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日本人の政治に対する関心のなさについて。
昨日投稿させていただきました、テレビや映画の暴力シーンが若者に与える影響については、もう少ししたら締め切ろうと思っておりますので、ご了承ください。 さて、今度は「政治に対する一般の興味のなさ」についてです。 実は私も政治に興味があるかと言われたら、あまりありません。 どうしてかな?と考えると、日本は一応平和に来てしまっていて平和ボケしているというか、政治に関して危機感がないからだと思います。それに、今度総裁選がありますが、国民が直接意見できるわけでもないし、お金持ちの政治家さんだけの世界で、政治家の人たちに都合のよい社会になっていくという現状に異議を唱えるほど生活に困ってもいないのが原因だと思います。 そんな感じの人が多いからではないかと思います。 でも他の国では戦争と隣り合わせのような情勢だったり、日本人よりはるかに若者でさえも政治にきちんとした考えを持っていると思います。 日本は政治に関して意識・興味が足りないと思いますか? また、それはどうしてだと思いますか? 具体的に教えてください。
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No.7 です。 > 私の言い方が、いかにも自分が日本人国民なのに、人事のような言い方をしていたからでしょうか。 そうですね。まるで主権者であるという自覚の感じられない物言いです。 「主権者」が何であるのかということ自体、理解していない日本人は多いのかもしれません。主権者とは、「この国のありかたを最終的に決める権利を有するもの」ですが、これは裏を返せば、この国のすべての最終的な責任を負うもの、ということです。 そういった自覚もなく、主権者というものを「国家による利益を享受すべき主体」と、都合よく解釈して「主権者たる国民」を声高に叫ぶ輩は確かに少なくありません。 他の回答者様も言われていますが、あなたが言うように「国民が政治に関心が無いのに、日本が平和ボケしてしまうほど平和で、生活にも困らない」のであれば、それは喜ぶべきことであって、文句を言うべきことではありません。それは、主権者が本来果たすべき責務を、この国の政治家や官僚機構が代行し、この国を維持してきたから、ということになります。 (ちなみに老子の思想では、このように国民が政治に関心を持たなくてもいいほど平和な状態を、最高の国家の形だと言っています。) 一つの政党が勢力を持っているのが「変な話」などというのも、それ自体が無関心派の「言い訳」に過ぎません。なぜかといえば、「一つの政党だけが圧倒的な勢力を持っている」こと自体は、世界中で珍しくも無い話だし、むしろ、政治が安定しているということですから。それを喜ぶほうが世界の「常識」でしょう。(もちろん、それで国民が飢えていたり、軍事政権が言論を弾圧していたりするなら別ですが。) 「もしも一つの政党だけが圧倒的な勢力を持っているとすれば...」というのも、私には主権者としての自覚を感じられない物言いです。 「政治に関心を持つ」と、いったところで、野党の一部にありがちですが、与党の政策にけちをつけて、「ではどうしたらいいか」を深く考えもせず、ただただ反対を唱えればいいわけでもありません。そういう結果が、横山ノック氏や、青島幸男氏、田中康夫前知事でしょう。 蛇足ながら、現在の与党も、国民の「民意」というものは、非常に重視しています。道路公団の分割民営化も、郵政民営化も、よく言えば「国民の意見を酌んだこと」です。「小泉改革」は、国民の「声」に後押しされて実行されています。それがどういう結果を招くかは、これからわかることですが。日本国民は、自分たちのした「決断」の重さを、理解しているでしょうか。 あえて言うのであれば、日本以外の多くの国では、「国民主権」というのは、革命や、独立戦争の果てに勝ち得たものですが、日本の場合、敗戦と同時に「転がり込んできたもの」である(と、少なくとも教えられている)ことは、あるかもしれません。 あなたが政治に関心を持とうということは、もちろん、大変に結構なことだと思います。ですが、「関心」を持つこと自体が大事なことでしょうか。 国民が「自分にとって」損か得かだけを考えたり、ただ単に、現政権のことを批判のために批判するのであれば、それは「関心」は持っているかもしれませんが、「主権者としての自覚」があることだとは思いません。 あなたや、他の国民が「主権者としての責任」を、十分に自覚し、その責任を引き受ける覚悟ができれば、おのずと「政治の無関心」はなくなってゆくでしょう。その順序は大事だと思います。
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- jigyakujii
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個人的な考えとしては、情報過多で訳知り顔になって、真剣に考えなくなっていると思います。 一つの理由としては1970年前後の学園紛争に関して、無力感と嫌悪感がある事、「結局何も出来ない」といった潜在意識が植え付けられている気がします。 確かに当時の学園紛争は世界中に蔓延し、その後も各国で今も散発してます。 既存社会に対する不満や問題意識から、学生を中心とする若者が行動を起すのは、ある意味では正常な社会の姿と言う気がします。 多分日本の若者達は「長いものには巻かれろ」と言う老成観を持つ賢さがあり、「騒いでみても結果は見えている」と言う「ほぼ正しい」常識を持っています。 本当の意味で自分の中でもがき苦しみ、哲学的自意識を構成して行く成長が行われない事には、社会・国民性・教育が根源的問題としてある筈ですが、所詮全ては夫々の自分自身の問題なのでしょうね。
