りであって、まだまだ分からないことの方が多いのが事実だと思います。そんな課題をこなされていること、そしてひとつのことを一生懸命に調べられている、そんな姿勢をとてもうらやましくそして尊敬します。 どうも申し訳ありませんでした。 何もお役に立てなく返って混乱させてしまったかもしれないですね。ごめんなさいね。 では失礼します From kosumosudouri
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- kosumosudouri
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こんばんは。 私のほうが、返って混乱をお招きするようなことになってしまったことをお許しくださいね。 大学生なのですが・・・教授談ということで、信じてもいい情報だと思いますので書き込みますね。 今日、直接話してきましたのでそのまま・・・。 「ヒスチジンってスカベンジャー機能ってあるんですか?」 教授:「ヒスチジン??あんまり聞いたことないねぇ。どこの情報??」 「確かにそんなサイトもあるけれど。。。実際は分からなくて、ネット情報です・・・」 教授:「PubMed?(海外の有名論文サイト)」 「いえいえ・・・」 教授:「どう思う???」 「ヒスチジンは体内においては必須アミノ酸であるから、スカベンジャーとして働いてしまうと、本来のタンパク質合成の阻害にもなりかねないと思うのですが・・・。確かに一重項酸素などの活性酸素は、最終的にH20となって排泄されると思うのですが・・・そのあとヒスチジンがどうなるかということで・・・」 教授:「どうなると思っているの??」 「やっぱり・・・アミノ酸の代謝反応を経て代謝されて終了じゃないですか???ただし体内においては・・と限定つきで・・・」 教授:「そりゃ~~そうだよ。。ヒスチジンのスカベンジャーはあんまり聞いたことがないよ。やっぱり、SOD(super oxide dismtase ←スペル間違えてたらすみません)とかと反応するのが順当でしょ・・・体内の必須アミノ酸が蛋白合成よりスカベンジャーになったら、必須アミノ酸として必要量補えないかもしれないしね。。。。考えなくていいと思うよ。まずないとは言い切れないけれども、あってもごくごく微量にあるかどうかっていうところだから本質的な問題ではないと思うよ。。。ヒスタミンなら、また話は別だけれどねぇぇ・・・」 とのことでした。。。 結論は、絶対とは人間の身体のことなのでいえませんが、まず起こらないと考えてもよいと思います。ただ常温というのは体温・・・かな?とおもいます。外界と体内では温度差がありますので。ただ、どちらの環境でもヒスチジンに関しては、その温度差内であれば変化はしないと思います。 訳分からん人ですみませんでした。わたしはなかなか当てになりませんが、周りにつわもの??の先生方はいらっしゃるのでまた何かあれば・・・どうぞ。。 ごめんなさいね。 From kosumosudouri
補足
本当に有難うございます。とても参考になります。 補足ですがSOD,catalase,azide,DMTU,DMSO,NMP,L-histidine,DABCO・・・などがさまざまな活性酸素種(スーパーオキサイド、過酸化水素、ヒドロキソラジカル、一重項酸素)のスカベンジャーとして有名だと思います(もちろんPub Medで(検索ですぐに引っかかると思います))。その中でcatalase,SOD,DMSOなどは活性酸素阻害反応経路がはっきりとしているのですが、やはりL-histidineははっきりとしません。そこが気持ち悪くてと・・・いう状況です。。。 長々とすみません。
- kosumosudouri
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histidineのスカベンジャーとしての働きについてですが、 確かにそのような記述があるサイトもありますが、専門家のお答えです・・・・。 histidineが体内においてそのような働きをしている事は仮にあったとしてもまず考えなくても良いくらいの少ない頻度であるらしいです。 やはり、histidineは、体内において必須アミノ酸であるという事で必要なタンパク合成に関わる事で、最終的にはヒスチジンの特有なアミノ酸代謝経路を経てたいしゃされるとのことでした。 また、O2-などの活性酸素は、前回の記述の通りの過程を踏んでH2Oとなって汗、尿の中に排泄されて終わるという事でした。。。 メイラード反応については、体外であれば、アミノ酸であるゆえ加熱などの条件で必然的に起きる事は間違いないとのことです。。。 ややこしくて申し訳ありませんでしたが、結局は、スカベンジャーとしての働きはほとんどないというのが正しいようです。 某有名教授談ですので、信じて間違いないと思います。。 From kosumosudouri
補足
