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製造業の営業と工場の言い分
- 金属加工の工場の営業が他の営業からの仕事で忙しくなっているが、工場の残業を求めることに対して抵抗感がある。
- 工場は忙しさを理由に、疲れや怪我のリスク、納期の延びや仕事の断りを主張している。
- 営業と工場の意見には対立があり、両者の協力が求められている状況である。
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同じく金属加工の製造業です。品質系の部署なので、7割製造側、3割営業側みたいな立ち位置です。 そんな立場から回答します。ちょっと長文になります。 まず貴方というか、営業サイドの見解はもっともです。製造業というのは材料を削ればどこからかお金が降ってくるわけではなく、お客さんの満足度と信頼が収益の源です。 そうしたものは製品の精度や品質だけでなく、納期対応なども含めたトータルで決まりますから、営業が『ちょっと無理してでも対応してくれよ』『と思うのは当然です。 ただ一方で、製品の加工や製造というのはオフィスワークと違い、残業などで時間を掛ければその分生産力が上がるとは限りません。 ボトルネックとなる工程があったり、先々のセッティング変更(いわゆる段取替え)も含めて考えると無駄が増えるだけ、みたいな事は多々あります。 また金属加工の物理エネルギーからすると『うっかりミスで人が死んだ』みたいなケースは加工側では普通にありえます。 そのあたりを考えると「毎日1~2時間でも残業してどんどん仕事を捌いてもらいたい」というのが、御社では現実的ではない可能性はあります。 要は製造側には製造側の合理性や都合があり、それは他部署からはちょっと見えにくいのです。 個人的に貴方の会社で1番まずいのは、そうした部署間の連携やコミュニケーションがあまり取れてなさそうなところです。 この辺りは慣習とか社風が強く影響するので難しいですが、貴方個人でもそのあたりを意識してみると、何か違うものが見えるのではないかと思います。
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- hiro_1116
- ベストアンサー率30% (2555/8267)
No.1です。 それぞれの課長が自分の課の都合を言い合うのではなく、会社としてどうするのが良いのか(利益が最大化できるか)を調整する場(会議)があるのが普通ですがねぇ、、、 下手をすると利益率の低いものを作るのに工場が手一杯になって、利益率の高い製品の注文が取れないとかなってしまいますよね。
- mekiyan
- ベストアンサー率21% (865/3998)
工場の生産能力を超えた注文をとってこられても、残業に残業で生産をふやしても、今度は、生産コストの上昇で、利益率は下がりに下がっていきます。ただ、販売総金額数字が増えるだけの自己満足に。 優秀な営業の長は、自工場での生産利益率を常に忘れずで、他社の工場で生産できる自社ブランド品の注文を取ってくるように仕向けていけます。
- hiro_1116
- ベストアンサー率30% (2555/8267)
担当者レベルでの交渉ではなくて、それぞれの部門の責任者、更には会社(事業部?)のトップレベルの判断が必要ですね。 社内での仕組みはどうなっているのでしょうか?
補足
製造のほうは、課長が現場の全体管理をしています。課長一人の判断では残業するしないの決定権は無いみたいです。 トップには部長がいて、基本は個室に籠もりっきりで、現場にはほとんど関わりません。 工場が全く残業しないのは、おそらく部長の評価に響くからだと、他部署の古参の方から聞いたこともあります。 本当かどうかはわかりませんが…。 定時になると、課長と部長で一日の出来事等の打ち合わせをしています。 どんな話をしているかは知りませんが、何も変化が無いことから、大した話はしてないと個人的には思っています。 営業部は、課長が仕切っています。 課長はバリバリの営業マンで、社内トップの営業です。 現在多忙な工場の、5割位は課長の仕事です。 工場は課長の仕事を優先でやっていて、納期も何とか間に合わせているようです。 なので納期に間に合っている課長は特に残業云々は言ってませんが、残業してでもどんどん仕事を捌いて、次の仕事に備えてほしい。という私と同じ考え方をしています。