お礼
回答をありがとうございます。 学園紛争というものもありましたね。 私よりは10年ほど上の年代の時代だと思います。 あのようなことが外国では起こっていたりしますね。 日本の今の若者はあまりそのようなことをしません。 それも日本の情勢が大きく左右していると思いますね。
政情不安定な国ほど政治に関心が高いですからね。 日本の政治が安定している証拠でしょう。特に問題だとは思いません。 日本の場合、政治というより社会に関心のない人が多いのが実は問題です。 勤労を尊び、公を大切にする精神の荒廃が最近特に顕著です。 日本は資源のない国であり、多くの国民が額に汗して働いてこそ、豊かな生活が保障されるのだということよくよく考えなければならないと思います。
お礼
回答をありがとうございます。 特に問題だとは思いませんか? 私は自分が政治に対して意識がなさすぎることには、 いけないと思っています。 もっとわかりたい気持ちがあります。
- anachronism
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> では、私は「反省」したいので、もう少し具体的にお話いただけないでしょうか? では、逆に伺います。 あなたが本当に「反省」したいとすると、あなたはなぜNo.1の私のアドバイスを読んで、 > そういうところからして、国民が意識を持って臨めない原因となっているのかも知れませんね。 などと「お礼」したのでしょうか。 No.1 をもう一度よく読んでみてください。あなたの「お礼」に対して、「あきれ果ててモノも言えない」と、私が申し上げた理由が、まず理解できるでしょうか。 あなたが本当に「反省」したいのであれば、まず、No.1のあなたの「お礼」について、「反省」してみてください。そうすれば、少なくとも「欧米人の人が、どういう風にあきれ果てるのか」は、理解できるはずです。 ヒントを差し上げるのであれば、少なくとも私の知る欧米の人は、「選んだ自分たちの責任」を理解しています。
お礼
再度ありがとうございます。 考えました。 私の言い方が、いかにも自分が日本人国民なのに、人事のような言い方をしていたからでしょうか。 「選んだ自分たちの責任」を考えれば、選挙で政党を選ぶのは国民で、もしも一つの政党だけが圧倒的な勢力を持っているとすれば、それは国民が選んだ結果ということですね? 違っていたら教えてください。
- anachronism
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No.1 です。 > 日本は確かに民主主義とはいえ、一つの政党が勢力を持っているので、変な話ですよね。 あきれ果ててモノも言えない、というのが本音ですけれど、まったく御理解いただいていないようなので、はっきりと申しましょう。 要するに、日本国民が、質問者様みたいな人ばっかりだから、ということです。 あなたのように、日本国民が政治に無関心であることさえ、自分たち国民の責任ではなく「人のせい」にできてしまうのが日本人です。あなたの質問や、No.1の「お礼」など、欧米の人が読んだら、それこそあきれ果てて言葉も無いでしょう。 「一億総無責任」なんて言葉もありましたけれど、あなたのような人がいつまでも「反省」しない以上、政治への無関心も止まりますまい。
お礼
回答をありがとうございます。 ごめんなさい、本当によくわからないのですよ。 私みたいな人ばかり・・・、確かに私は今まで政治に興味がありませんでした。 でも興味を持たないといけない状況になってしまったので、こちらで質問させていただきました。 その真意をどうかわかってください。 では、私は「反省」したいので、もう少し具体的にお話いただけないでしょうか? 欧米人の人が、どういう風にあきれ果てるのかを教えていただけませんか? 私はそこから反省をして、これからきちんと学びたいと思っています。 もうぜひ一度回答をお願い致します。
- pluto002
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この間の討論バラエティー番組での評論家の話しだと、ドイツ20代の半数以上がホロコーストの事を知らないって話です。それとアメリカの半数以上の人がダーウィンの進化論は間違いで、聖書に書いてある事こそが正しいと思ってるというアンケート結果が、アメリカ大手マスコミ紙で掲載されたそうです。 私には平和ボケというのは違う気がします。もっと複合的で社会のシステムやインターフェイスの中に原因があるような”気が”してならないです。例えば、同一民族、同一言語である事とか、地理的な事もあったり、日本は珍しい面を多く持っている為問題の質が違いが大きいとか、先進国でキリスト教中心の社会でないためと事の本質が変わってくるとか、。あと、アメリカやイギリスでは多くの政治家は富裕層であり上流階級の人が”なるもの”というのが伝統があります。対し日本の場合、ごく一般の生活をし仕事をしそういう経験を経て政治家になっている人はかなり多いですし、その分、政治がその辺りを織り込んでいるという面などもあるのではないでしょうか。
補足
回答をありがとうございます。 ごく一般の生活をし仕事をした人が政治家になって、 政治がその辺りを織り込むことで、日本を政治から無関心にさせているということですか? 宜しかったらもう少し具体的に説明をお願いできますでしょうか?
