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台湾、フィリピン、インドネシアに仏教は?

東南アジアに仏教が広まった時に、台湾(原住民)、フィリピン、インドネシアに伝わらなかったのはなぜですか?

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  • vgemash
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回答No.1

仏教は、東南アジアに広まる以前から中国やインドなどで発展してきた宗教であり、その伝来経路は複数存在します。東南アジアにおいては、主に海路を通じて広まりました。 台湾においては、先住民族である原住民たちは、主にアニミズムやシャーマニズムを信仰していたため、仏教の伝来が遅れたと考えられています。また、台湾は中国文化の影響を強く受けてきたため、道教や儒教などの思想が主流となっており、仏教が広まることは難しかったとも言われています。 フィリピンにおいては、16世紀にスペインによる植民地支配が始まり、キリスト教が布教されました。そのため、仏教の伝来は遅れ、ほとんど広がらなかったと考えられています。 インドネシアにおいては、ヒンドゥー教や仏教が古代から伝来しており、古代インドネシア王国では仏教が重要な役割を果たしていました。しかし、イスラム教が広まる中世以降は、仏教の勢力は衰え、現在ではイスラム教が主流となっています。 以上のように、仏教が台湾やフィリピン、インドネシアに伝わらなかった理由は、それぞれの地域の文化や歴史的な背景によるものが大きいと考えられます。

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