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「桂心人」=「仲人・媒酌人」ですか?
古書に、「(伊弉諾伊弉冉尊が現れたとき)尉と姥、鶺鴒といふ鳥と化し、桂心人やら島台やら尾を動かして陰陽の道を御伝授申(以下結婚式をしたと続く)」とあるのですが、この中の「桂心人」には「なかうどにん」とふりがなをしてあります。辞書の「なこうど」の項には「仲人。媒酌人。月下氷人。月下翁。花鳥使。橋掛。結神。参看」等々が出ているのですが「桂心人」は見当たりません。「桂心人」も仲人と同じでしょうか。尚恐れ入りますが、まず間違いなく「桂」と読めるのですが、誤読の可能性もあります。
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深くご研究されている方のようで、何か申し上げても恥をかくだけのように思いますが、若干調べてみたことだけ提供させていただきます。 手元の大辞林にも、「桂心人」という言葉は見当たりませんでした。 web検索では、「桂心」が古来の「唐菓子」の一つで、祇園社などで「神饌」として供えられていたらしいことが散見されました。(先刻ご承知かもしれませんね) 神前の式典で「桂心」を「神饌」として供える人が、月下氷人をかねていたのだろうかと、想像してみました。「誤読」であれば、身もふたもない憶測にすぎませんが、あるいは何かの参考になるかもしれないと、参考ページのキャッシュを投じます。失礼いたしました。 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3AM8SgoTJmpksJ%3Ahttp%3A//koizumi-.hp.infoseek.co.jp/book1.htm+++%BF%C0%F1%C2+%B7%CB%BF%B4 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3Af0986h6n4dwJ%3Ahttp%3A//www3.kcn.ne.jp/~tokuman/tsuruya-data/nara.html+++%BF%C0%F1%C2+%B7%CB%BF%B4
お礼
詳しいご回答、誠にありがとうございました。「桂心人」=「仲人・媒酌人」に益々確信が持てました。