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エンデの本で・・・
はじめまして。ファンタジー系の本が好きで、はてしない物語やモモをよんでミヒャエルエンデが好きになったのですが、他にエンデの本はないかなぁ~とおもって手に取ったのが「鏡の中の鏡」・・・。 基本的にエンデの本はファンタジーなだけではなく奥が深い感じを持つのですが、「鏡の中の鏡」は奥深すぎて意味が分からないのです・・。前の物語が次の物語へとつながっているとか書いてあっても、唯一私が理解できたのは、最後の文(?)が最初に戻った 位なのです。(T_T) 理解できないことがなんか悲しくて・・・。だれか助け舟を!なにかヒント的なことでも良いのでバカな私を助けてください・・・。
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「鏡の中の鏡」は、エンデ自身が「絵を次々に繋いでいく(ようなもの)」と言っていて、ひどく多義的な本だと思います。父親が描いた挿絵から紡いだ交響曲、という感じかもしれません。 「物語」というにも語弊はありますが、この話の「迷宮」は「ミノタウロスの迷宮」(この神話は有名でしょうか?)がベースになっていますし、ある意味読む人間は迷うように書かれていて、ひとつひとつの話を感覚的に愉しむだけでも、充分じゃないかと思います。 ただ、個人的に読んだ感触で言うなら、 鏡に映ったものは既にもとのかたちではなく、その鏡像を鏡に映したものは更にかたちを変えるよう、話は織られているように思います。迷宮、箱形大時計、婚礼、世界の終わり、などなど。 エンデはこれを書いた際、キリコやマグリットなどのシュールレアリスムの世界に影響を受けていましたし、それらを愛でる感覚とこの物語は似通うように思います。 ――あてもないなにかを、待つような。 ちなみに私がこれを初めて呼んだ時は、一読後にレポート用紙を用意して、一話一話のモチーフを拾いながら再読し、その繋がりを感じてからもう一回読んだという記憶があります(笑)それも楽しいかも?
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- mana0709
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はじめて「はてしない物語」を読んだ時から一生涯の宝物です。当然のことながらエンデのほかの作品も読みあさりましたが、残念ながらこれ以上のものはありませんでした。 エンデの作品すべてを好きになりたかったのに受け入れられない自分が悲しかったです。 でも、その時にちょっぴり悟りました。 「はてしない物語」を崇拝するあまりエンデの事を崇拝しすぎていないか? 彼が私のツボにはまる作品ばかりを書いていると 勘違いするのはやめようと・・・・・ 「魔法のカクテル」はもう読みましたか?もし、私とcocora7さんの感性が似ているとすれば 「モモ」の次くらいには候補にあがると思うのですが・・・・
お礼
ありがとうございます^^ 「魔法のカクテル」、読んだことありませんでした^^; そうですね。私もエンデの作品を好きになろうとしていたのかもしれません。でも、これからもエンデの本をいっぱい読んでいきたいと思ってます^^
- maotarou
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良いんじゃないですか?分からなくても。私も分かりませんでした。 お父様がシュールレアリスムの画家なので、その影響だと読みましたが・・挿絵もお父様のものだそうですが、文より絵のほうが古いので、私は、そこからのインスピレーションなのかなと思ったのですが。(お父様の絵を通して人間の内面世界を描いてみたかったとか・・) ファンタジーだったらジムボタンの機関車大旅行(だったかな?)が面白かったです。シリーズで2,3冊あったと思いますが。
お礼
あ。そうですか。ありがとうございます。 ジムボタンは1巻読んだことありますvv続きも読まなくては^^;エンデのメモ箱ってのも、ぱらぱら読んだりしたことがあるんですがあれも意味が分からないもの混じってますね・・。そこに魅力を感じてたりするんですが。他にもエンデの本探してみますね。最近はラルフ・イーザウさんの方にも興味を持ってます。ドイツ人つながり? どうもありがとうございました!
お礼
いっぱい書いていただいて・・ありがとうございます! 「ミノタウロスの迷宮」って、ミノタウロスを倒して糸をたどって無事に帰ったていうお話ですよね。 迷宮にはいりこんだつもりで深く考えずに読むものってことでしょうか。 私も紙を用意してつながりを感じながらもう一度読み直してみようと思います^^