※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ナルシストにあらずんば、人にあらず)
ナルシストにあらずんば、人にあらず
このQ&Aのポイント
大雑把なナルシシズムの分類として、誇大妄想型とクローゼット型が挙げられる。
クローゼット型は自己不信や獣のような承認欲求を持ち、周囲に安心させてくれる言葉を求める特徴を持つ。
一方、誇大妄想型は自己陶酔的な熱意を燃料に活動し、非難に耳を貸さない。しかし、行き過ぎたマキャベリズムやエゴイズムで人間関係を破綻させるリスクもある。
大雑把な"ナルシシズム"の分類として『誇大妄想型』と『クローゼット型』の2つが挙げられます₁
クローゼット型は一般的な"ナルシズム"に対するイメージとは異なり、『自己不信』『獣のような承認欲求』『安心させてくれる言葉を周囲に求める』といった特徴を持ちます。故にこのタイプのナルシシストと関わるメリットは無いに等しいでしょう
一方で、傾向として、誇大妄想型は自己陶酔的な熱意を燃料として活動することが可能と言われており、他者からの非難は聞こえないに等しいのです。故にエネルギッシュで自信に満ちた姿から、カリスマ性へと自己愛を昇華させることもありますが、行き過ぎたマキャベリズムやエゴイズムを御せずに人間関係を破綻させてしまうリスクも孕んでいるわけです
これらを踏まえ『クローゼット型では無い人』というのは『承認欲求』が無い人と言え、『誇大妄想型では無い人』というのは『自己陶酔』が無い人と言い換えることができます
故に、『ナルシシストでは無い人』は『承認欲求』も『自己陶酔』も無い人ということになりますが₂
そんな聖人君子のような人間は存在しません(少なくとも私の身近には)
裏を返せば『ナルシストにあらずんば人にあらず』ということです
そういった分類はネームタグとして『どのように有害か?』『どれほど有害か?』というもたらされうる"影響"の指標にはなりうる訳ですが、その有害性が自己愛のどんな形態に由来するのかを示す"原因"の最適な指標にはならないのです
何故なら、どんな形態であれ、ナルシシズムの有害性が『視野の狭さ』というシンプルな指標だけで説明が可能だからです
この分類はビジネスモデルとしては(顧客が増えるため)非常に合理的ですが、学問としてもクローゼット型ナルシシズムを自己愛性人格障害に含むのは何故なのでしょうか?
ナルシシズムに関しては、個人的に必要以上に問題を複雑化しているように思えます
浅学な身でありながら断定表現を多用してしまったことお詫び申し上げます
皆様の率直な意見お待ちしております
1 前者は『自己中心型(Broucek)』『厚皮の自己愛(Rosenfeld)』『無関心(Gabbard)』と、後者は『解離』『薄皮の自己愛』『過敏』と呼ばれることもあるそうです
2 誇大妄想型とクローゼット型の分類がMECEであることを前提とする