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プロ野球の人的補償はトレードだけじゃ駄目なんですか
昔の野球はトレードだけで、 Aという4番バッターとBという3番バッターを交換するという凄くわかりやすい制度で 交換された選手はどうなるんだろうとお茶の間のおばあちゃんでも理解できて野球の選手名も結構わかっていたりしました 最近は、人的補償、プロテクト、支配下選手、育成選手 もうおばあちゃんは覚える気もないしスポーツニュースは一瞬でチャンネルを替えます。 10代の男子学生ですらテレビを消すレベルです。 人的補償なんていうのをつくるならそのまま昔のトレード(交換する)だけでよかったとおもうんですが、なぜ人的補償なんていう難しくこんがらがるような制度があるのでしょうか?
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トレードと人的補償は関係ありません。FA(フリーエージェント)という、選手の意志で自由に移籍できる制度に対する補償です。 日本の野球界はかつて、一部のチームにだけ人気と資金が極端に集中していた時期がありました。その状況で自由移籍を認めると戦力が偏りすぎるため、それを防ぐために人的補償と、それに関連するプロテクトが実施されるようになりました。 トレードはトレードで今も制度としてはありますが、FAもあるためそこまで目立つ選手の大型トレードは減りましたね。
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- yaasan
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>なぜ人的補償なんていう難しくこんがらがるような制度があるのでしょうか? あなたが何にも調べずに「難しくてこんがらがる」なんて揶揄をしているからです。ちゃんと調べたら、何にも難しくないし、単にA選手はどこどこの球団に、B選手はどこどこの球団に移籍しました、というだけ。 トレードが簡単だ、なんて言ってますが、1対1のトレードってそんなに割合が多くないですよ。まあ、2対2も3対3も同じ人数だからと同じに見たとしても、過去に1対金銭、2対1、3対1、4対1のトレードもありました。そこまでなると訳が解らないですよ。誰がどの程度必要で、出した選手はなぜいらなくなったのか、理解できないトレードはいくらでもあります。さらに無償トレードで有力選手なのに、何にももらわずに放出した例もある。噂は一杯出てますが、それでもあり得ないトレードだと思います。理解しがたい事は一杯ありますよ。 トレードでも人的補償でも交換でもあげちゃいましたもらいました、でも名前がそういう風についた、というだけで、ファンは結果だけを受け止めておけばいいのだと思います。ちょっと疑問に思ったら調べて、そういう制度なのか、と理解すればいいだけ。 おばあちゃんもトレードの仕組みをちゃんと理解してなくても、ああ日本ハムの近藤選手はソフトバンクに行ったね、それでソフトバンクの田中正義選手は日ハムに移籍したね、って事だけ理解しておけば別に大丈夫ではないでしょうか。何故、ファンが仕組みを熟知して、移籍を考えないといけないのでしょうか。 何か解らないけど、江越選手は日ハムに行って、日ハムの渡辺選手は阪神に行ったそうだね、でファンはいいと思いますよ。 >もうおばあちゃんは覚える気もないしスポーツニュースは一瞬でチャンネルを替えます。 >10代の男子学生ですらテレビを消すレベルです。 それは制度の問題ではなくて、単に興味が薄いからだと思いますけどね。うちの母親は相撲をよく見ますが、本当に見るだけ。誰が横綱かも怪しいし、大関も入れ替えが激しいからちゃんと覚えられない。だからといって見るのは辞めないですよ。大関の降格制度がどうたらこうたら、なんて一切言わないです。目の前の取り組みを見て、勝った負けたと騒いでるだけ。スポーツを見るのに、制度がどうたらこうたら言うライトファンは見た事ないです。
お礼
ご回答ありがとうございます 制度の理解に努めたほうが良いですね
- eroero4649
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発端は、フリーエージェント(FA)という制度でした。FA制度ができるまでは、選手は自分が入りたいチームに入ることができませんでした。 だから万年Bクラスチームに不幸にもドラフト指名されてしまったら、優勝を味わうことなく選手生命を終えなきゃいけないことも起きます。 そもそもドラフト制度によって自分が入りたい球団に入れるわけではないですから、選手には「職業(チーム)選択の自由」がないですから憲法違反でもありますよね。ゆえに、90年代半ばくらいまでは「ドラフト拒否」なんてことがしばしばありました。「空白の1日事件」なんてのはその典型ですよね。 それでFA制度がNPBでは1993年から導入されたのですが、当時は「野球人気≒巨人、阪神」という時代でしたから、FA権を手に入れた選手たちはこぞって巨人や阪神に行きたがったのです。なにしろ当時の巨人の選手は給料に手を付けなくてもスポンサー収入などだけで食っていけたといわれる時代なので、仕方がないです。プロスポーツ選手は来年大きなケガをして選手生命が終わるかもしれませんからね。 そうなると巨人と阪神ばかりに選手が集まるということになってしまうので、全体のバランスをとるために人的補償制度というのが作られるようになったのです。お茶の間のおばあちゃんのために野球をやっているわけではないですから、そこは仕方がないですね。 そもそもプロスポーツ選手はひとつのチームに忠誠を誓うものとはちょっと違うと思います。前述したように、ケガで選手生命を失ってしまうリスクは常にありますし、所属していたチームでたまたま同じポジションでブレイクした選手がいたら自分の才能のベストを出してもレギュラーになれないということだって起きます。 それなら活躍できる場を求めてチームを変えることは当然のことだと思いますので、もう「選手はずっと同じチームにいるべきだ」という考えの時代ではないと思いますよ。 例えば前野球日本代表監督だった稲葉篤紀さんは元々ヤクルトで中軸を打つ選手でした。しかしスランプに陥り成績は年々低下。心機一転を目指してメジャーに挑戦するも、直近の成績が振るわなかったせいもあって声をかけるメジャー球団はありませんでした。そこに声をかけたのが日本ハムで、環境が変わった稲葉さんは日本ハムで再ブレイクし、むしろ日本ハムの選手というイメージがつくほどの人気選手になりました。彼があのままヤクルトにいたら、静かに終わっていたのではないかなと思います。 トレードは、自分で環境を選べないですからね。
お礼
ご回答ありがとうございます 巨人と阪神の試合テレビ中継たくさんありますよね
お礼
ご回答ありがとうございます >一部のチームにだけ人気と資金が極端に集中していた時期がありました。 あのチームですよね(笑) でもそのために制度が複雑になりすぎている気がします トレードがわかりやすかったのに、FAのせいでよくわからなくなりました。それでメジャーを選手が増えたようなきがします
補足
わかりやすい説明ありがとうございます プロテクトの経緯が少しわかりました なんとなく昔の人はジャイアンツの試合を喜んでいたような気がします 巨人の星の影響 王長島の影響 そういうのがあるのかもしれませんね