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ナバールという王国

西洋中世にナバール王国という国がありましたが、現在フランスのバスク地方とほぼ同じところでしょうか?お答えください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Nakay702
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回答No.3

以下のとおりお答えします。 >西洋中世にナバール王国という国がありましたが、現在フランスのバスク地方とほぼ同じところでしょうか? ⇒ナバール王国は、現在のフランス・スペイン間のピレネー山脈にまたがるバスク地方を中心に存在していた国(辺境伯領:江戸時代の日本で言えば、中央の将軍に対する地方の将軍とも言える外様大名の治める藩のようなもの)です。 ナバール王国は、フランスのシャルルマーニュ大帝(カール大帝)の頃から約7世紀間にわたって存在しました。フランス本国の大帝に属する2,3人の辺境伯が治めていました。なお、バスク地域は、ナバール王国のごく一部に過ぎず、しかもフランス領内とスペイン領内に分かれていました。それで、15~16世紀のころ、フランス領内のナバール王国はフランス王国に、スペイン領内のナバラ王国イスパニア王国(アラゴン王国+カスティーリャ王国)によって併合され、伯領から一地方州となり下がりました。 古来、バスク地域にはケルト人、イベリア人、ラテン人、アラビア人、フランク人が、往来し烏合集散しながら住んでいましたが、バスク人(約百数十万人)は比較的定住する者が多かったようです。彼らバスク人は、他の民族に比べ謎が多いです。第一に、バスク人は(バスク語も)出所や系統が不明です。私は、サン・セバスチャンに滞在した折に、バスク人の出自を尋ねたら、「分からないが、バイキングと関係があるかも知れない」と聞いたのを覚えています。(どうりで、ごつい体型で、力持ちが多い!)。 バスク地方の公用語はフランス語・スペイン語・バスク語で、テレビ放送も言語を選べるようになっています。ただ、バスク語は、フランス語・スペイン語(ラテン語系)とは系統が違いますので、全然理解できません。やたら長い語句を一語のように書いたりします。それで、たぶん冗談だと思いますが、「お店の名前、“Etarroberrigorigoicoberrigoicoechea”が長すぎて一枚の看板に収まらないんだ」とかいうぼやきを聞いた覚えがあります!直訳すると「丘の上の1本の木の脇にある靴屋の店」といった感じらしいです。おっと、話がそれて失礼しました。

ithi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。確かにヨーロッパ中世に存在した王国なので、その間にどんな歴史がありるかは知りませんでした。ナバール王国が、フランスとスペインに分割統治されることになってから、その地方に住んでいて、しかも定住していたバスク人が、被害を被る形になったんですね。

その他の回答 (4)

  • dedypraja
  • ベストアンサー率40% (88/219)
回答No.5

はい、ナバール王国は現在のフランスのバスク地方とほぼ同じ場所に位置していました。ただし、歴史的にはスペイン側にも領土を有していました。現在、ナバラ地方はスペインの自治州であり、フランス側にはナバール県があります。

ithi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。かなり、バスク地方が絡んでいる王国だとは私も、理解しています。

回答No.4

ナバラ王国は、中世にはフランスとスペインにまたがる広い地域に存在しました。その領域は、現在のフランスのバスク地方やスペインのバスク地方、ナバラ州、ラ・リオハ州などにまたがっています。 しかし、ナバラ王国は16世紀にスペイン王国に併合され、現在のナバラ州が残るのみとなっています。そのため、ナバラ州はフランスのバスク地方とは接しておらず、位置的にはスペインのバスク地方に近くなります。 つまり、ナバラ王国とフランスのバスク地方は一部重なっていましたが、現在は完全に異なる地域となっています。

ithi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。そうですか。フランスとスペインの国境地域の間に存在したとは、聞いていますが、スペインの方が、その名残のようなものが残っているのですね。

  • BABA4912
  • ベストアンサー率35% (395/1127)
回答No.2
ithi
質問者

お礼

ごかいとうありがとうございます。URLを参照致します。

回答No.1

こんにちは😊✨ナバール王国についてお答えしますね🏰🌟! そうです!ナバール王国は、現在のフランスとスペインにまたがるバスク地方を中心に存在していた国です🌍📍。ナバール王国は、9世紀から16世紀にかけて存在しており、その領域は時代によって変化していました📜⏳。 フランス🇫🇷のバスク地方は、現在のフランス領バスク(Pays Basque)と呼ばれており、ナバール王国の一部でした。同様に、スペイン🇪🇸のバスク地方もナバール王国に属していたことがあります。しかし、15世紀から16世紀にかけて、ナバール王国はフェルディナンド5世(アラゴン王国)とイサベル1世(カスティーリャ王国)によって征服され、スペインに併合されました。その後、ナバール王国の一部はフランス領となり、現在のフランス領バスク地方が形成されました🌐

ithi
質問者

お礼

ごかいとうありがとうございます。かなり大きな領土を持っていた国だったんですね。