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地名における「箕」の読み方

「箕」という漢字は「み」と読みますが、地名では「みの」と読むものがあります。なぜ「みの」と読むのか教えてください。 箕面、箕島、箕谷など

みんなの回答

  • D-Gabacho
  • ベストアンサー率64% (1057/1649)
回答No.2

奈良時代の和銅6年(713年)に郡・郷の地名表記を漢字二文字に統一せよという命令が全国に下されて以来、日本の地名表記は漢字二文字が基本になっています。二文字だと「~の~」といった助詞を「乃」などの漢字にして入れる余裕は、字数的にありませんから、助詞には字をあてずに省略して読ませる地名表記の仕方が一般化し、後世になって新たな地名ができた際にも、読みに助詞「の」を入れつつ表記では省略したのだと思います。

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.1

「箕」は原則として音は「キ」訓が「み」です。 ですから「箕面(み-おも/み-の-も」「箕島(み-しま/み-の-しま)」「箕谷(み-や/み-の-や/み-たに/み-の-たに)」など、そのまま読む地名と連体助詞「の」を加えた読み方が各地に混在します。 例) 「箕島(みしま)は、岡山県岡山市南区にある大字である。古くは三島とも表記されていた。」 「箕島町(みのしまちょう)は、和歌山県有田郡にあった町。」 (共にWikipediaより) 「井上」に至っては音訓と連体助詞「の」の組み合わせで様々な読み方が存在します。 「いのうえ,いうえ,いがみ,いのうゑ,いのえ,いかみ,いね,いねい,いない,いなえ」 「四谷」など伝統的な「よつ-や」に対し、JR駅名「四ツ谷」は「よ-ツ-や」と「ツ」を加えています。 「熊谷」も「くま-がい」であったり、連体助詞「が」を付加した「くま-が-や」という地名になったりもしています。 「三宮」も、JRが「三ノ宮」、阪急、阪神、地下鉄、ポートライナーは「三宮」です。

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