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感じさせられる本
普段から本といえばファンタジーくらいしか読まない私ですが、ちょっと新年に向けて違うジャンルの本にもちょっと手を出してみようかなっと思ってます。そこで、何か感じさせらる本でお薦めの物はあったら教えてください。 私が今まで読んで心になんか感じた本は・・・ ミヒャエル・エンデやラルフ・イーザウの本とか、童話物語、あと理論社の本でスターガール、ウィッシュリストなどです。
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絵本じゃだめですか? 「100万回死んだねこ」佐野洋子さん 色々な人に飼われプライドの高い猫が100万回目にノラネコとなり、最愛の猫に出会う話です。超有名なので知ってるかもですが。 「戦争で死んだ兵士の話」?さん 一人の兵士が死んでいる。から初まり、一時間前は・・・、一週間前は・・・、半年前は・・・、と1人の兵士の人生を20数年さかのぼって淡々と述べていく話です。 目頭が熱くなります。 本では・・・ 「ポビーとディンガン」外国の作家さん 主人公の妹には彼女の想像上の友達が二人いるのですが、主人公は鼻であしらっている感じ。 ある日父が娘をまともな(?)子にするために想像上の友達を仕事場につれていくのですが、連れて帰るのを忘れてしまいます。 それで妹は元気がなくなって、主人公は妹のために実在しない友達を町中探す、という話です。 ポビーとディンガンが実在するような不思議な気持ちになります。 「エミリーへの手紙」外国人さん NHK出版 アルツハイマーに似た病気で亡くなったおじいさんは、暇な時間を利用して孫(エミリー)にたくさんのメッセージを残していた、という話です。 メッセージは30ものファイルになってパソコンに保存されており、それを開く鍵はおじいさんの書いた30編の詩(実は暗号になってる)にあります。 メッセージには人生の教訓やおばぁさんとの馴れ初めが書いてあって、それはエミリーの両親(離婚直前!)の心にも響きます。 和訳本なのに暗号もうまくできていて、おじいさんのメッセージがとてもステキな本です。 しかも読みやすい。 「ストレイト・ストーリー」村上龍訳、はまのゆか絵 薄くて大きめで一見絵本ぽいです。 アメリカの田舎に住むおじいさんが、何百キロ?も離れたところに住む兄弟に会いに、時速8キロのトラクターで旅にでるんです。 時には自転車とかにも抜かれながらも、自分のペースでがんばるおじいさんがなんだかステキです。 ジャンルを変えて・・・ 「Itと呼ばれた子」 本人の証言に基づくアメリカでの虐待の実話ですが結構ショックうけます。 「白い闇」ジョゼ・サラマーゴ 長いです。 いきなり視界が白くにごって何も見えなくなるという謎の病気が、感染方法も不明なまま町に広まります。 政府は病気を恐れて、発病者と感染容疑者をかつての精神病院に隔離します。 医者(発病者)の妻は目は見えるにもかかわらず夫が心配で、発病したふりをして一緒に収容されるのですが、なぜか彼女は発病しない。 目の見えない人々がしだいに理性を失い収容施設内の秩序が乱れていく様は、人間の本性を見ているようで怖いものがありますよ。
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- Gummybear
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私もエンデ大好きです。もし大人向けのファンタジーがお好きであれば、 アーシュラ・K・ル=グウィンの「ゲド戦記」シリーズ (岩波書店)おすすめです。 子供のときにあっという間に読んでしまった本なのですが、 大人になって読み返してみると、すごく深くて、本当に感動しました。 綺麗事の書いていない、本物のファンタジーです。 ちょっと長いですが、ぜひ!きっと感動されると思います。 大人になって読んでみてまた深さがわかるという点では、 斉藤敦夫の「冒険者たち─ガンバの15ひきの仲間」(岩波少年文庫)もすごく 感じました。作者が言いたいことはこうなのか、と腑に落ちる感じです。 よろしければぜひ・・(^^)
お礼
返信遅れてすいませんm(__)m ゲド戦記、知ってます。小学校のとき先生の薦められて読んだっきりですね。結構忘れてます^^;新刊は内容忘れたから読んでもなぁ。とまだ読んでないので読み直してみます。 冒険者たち─ガンバの15ひきの仲間は 知らなかったです。読んでみます^^ どうもありがとうございます
お礼
「100万回死んだねこ」は私も好きです^^ ほかの本は聞いたことがあるような本ですがまだ読んでません。あらすじを読む限りではどれも興味がそそられます。 一冊ずつ読んでいきたいと思います。こんなにもたくさん素敵な本を教えていただいて、ありがとうございます。嬉しいです