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日本人は酒を飲むと顔が赤くなる民族ですよね?
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NHK、ためしてガッテンからの受け売りですが、顔が赤くなるのは有害なアセトアルデヒドのせいです。 人が飲酒すると、肝臓で ①アルコールを分解して、アセトアルデヒドを作る(顔が赤くなるのはアセトアルデヒドの効果) ②作ったアセトアルデヒドを分解して無害化する。 という2つの作業をして血液に流します。 ①が苦手な人は、アルコールを分解できないのでアルコールが口中(血中)にとどまる。肝臓でアセトアルデヒドが作られないので、顔は赤くならない。しかしダラダラと少量ずつアセトアルデヒドに変え続けるので、翌日も酒臭い。 ②が苦手な人は、おおむね、顔がすぐ赤くなる。が、飲み続けると、苦手な人でも反応が鈍くなって赤くならなくなる。アセトアルデヒドに強くなったのではない。 まとめると、人には、 A ①アルコール→アセトアルデヒド が得意 ②アセトアルデヒド→無害化 も得意 全く酒を飲まない人に比べて、食道ガンの発症率14倍 日本人の50% B ①アルコール→アセトアルデヒド が得意で、 ②アセトアルデヒド→無害化 が苦手 全く酒を飲まない人に比べて、食道ガンの発症率77倍 日本人の40% C ①アルコール→アセトアルデヒドが 苦手で、 ②アセトアルデヒド→無害化 は得意 全く酒を飲まない人に比べて、食道ガンの発症率56倍 日本人の4% (白人・黒人の90%) D ①アルコール→アセトアルデヒド が苦手で、 ②アセトアルデヒド→無害化 も苦手 全く酒を飲まない人に比べて、食道ガンの発症率414倍 日本人の3% の4タイプに分かれます。 意外や意外。日本人は、白人黒人よりは、アルコールを分解する(アセトアルデヒドを作る)力が強い!のですが、アセトアルデヒドを無害化する力は黒人や白人よりも小さい。 日本人は無害なアルコールをアセトアルデヒドにバンバン分解するくせに、有害なアセトアルデヒドを無害化する能力が小さいのです。 なので、「日本人は酒を飲むと顔が赤くなる民族です」「日本人は酒に弱いです」と言われることになりました。 白人黒人はゆっくりとアルコールをアセトアルデヒドにする作業をし、アセトアルデヒドができるや否やすぐ分解して無害化するので、顔を赤くしたり二日酔いになったりしない(でも酒臭い?)。 なので俗に「黒人、白人はアルコールに強い」とか言われるようになりました。実はアルコールに強いのではなく、アセトアルデヒドに強い(すぐ分解できる)と言うべきです。 日本人はアセトアルデヒドを無害化する力は弱いので、顔が赤くなり、二日酔いもする。 逆に言えば、いくら呑んでも顔が赤くならない大塚さんは、アセトアルデヒドを無害化する力が強いのだろうと推測されます。 ちなみに、食道ガン、食道ガンと書いてますが、無害化されずに血液に流出したアセトアルデヒドは体の中のそれぞれの器官にある酵素が無害化するのだが、食道ではその機能が働かない。で、食道を痛めつけて、食道ガンになる危険性が高まる由。 酒を呑んで顔が赤くなる人は、酒を避けたほうがいいのです。
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- lolipop-sapporo
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>日本人は酒を飲むと顔が赤くなる民族 そうした決めつけ方は「危険」です。 お酒が強い方もいれば弱い方も飲めない方も存在します。個人の体質の違いを受け入れるべきです。 「○○人は△△な民族だ」という決めつけは、差別や偏見を生み出す極めて危険な思想であると言わざるを得ません。質問者様が赤くなろうがどうであろうが、私はそれを受け入れますし、質問者様も誰が赤くなろうがそうならなかろうがそれを受け入れるべきです。
- Ultra-Hetare
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顔が赤くなるのは、お酒を飲んで血行が良くなるからです。 従って、本来赤ら顔の人間や血管の色が表から観察しにくい、 黒人や褐色肌の人は赤くなりません。 (真っ黒に日焼けした人も同様です) また何らかの遺伝的・病理的・心理的理由で、 お酒を飲んでも血行が良くならない体質の人は、赤くなりにくいです。 赤い色は全人類共通の「血」の色なので、日本人が 特別なわけではないです。
- sokohakatonaku
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もともと酒に強い遺伝子AAがあって、弱い遺伝子aaが変異でできました 日本人にはその弱い方を持つ人が多いようです