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「解消する」「解消される」
「解消する」「解消される」 〈例文〉 1.あの人への恨みは解消しませんでした 2.あの人への恨みは解消されませんでした この2つ文の違いを教えて下さい。 一般的に2.を使う事が多いと思います。恨みを持つのは自分ですが、どうして受身になりますか? ご教示宜しくお願いします。
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- takochann2
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言い換えれば、 私は自転車を直した。 私は自転車を直された。 の違いと同じようなものだと思います。主体が自分か、他人かの違い。 つまり「解消する」を自力主体でするのか他力主体でするのか。
- kzsIV
- ベストアンサー率53% (238/446)
1.あの人への恨みは解消しませんでした 2.あの人への恨みは解消されませんでした 「ませんでした」は「デス・マス体」「過去時制」ですので、ここでは文意の違いにかかわりません。 「あの人へ」の「恨み」 という句構造は、体言(名詞)-の-体言(名詞) となりますから、「あの人-へ」の句は体言の扱いになります。「恨み」を用言化(動詞形に)して いまでも、「あの人を恨む私」なのよ。 と表現すると、文意は明瞭です。「恨み」を静的な感懐ではなく、「私からあの人に向けて」の動的な感情」という意味合いから「あの人への恨み」と表現しているのでしょう。 「恨みは解消しないのよ。」と「恨みは解消されないのよ。」の違いを考えればよい、ということになります。「デス・マス体」なので、気取って「されない」となっていますが、ふつうは 「今でも恨みは消えないの」、「今でも恨みは消せないの」の違いです。 なお、「「は」は主題」とは、「英語に訳すとき(英語人が日本語を理解するとき)に主語ではなく主題として訳しなさい」いう意味で、日本語の文法とは関係ありません。 「象は、鼻が長い」は「象以外は、鼻が長いかもしれないし、短いかもしれない」を含意します。 「鼻が長い」は「鼻以外が短い」「長いのが鼻」「短いのが鼻以外」と同義。 したがって 「象は、鼻は長い」「そして牙も長い」 「象は、鼻が長い」「いや、牙も長い」 となります。
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- Nakay702
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以下のとおりお答えします。 >1.「あの人への恨みは解消しませんでした」 の「恨み」は目的語。だから受け身にならない。 >2.「あの人への解消されませんでした」 の「恨み」は主語。だから受け身になる。 なお、「恨みは」の「は」主題を表す。 だから、同時に目的語にもなるし主語にもなる。 別の例: 「象は鼻が長い」の「象」は単なる主題、「鼻」が主語。 「象は飼いならすことがむずかしい」の「象」は主題であって、 同時に目的語、「飼いならすこと」が主語。
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