かならずしも木の本数ではありません。
むしろ、そういう事は少ないですよ。
色々とありますが、例えば八木は、木に八を上に重ねると
米になり、縁起が良いので八木にしたというもの。
また五木だと、斎(いつき)や川をしめす川木(ごうぎ)
の転訛で『ごき』→五き→五木になったり。
明治時代まで、漢字は今みたいに正しい書き方というのが
なく、音さえ合っていれば、別にどんな漢字を充てても良
いことになっていました。
なので、織田でも尾田でもどちらの表記でも〇だったのです。
またゲン担ぎや、話し言葉が訛って....という場合が多いのが
日本の地名です。
四が死に繋がる....というのも、最近の話で、別に四が付く地名
は沢山ありますよ。
四ツ橋とか四番丁がそうです。
全国にありますよね。
数字が付くのは、奈良時代の条里制に由来するものもあり、
都が無かった地方でも三条や六条という地名が残っています。
他には宿場と道標を示すための松を植えたことから、八本松
や三本松という地名もあります。
六本木もその類のものです。