有難うございました。 一重項酸素阻害剤として論文ではよく見かけるのですが、 結局、常温状態ではスカベンジャーとしては 作用しないと言うのが実際なのでしょうか? 何度も申し訳ありません。
- kosumosudouri
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すみません。。。。全くのはずれで申し訳ないです。 この分野に関しても専門家???どころではなく全くの素人なので、そのところはお許しください。 またまたはずれかもしれませんが・・・・、 まず、事実だけ・・ >histidineについてなのですが、よく活性酸素(一重項酸素など)のスカベンジャーで使用されると聞きます。 ですが、 histidineは、確かに一重項酸素のスカベンジャーですが、 *活性酵素のひとつ=一重項酸素 →一重項酸素のスカベンジャーの例のひとつ=histidine だと思います。(同じことですが・・) そして、活性酸素が最終的にどうなるかと言うことですが、これは、次のような反応式の通りの反応が起こりこの最終産物は、尿や汗から水分として体外に排泄されてオシマイです。 この反応式には間違いはないので書いておきますね。 1.O2+e- → O2- 酸素が還元され(電子を受け取り)、スーパーオキサイドになる。 2.O2- +e-+H+ → H2O2 O2-は電子の存在下でH+と結合して過酸化水素になる。 3.H2O2+e-→ HO・+ HO- H2O2はさらに還元されHO・(ハイドロキシル・ラジカル)ができる。 4.HO・+ H+ +e-→ H2O HO・は還元され、水(H2O)が生成される。 (水素原子 H = H+ +e- ) 活性酸素は、スーパーオキサイドアニオンラジカル(O2-と表しているもの)、過酸化水素(H2O2)、ハイドロキシラジカル(HO・)、一重項酸素(O2と表している)のだいたい4つだとおもうので、どこから反応が始まったとしても、最後は水H20で排泄です。 そして、ここからは私の想像の世界ですが、問題のhistideineですが、これは、人間の身体にはとても重要な必須アミノ酸なので、ヒスチジンの特有の代謝経路で、代謝されると思いますが・・・分かりません!!特有の代謝経路でよければ分かりますが・・・。また、必要であれば、教えてください。 大変難しい問題ですね・・・。もし、休日明けにまだ解決していなかったら教えてください。詳しそうな人がいるので、聞いてきますよ。。。 お役に立てなくてすみません・・・ 。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。 From kosumosudouri
- kosumosudouri
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はっきりとしたことは、分からないのでその点お許しください。何かのきっかけにもしなれば・・・と思います。。 私の想像ですが・・・、メイラード反応(アミノーカルボニル反応)<Maillard reaction>が関与している気がします。 histidineについて、それ自体にもともと活性酸素のscavengerであるかどうかも・・ちょっと分かりませんが、histidine、つまりアミノ酸を加熱した時に結果としてメイラード反応が起きてメイラノジンが生成され、メイラノジン自体がfree radical で、また、radical scavengerのような気がします・・・・。 ただ、メイラード反応によって結局はメイラノジンという生成物ができることくらいしかわかりません!! おそらく・・日本語のサイトでは無理がある気がします。英語でMaillarad reaction→histidineと絞るとどこかにでてくるかも?しれません。 参考ですが、私が見たサイトはPubMedという医学論文の集まっているサイトですが、それはGoogleなどでPubMedと入力すれば必ずトップに出てきます。その後そのサイト内でMaillarad Reaction histidineで検索した結果7件の論文がありましたが、一番有用そうなのはabstructしか見れませんでした-_-ので図書館などで論文を取り寄せるのもひとつかな???と思います。トップに出てきたもののURLだけ記載しておきますのでよければどうぞ。 的外れでしたらごめんなさい!! From kosumosudouri
補足
有難うございます。とても参考になります。 メイラード反応は常温では長時間かかるとあり、 阻害反応の時間からすると少し異なるような 気がします。 一般に活性酸素の場合は電子を与えることで 反応性を抑えることがしられています。しかし その後、それら活性酸素、histidineが どのようになるのかがはっきりしません。 そのへんのことがご存知でしたら ご教授お願いします。
お礼
有難うございました。 こちらこそ 大変、お手数をおかけして申し訳ありませんでした。