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要約のコツ

要約の練習をしているのですが、どうしても文章の切り貼りになってしまいます。どうやって自分の言葉に変換すればいいのかわかりません。 学校の国語の先生には、自分の言葉で書きすぎて逆にダメになっちゃう人もいるから、それだったら文をそのまま引用するのでも全然いい、でも自分の言葉で言えたらそれが一番いい、と言っていました。 要約の完成系ってどんな物なのでしょうか?また、自分の言葉にうまく変換するコツはありますか?

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  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11204/34805)
回答No.2

要約のコツは「5W1H」です。 When(いつ) Where(どこで) Who(誰が) What(何を) Why(なぜ) How(どのようにして) を箇条書きにして出してみるのです。特に該当するものがないなら「該当なし」でいいです。例えば「いつ」が特に特定されていない場合もありますよね。 例えば「ドラえもんを要約せよ」となったらこうできます。 When:1970年代(あるいは現代) Where:日本(練馬区) Who:ネコ型ロボットドラえもん What:まるでダメなのび太を助ける Why:子孫のセワシが貧乏な根源がのび太にあったから How:四次元ポケットからひみつ道具を出して これらを抽出すると「ドラえもんとは子孫の未来を変えるため、未来からやってきたネコ型ロボットドラえもんが、現代日本に暮らすダメな主人公のび太を不思議なポケットからひみつ道具を出して助ける物語」と要約することができます。 5W1Hの抽出に成功さえすれば、文章をコピペする必要がありません。 これができれば、将来の仕事の報告書にも困りません。仕事の報告書というのはつまり「5W1Hを書いたもの」が理想ですから。 せっかくですので、もうひとつのやり方もお教えします。 まず、長い文章があったら、それをA4の2枚に収まるように書きます。 2枚までまとめられたら、それを1枚にまとめます。絶対に書いておかないといけないことを書いて、削れるところはできる限り削ります。 そしてそれを1枚にまとめたら、5か条にします。短い文章5つにどうにかまとめるのです。 大抵のことは、ここまでできればOKです。しかし更に、ここからまた3つに絞ることをします。2つを消すのです。 そしてその残った3つを「つまり一言でまとめる」のです。かくして長い文章を一言にまとめることになります。その一言は、一番重要なことのはずです。 これの上手いところはいきなり「5つにまとめろ」にならないことです。長い文章を急に5つにするなんてのはまず無理。まず1枚にまとめられるところまで不要なところを削り、更にそこから削るという段階を踏んでいくのです。 これら2つができるようになったら、報告書の天才になれます。

Usami555
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。本当にわかりやすいです。やってみます。

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  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10068/12613)
回答No.3

>自分の言葉にうまく変換するコツはありますか? ⇒次のような手順をお勧めします。 ①対象とする文章の結論部を見定めます。その中の中核部分にある主語と述部を取り出して「AはBする」のように書き出します。 ②次に結論の理由付けに当たる部分を探して、「なぜならCだから」のように付け足します。 ③適宜、「Xについて要点を述べれば」のように主題を前置します。 ということで、まとめると、「Xに関する要点を述べれば、AがBすると言えるが、それはCだからである」のような、「自分の言葉による」要約文ができます。 なお、結論は通常最後の方にありますが、時に新聞記事などでは冒頭に述べられることもあります。また、複数の文のつながりを1文に圧縮する際は、文と文の間にある接続詞(または相当語)が、順接か逆接かの区分*を意識すると複数の文をつないで1文にしやすくなります。 (注) 順接:前の文意を肯定する形で後の文につなげる場合に用いられる接続詞。 逆接:前の文意を否定する形で後の文につなげる場合に用いられる接続詞。

Usami555
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。とてもわかりやすいです。ぜひそのようなまとめ方をしてみます。

  • kon555
  • ベストアンサー率51% (1848/3569)
回答No.1

>>要約の完成系ってどんな物なのでしょうか?  各新聞社が出している短いネットニュースですね。  同じ事件でも、詳細な情報を書いた記事もあれば、ササッと書いた記事もあります。こうした短い記事は情報をコンパクトにまとめて伝えているので、まさに要約のお手本と言えます。 >>自分の言葉にうまく変換するコツ  まずは記事の論旨、言いたい事をキッチリ把握する事が非常に大事です。最重要ポイントです。  あとは読む時に「1.情報を伝えている言葉」「2.背景や前提などを説明している言葉」「3.論旨を裏付けるための強調・補足」「4.感情に訴える言葉」を区別する意識を持つと良いですね。要約する際には3と4はバッサリカットして大丈夫です。  2についてもかなり削れます。平易な言い方に変えるなど文字数を大きく減らしても、大抵の場合は先に挙げた論旨は変わりません。  練習としては、長めの新聞記事などを読んで、話の流れを箇条書きに書き出してみるとか、一文ごとに先に挙げたような分類付けをしてみる、などが有効です。  ちなみに題材としては淡々と情報を伝える物よりも、感情に訴えようとしている記事を削減する方が向いています。

Usami555
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。とてもわかりやすいです。ぜひ回答者様の教えてくださったようにやってみます。