>どちらも冷たい川という意味ですが、体を清めるのに冷たい水が良かったのですか?
氷川神社については、「清らかな水=純粋な世・自然・動植物」を意味します。
もともと、氷川神社は「アマテラス神と敵対する神=スサノウ神及び一族」を祀る神社です。
古事記にも記載がある通り「天上界はアマテラス。地上界はスサノウ」とありますよね。
ところが、アマテラス一族が「地上世も支配したい」と考えスサノウの子孫であるオオクニヌシと戦火を交えたのです。
※古事記では、「出雲の国譲り」。
破れたオオクニヌシは、牢(出雲大社本宮)に監禁されます。
※拝殿正面には、オオクニヌシ神は鎮座していません。
※拝殿正面に鎮座しているのは、アマテラス一族から派遣された看守・武官。
※武官は、オオクニヌシに向かって弓・矢を向けているとの逸話のあります。
話が逸れましたが、破れたスサノウ一族は地方に逃げ延びるのです。
多くの地方では、元の氷川神社は神社名を変えて祭神であったスサノウ神及び一族神は客社として神社の隅っこに追い出されました。
東日本に氷川神社が多い理由です。^^;
例外として、熊野の各大社は今でのスサノウ神を祀っています。
アマテラスの子孫を自認する天皇家でも、熊野は対応出来なかった様です。
熊野権現を祀っている全国各地の神社は、スサノウ系の神社です。
寒川神社については、祀っている神様が「寒川さん」です。