ホームインスペクションを入れて購入は不可能？

質問

アパートなどの収益物件の場合ホームインスペクションを入れている時間がないと聞きますが、
悪徳業者でない限り、傾きや基礎の致命傷があり数百万の修繕費が必要な場合ちゃんと告知してくれるので
この心配はないのでしょうか？

事業者だから自己責任で自己判断するように言われると思っていましたが
さすがに大きな欠陥に関しては保護されているでしょうか？

さらに売り主側の仲介が建築に詳しい人にインスペクションのようなことをしてもらって
問題ないことを確認してから販売していますか？

それとも建築の専門家でない仲介が表面だけ見ておそらく大丈夫だろうと考えて販売しているのでしょうか？

もし後者の場合購入後にインスペクションを入れて問題があれば契約不適合責任でなおしてもらう手がありますが
築20年以内のアパートなら契約不適合責任免除は入居者のいる室内のみなので
基礎と傾きに致命傷が見つかった場合は直してもらえるでしょうか？

築20年以上の場合はほぼ現状有姿なので売り主が基礎と傾きに致命傷がある事を知っていない限り
自分で数百万払って直さないといけないと聞きます。

このリスクは購入者はどのように回避しているのでしょうか？
99.9%大丈夫なのでなにも気にせずに購入しているのでしょうか？
それとも自分でレーザーで確認しているのですか？

回答No.1

石川 裕也（@tcomprehense）

宅建士です。不動産売買、調査などをしています。

売買をする際には様々な状況や条件がありますので常にではありませんが、かなり調査はしています。
というのも、売買の仲介に入るだけという時にも仲介会社または宅建士の責任は非常に重いので、何か自分が気づかない問題があった場合には、修繕費等で非常に大きな損害が発生してしまう可能性はぬぐいきれません。

ですので、多くの仲介会社や宅建士はかなり丁寧な調査をしていますし、買い希望からの質問に回答する中でも様々な調査をします。

どの仕事もそうですが、いわゆる悪徳業者的な会社は一定数いるかと思います。
ですので慎重になるのであればホームインスペクションをベットするのも良いかと思いますが、確認することがその業者によってもまちまちな部分があるので、どうなのかと思うことは実際あります。

ということで、不可能ということはないかと思いますが、買い希望者が複数いる場合にはなかなか難しくなると思います。

ご参考にしていただければと思います。

お礼

お返事ありがとうございます。
何か自分が気づかない問題があった場合には、修繕費等で非常に大きな損害が発生してしまう可能性はぬぐいきれません
＞＞＞

ここが心配です。特に基礎と傾きに致命傷がある場合中規模のアパート（2LDK6戸くらい）700万くらいすると聞きます。
さすがにここまでかかると赤字決定になるのでせめてここだけ建築に詳しい人に確認してほしいのですが
元付業者が一般媒介契約書でない場合は建築に詳しい人が基礎と傾きに致命傷があるかを確認しているのでしょうか？

一般媒介の場合はしないでしょうか？

大手はないでしょうが、地場の個人が行っている仲介業者の場合、悪徳業者的なところもまれにあるでしょうね。
その場合は何も確認せずに売っていたり、欠陥があるのをわかったうえでけったくして売りつけるところもあるでしょう。

よって、地場から一時間ほど離れたところに私が信頼している仲介業者がいるので片手で仲介してもらおうかと思っています。
カーテンスキームなどはこれで問題ないですが
致命傷に関しては私側の片手の仲介さんで調べてもらう事は出来るのでしょうか？

この仲介業者は親会社がホームインスペクションを行っている仲介業者なのですが
それでもおそらく元付の方の仲介にしかできないですかね？

無理な場合は内見に一緒に来てもらってさっとだけチェックしてもらうしかないですが
数千円で最低限だけチェックするサービスなんてないですよね。

石川 裕也（@tcomprehense） プロフィール

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