「質問者からの補足」を拝見しました。
>まさにこのような解答をまっていました。ありがとうございます。 では、55年体制の利点と問題点について自分の見解はどうでしょうか?
⇒以下のとおりお答えします。
1.私は、55年体制は好きでした。特に、中選挙区制はよかった。「政権交代が起きやすい」小選挙区比例代表並立制というのは、推進派がそう謳っただけで、実際は逆で、1人区では政権党が圧倒的に強くなって政権交代のせの字もなくなった。また、政権党内では同調圧力が高まり、派閥間の牽制力や競争が消えて、「〇〇1強」とか「〇〇独裁」の色が強まった。これは、日本の民主制にために非常によくない傾向だと思う。
2.自民党の甘言に乗せられて、社会党の村山富市氏が首相になったことは、55年体制期の最大の愚行であり、暴挙であり、汚点であり、恥であった。この一件以来、社会党は多くの有権者の反感を買い、嘲笑され、急速に党勢を失っていった。「社会民主党」と看板を塗り替えても、何ら効き目もなく、民衆にそっぽを向かれたままである。「さもありなん」の感しきりである。現在の議席数、両院足してわずかに2名、選挙民は暗黙のうちに「社会党・社民党よ、あの大罪を心底悔いるべし」と語っているのだ。
補足
まさにこのような解答をまっていました。ありがとうございます。 では、55年体制の利点と問題点について自分の見解はどうでしょうか?