- eroero1919
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私は最近、日本人が政治に興味がないことは逆にいいことなんじゃないかって気がするんです。 誰が首相になっても変わらないってことは、誰が首相でも平和だってことで、これって逆に素晴らしいことなんじゃないかって思うんです。誰がやっても平和なら、本当に平和ってことじゃないですか。 例えば今話題のオシム監督の出身地ボスニアは民族が複雑に入り組んでいて頑張らないと平和になりません。政治がちゃんとしていないと戦争になってしまうのです。 でも日本は政治があんまりちゃんとしていなくても平和です。政治に関心が高い国は、戦争をよくする国のような気がします。韓国は政治に関心が高いですが、あの国は今でも北朝鮮とは「停戦状態」で、終戦はしていないですからね。
お礼
回答をありがとうございます。 なるほど、無関心でも平和ということですね? でも、国内ではあまり問題がないようには思えません。 ただ、それを問題にしないのは、怠慢のような気がします。 政治家だけが政治を牛耳って、国民の声が届いているのかわかりません。 というか、それ以前に声をあげているのかも定かではない感じがします。 そういう無関心さはちょっと感心しないなと思います。
- erkserve
- ベストアンサー率10% (16/159)
一部の人が勝手に決めるからでしょう。 有力政治家はほとんどが世襲制。 役人の言うことにはほとんど従いっぱなし。 自分が何を言おうと、変わらないから、関心を持っても無駄。 でも、たとえば、日本に徴兵制があったら、国際関係にはもっと気を使うでしょう。戦争になれば自分たちが命を失うわけで、世襲の政治家だけに任せておけません。無能な外交官を放ってはおけません。 今は、とにかく戦争がないし、何かあったときにはアメリカ人が血を流してくれるという約束ですから、われわれには人ごとに思えてしまうのではないですか。
お礼
回答をありがとうございます。 そうですね、徴兵制があったら、全然意識が違うでしょうね。 しかし、自分の国のことはもっと知っておくべきだと思います。 ・・・かくいう私も今まではほとんど考えたことはなかったのですが、 意識を持つだけでもいろいろなことが見えてくると実感しております。
- mn214
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一般的によく言われるように“平和ボケ”なのだと思います。 国会議員に誰がなろうと、総理大臣に誰がなろうと、どうせ日本が大きく変わらないだろうという他人任せな感覚の人が多いのではないでしょうか。 日本は、テレビ、車、エアコン、ケイタイ、パソコン等々普通の日本人が誰でも所持しているような非常に恵まれた国です。 外国のように常に平和が脅かされたり、民族や宗教で対立したり、毎日の食べ物にも困るような生活環境ではありませんので、国の方向性とかいった大きな問題よりも、とりあえず自分の生活のことしか考え無い人が多いのではないでしょうか。 それでも最近、小泉首相になってから様々な方面で問題を喚起しているから、国民の中に政治を注目する人が多くなったと思います。
お礼
回答をありがとうございます。 確かに日本の豊かさと平和は、日本人を政治に対し緊迫感を持って考えるという 機会を奪っているかも知れません。 平和なのはよいのですが、自分の国、周りの国に関心がないのは あまりよいことには思えませんね。 小泉さんはそういう意味で、問題提起もしてくれるし、 斬新的なこともしてくれていたなと思います。 次期政権はどのようになるか楽しみです。
- anachronism
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主権者である国民に、主権者としての意識が無いからでしょう。 質問者様が考えておられるように、日本人にとって政治は政治家に任せるものであって、自分たちで行うものではないわけです。 本来、民主政治というのは、国民一人一人がこの国のありようを考え、議論し、進む道を選択していくことが本筋です。その利益を享受する国民自身が、その責任を負うのが本来です。 ところが、政治で何か失策があれば、それはすべて政治家が悪いのであって、その人たちを選んだ自分たちの責任さえ、微塵も感じないのが「日本国民」です。 要するに、何でも人のせいにしてばかりの日本人が、今の日本の根幹を作っているのです。政治に無関心になるもの、当然のことです。
お礼
回答をありがとうございます。 日本は確かに民主主義とはいえ、一つの政党が勢力を持っているので、 変な話ですよね。 そういうところからして、国民が意識を持って臨めない原因となっているのかも知れませんね。
お礼
回答をありがとうございます。 いろいろなことに気づかされました。 これから自分はどのような方向で行こうかと考えています。 ありがとうございます。