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アレニウスプロット?
横軸に絶対温度の逆数、縦軸に反応速度の対数をとったグラフからは何がわかるのか教えてください アレニウスプロットに似たようなものであるのは誘導からなんとなく分かるので、それと絡めながら説明いただけると嬉しいです
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- jamf0421
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回答No.1
Arrheniusは反応挙動について k=Aexp(-E/RT)...(i) という式を提案しました。Eが活性化エネルギー、kが頻度因子と呼ばれるものです。 これは反応がEというエネルギーの山を越えて進むという考えに対応しています。山を越えるエネルギーは反応分子のもつエネルギーですが、これがBoltzmann分布をするので(i)のようにeの指数で-E/RTをつけた形となります。 (i)から lnk=lnA-E/RT...(ii) が得られ、これより1/Tに対してlnkをプロットすると直線が得られ、その勾配が-E/Rとなります。すなわち直線の勾配をグラフより求め、それに-RをかければE(活性化エネルギー)が得られます。 また直線のy切片がlnAに対応し、これから頻度因子Aが得られます。一応反応分子同士の衝突頻度のように考えられます。