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ステアリルアミンどんな性状でしょうか
ステアリルアミンとは、どのような物質でしょうか、性状教えてほしいのです。 具体的には、水に対する性質が知りたいのです。 水に溶けるのでしょうか。 常温では、どんな状態になっているのでしょうか。 どんな用途があるものでしょうか。 水に混ざるとどのような状況になるのでしょうか。 比重は水より小さいか,大きいかとか。 溶剤に溶けるとか、水に溶けないとか。 欲張って書いてしまいすみません。 宜しくお願いします。
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やや、下の方でとんちんかんな事を言ってすみません。化学大事典によると、ステアリルアミンの用途は、乳化剤、浸潤剤、浮遊選鉱材、陽イオン界面活性剤の製造、防水剤の原料になります。あと、ステアリルアミン塩酸塩は水に可溶ですから、反応させて塩酸塩にするのも手かもしれませんね。あと、ステアリルアミンの値段は、関東化学の場合ですが、特級25gで1000円でした。純度がひくくてよければ、もっと安いと思います。あと、排水の件ですが、たぶんチッソ分でひっかかる(それもかなり)と思います。何らか処理して取り除かないと流せないのではないかと思います。
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- ushi-ushi
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引き続き、ちょいと実験しました。アミンの濃度や酸の種類、添加量により、完全な溶解状態にはなりませんが、分散状態にはなるようです。その後、アルカリを加えてみたところ沈殿が出来ましたので、やり方次第ではろ過&アミン回収も出来るかと思います。ご参考ください。
お礼
ありがとうございます。 ushi-ushi san 話が変わりますが、これまでラボでの、ビーカ試験の結果より、 「廃水(排水)からのアミンの回収(除去)方法」てな、発明の名称で、特許出願などされるのはいかがでしょうか。 そのためには、「どんな設備のどんな工程から生成した・・・・排水中からの・・アミン」などと発明の対象物をある程度の範囲にしぼる必要があると思いますが。 一般にこの・・アミンなどが、排水処理の対象となった工場排水の場合、処理法としてはどのような処理法が存在するのでしょうか。 ・・・アミンは、排水処理の分野では、悪者扱いになってしまっているのでしょうか。もしくはこのような排水が発生する工程を有する工場は、きわめてまれで、開発の値打ちがないものでしょうか。 排水処理では、・・アミンは、どの規制にふれることになるのでしょうか。 ・・アミンの価格は、いくらぐらいするのでしょうか。 以上 いろいろ 思いつくままの書き込みで、失礼しました。 どうもすみません。 なお、特許出願をする?ばあいにいは、掲示板に肝心な(データ類)ことを書き込みすると、公知とみなされ?、立派な発明でも、自分の(会社の)権利にはならないと思いますのでご注意のほど。 ではおやすみ。
- ushi-ushi
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レスが遅くなりました。ちょいと実験をしてみたのですが、ステアリルアミンの水分散液のpHを変化させても溶解しませんでした。すみません。ジメチル体の物性と勘違いしていたようです。勉強になりました。やはり、溶剤をうまく使いこなすしか方法はないかと・・・。無責任な回答になってしまい、申し訳ありません。
お礼
今回の小生のような素人にお付き合いいただき、大変ありがとうございます。 貴方の今回のこの件にたいする取り組みに大変感謝しています。 今回の皆様の回答より、小生にとっては、充分すぎる程の知見が得られました。 今後とも宜しくおねがいします。
- ushi-ushi
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「油」という言葉自身、かなりあいまいですので定義することが難しいのですが、一般的に水に対する溶解度が低い物質、という説明でよろしいのではないでしょうか。また、ステアリルアミンを水に溶解させるためのpHですが、3まで持ってくれば充分溶解するはずです。 さて、「ステアリルアミンが混じった液の固液分離処理」ということですが、具体的にどのようなことをなされようとしているのでしょうか。もう少し詳しくお教えいただけるとお力になれるかもしれません。(なれなかったらすみません・・・)
お礼
回答ありがとうございます。 塩類の水溶液中に懸濁する固体を温度30℃程度で濾過を行おうとしているのでが、固体の一部を占める半固体状?のステアリルアミンが濾過ケーク層を過ぎるろ液の流動を阻害しているのではないかと考え、ステアリルアミンを液中に溶かしきってから濾過することを考えているのです。 要するに、ステアリルアミンが、中途半端な状態で、存在するため、他の分散固体粒子に付着して接着剤の働きをして固体粒子の隙間を少なくし、液を流動しずらくしていると考えています。 したがって、pH調整によって液中に溶けてしまえば、このようなことが避けられると考えているのですが。 なお、濾過したあとに、ろ液のpHをあげることで、またステアリルアミンが浮遊ししてくれば、浮遊したステアリルアミンを何らかの方法で、取り除くことで、ステアリルアミンも回収(除去)できると考えています。 こんなことを考えているのですが、どうでしょうか? 以上です。なにかコメントいただければありがたいです。では、失礼します。
