• ベストアンサー

感性と感覚、知性と知覚の違い

 教えて頂きたいことがあります。  いろいろ調べてはみたのですが、混乱している状況です。  1.感性と感覚  2.知性と知覚 のそれぞれについて、辞書的な言葉ではなかなか理解に苦しい状態に ありますので、できれば具体的に分かりやすく解説頂けると助かります。  お忙しいとは存じますがよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.1

1. 「感覚」は、 a.外界の刺激を感じる働き。 b.または、それによって起こる意識。 くすぐったいと感じる働きも感覚(a)ですし、その働きによって生じるくすぐったいという意識自体も感覚(b)です。 「くすぐったい(a)という感覚を持っているからこそ、くすぐったい(b)と感じる」 ということになると思います。 「感性」は、外界からの刺激を受け止める能力。 殆んど、上のa と同じ意味です。 だから、ややこしいのかもしれません。 「感覚」=「働き」or「その働きによって得られた意識」 で、 「感性」=「能力」 ということができそうです。 2. 「知覚」は、下の辞書にあるように「思慮分別をもって知ること」。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/141164/m0u/%E7%9F%A5%E8%A6%9A/ 「知性」は、単に知ることだけにとどまらず、「考え判断する能力」も含まれます。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/141787/m1u/%E7%9F%A5%E6%80%A7/ 「知的作用」を営む能力、と解説されていますが、「知覚」にはその意味はあまり含まれていないでしょう。 それよりも「感覚」に重点が置かれているように思います。     

kunkunken
質問者

お礼

hakobuluさん  ご回答いただきありがとうございました。  参考になりました。

その他の回答 (1)

  • komo7220
  • ベストアンサー率55% (721/1294)
回答No.2

全くの素人なので、書き込むのに躊躇いがあるのですが・・・・・・。 知覚には「知性」や思慮分別を全く必要としない「生き物なら持っている」単に「刺激の察知の有無」としての使われ方もあるように思います。 というのは、歯科で「冷たい水が歯に沁みる」と、申し出たような場合に「虫歯ではなく、知覚過敏ですね」というような診断がでたりするわけです。 このときの「知覚」は、「刺激を認識した」という意味でしょう。 また、「感性」という用語では、使われ方で「思想」を背景とした「共感」「優しさ」の意味合いも含まれるように思います。 その方の人としての性格に通じるような「心の動きに通じるような何かを含む」ときがあると言いましょうか・・・・・・。   「感性」に対立させた「知性」には、時に、人としての温かみを切り捨てた「冷たさ」を際立たせるような使い方も有り得ます。 辞書的には「知性」に、そのような冷たさは無いのですが、「感情」よりも「論理」を優先させているイメージを伴って使うことがあるように思います。 例えば、生活保護以下の時給で働く方の人数統計資料を数字とし提示されたときに、その背景に「一人一人の生活の苦しさや、生活保護を申請しない生き方の矜持」に思いを馳せる心の動きは「知性」の問題ではなく「感性」の問題になります。 一方で、「最低賃金をいくらにするべきか?」を冷静に論じるには「知覚」は無関係で、「知性」が必要です。 そして、「知性」のみに走ることなく、「感性」も忘れてはいけないのです。 よけい、分かりにくくなってしまったでしょうか?

kunkunken
質問者

お礼

komo7220さん  ご回答いただきありがとうございました。  とても丁寧に説明いただき助かります。