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【電気】200V→100Vのダウントランス専用変圧
【電気】200V→100Vのダウントランス専用変圧器と、100V→200Vの昇圧トランス専用変圧器の場合、逆差しして、逆潮流を故意に起こすと、減損率の%が少なく安定して動作するのはどちらの専用変圧器になりますか? ちゃんとした理由も教えてください。 自分は100V→200Vの昇圧トランス専用変圧器の方がわざと逆に挿しても200V→100Vになる方が変圧器の負荷は少なくロス率も安定性も昇圧トランスの方がダウントランスに使っても電気出力のロスが少なくなると思いました。 あと双方でどのくらいのロス率になるのか教えてください。あとロスった分をわざと昇圧させて出力を適正値に出来ても出力電圧が安定しないのはなぜですか?
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手許にある500VAの200V→100Vの場合、 ①正規の方向の使い方では、 1次側に200Vを加えた場合、2次無負荷電圧は103.8V、2次側に20Ωの抵抗を接続した場合にほぼ100.0Vに低下して、電力伝達効率は93.6%の結果でした。 ②逆方向の使い方では、 2次側に100Vを加えた場合、1次無負荷電圧は192.75V、1次側に74.3Ωの抵抗を接続した場合に185.7Vに低下して、電力伝達効率は93.6%の結果でした。 電力伝達効率は、扱う電力が同等であれば、正逆いずれの使い方でも同等(仮に差があったとしても微差)。電圧は、正規の方向の使い方であれば、定格電流を流した際に表示値どおりになる。逆方向の使い方では、表示値よりも7%以上低下するという結果でした。 100V→200Vに昇圧する方向を正規の使い方とする専用設計をすれば、500VAの定格負荷電流を流したときに丁度200V出力するような設計をする(巻数比を微調整する)ことになります。効率については、大きな変化は生じません。 上記に示した結果は、機器組込用などの小型トランスの場合であって、配電用のトランスなどでは電圧表示の考え方が異なりますので、ご注意ください。 (配電用のトランスの6600V:210Vのような電圧定格は、無負荷電圧です。) また、逆の使い方をした場合に電圧が7%低下することを示しましたが、これは一例であって、トランスの設計によって電圧変化の数値は異なります。一般論として、100VA、20VAのように小容量になるほど電圧変化の割合は大きくなります。
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- lumiheart
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>2次側に100Vを加えた場合、1次無負荷電圧は192.75V、1次側に74.3Ωの抵抗を接続した (192.75^2)/74.3=500.03VA おぉスッゲー!逆接続全負荷 出来れば温度変化を計測して頂ければ幸いです 一般的にはメーカ回答としては 逆接続は放熱効率が悪くて過熱する危険性が有る云々 https://e-aiharadenki.co.jp/faq/ https://www.toyozumi.co.jp/user/qanda.html https://www.nunome.co.jp/support/faq/
お礼