- ushi-ushi
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皆さんおっしゃるとおり、ステアリルアミンそのまんまでは油ですので水に対する溶解性はほとんどありませんが、アミンはアルカリの性質を持っていますので塩酸などの酸で中和すれば水に溶解、もしくはきれいに分散するはずです。 チャレンジしてみてください。
お礼
ushi-ushiさんありがとうございます。今回のご回答で、ステアリルアミンが混じった液の固液分離処理に大変参考となる情報が得られました。 ここで、「ステアリルアミンは油ですので」の記述がありますが、この場合は、液体の油ではなく、固体状のローソクのようなものですよね。(常温では) 油という表現は、どのような物質のときに使用するのでしょうか。 塩酸などの酸で中和すれば水に溶解するとのことですが、pHとしては、どの程度でよいのでしょうか。(自分で試験しますが)もしご経験あれば、教えてください。 お願いします。 それと、中和すると、ステアリルアミンが、水に溶解するだけで、ステアリルアミンの除去目的の場合には使用できないことになりますでしょうか。 以上 よろしくお願いします。
- rei00
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Stearylamine(C18H39N, 269.5128) 【別名】1-aminooctadecane; 1-octadecanamine; 1-octadecylamine; octadecylamine; adogenen 142; alamine 7; armeen 1180; n-octadecylamine 【CAS 登録番号】124-30-1 【融点】50-52 ℃ 【沸点】349 ℃ 【水に対する溶解度】< 0.1 g/100 mL at 22 ℃(殆ど溶けません) 【引火点】148 ℃ 【形態】Off-white solid(白色固体) 詳細については「ChemFinder」(参考 URL)で「stearylamine」で検索して下さい。ここの「Health」の 「NTP Chemical Health and Safety Data Information about this particular compound」にはより詳しい物性値や毒性などがのっています。
- 参考URL:
- http://www.chemfinder.com/
- chill
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ステアリルアミンじゃなくて、ステアリルアミドじゃなくて? ステアリルアミド(ステアリン酸アミド)と仮定してお答えします。 性状はgumigumiさんがお答えになっているとおりです。 用途は、プラスチックの添加剤、金属の研磨剤、ワックス、界面活性剤の原料などなど・・・工業的にはとても広い用途があります。 構造式 NH2CO(C17H35) 分子量283.5 水にはほとんどどけず、有機溶剤にはよく溶けます。
お礼
hcill さん、はじめまして、こんばんわ。 ステアリルアミンStearylamine(C18H39N, 269.5128)とすれば、 用途は、(プラスチックの添加剤、金属の研磨剤、ワックス、界面活性剤の原料などなど・・・工業的にはとても広い用途があります。) 変ることになるのでしょうか、ほとんど変わりないのでしょうか。 乱暴な質問でどうもすみません。 よろしくお願いします。
- gumi_gumi
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水にはほとんど溶けません。 20倍程度のメタノールには溶けます。 白色の蝋状の塊です。融点は約50℃。 市販品には、パルミチルアミンがよく混入しています。
お礼
助かりました。ありがとうございます。 特に、性状の表現で、「蝋状」というのが、扱った事もない 者にとって、ハンドリングしたときの感じが何となく 想像できそうです。 強くつまむと少しは形が変わる堅さをイメージしますが 実際のところどんな状況なのでしょうかね。 今後ともよろしくお願いします。
お礼
chill さん、こんばんわ。回答ありがとうございます。 塩酸塩にもっていくためには、どうすればいいのでしょうか。 今回の試料排水は、塩類水溶液の飽和液ですが、含まれるステアリルアミンの濃度に関係なく(多分1ないし2%程度と思われる)反応が進むものでしょうか。 反応は、ビーカに試料を分取して、スパチェラで、手攪拌しながら塩酸を加えることで短時間のうちに進行するものでしょうか。当方この程度のレベルです。 化学は、素人素人同然ですので・・・、もう一言いただけないでしょうか。 一度、メーカさんにたずねてみようと思いますが。 それでは、失礼します。 おやすみなさい。