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定期テストの世界史対策

定期テストの世界史対策として、以下の問いに答えてほしいです。参考にしたいので、テストの模範解答のように簡潔に答えてください。 1. 第2次産業革命はどのように帝国主義をも たらしたのだろうか。 2. 19世紀後半以降、ヨーロッパ諸国で社会主義 や労働者政党が台頭した理由は何だろうか。 3. ヴィルヘルム2世の即位後、ドイツではどのような政策転換がおこなわれたのだろうか。

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  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10004/12512)
回答No.1

以下のとおりお答えします。 >1. 第2次産業革命はどのように帝国主義をもたらしたのだろうか。 ⇒鉄道・蒸気船の普及によりアメリカ・インド・ロシアから安い穀物がヨーロッパに流入し、ヨーロッパの農業から市場を奪った。こうした農業恐慌の中、独墺伊の三国同盟・露仏同盟・光栄ある孤立の英国が三つ巴の形で対立し、ともにアフリカや極東に手を伸ばして植民地獲得合戦を繰り広げた。重化学工業が急速に発展し、資本の集中が進み、独占資本主義の段階に入って軍事産業が肥大化する。 >2. 19世紀後半以降、ヨーロッパ諸国で社会主義や労働者政党が台頭した理由は何だろうか。 ⇒いわゆる産業革命は、確かに生産力の飛躍的な発展をもたらしたが、ここに形成された労働者階級は貧困と劣悪な労働条件に圧迫されたので、その開放を求める運動が国際的に広がっていった。同時に、資本主義によって発生する社会問題の克服をはかろうとする思想が起こった。このような広範な社会的動向が、空想的社会主義に始まって、理論武装を固めた社会主義や労働者政党が台頭する要因となった。 >3. ヴィルヘルム2世の即位後、ドイツではどのような政策転換がおこなわれたのだろうか。 ⇒ドイツの工業生産は1895年を転換点として急激な成長段階に入った。重工業の発展が目覚ましく、皇帝の下で「世界政策」と呼ばれる帝国主義的膨張政策が推進され、イギリスに対して艦隊建設(海軍増強)が強行された。対してイギリスは英仏露の三国協商や3C政策で対抗姿勢を強めた。ドイツは独墺伊の三国同盟と3B政策をもってこれに敵対した。こうして協商側と同盟側の対峙する帝国主義戦争が誘発され、第一次世界大戦の勃発へとつながった。

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