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体操選手が空中で体を半分ひねることが出来るのはなぜ
東京オリンピックの男子体操を見ていて思ったことですが、 体操選手が空中でまっすぐ回転して最後に体を半分ひねって着地出来るのはなぜでしょうか。 空中で体を半分ひねるのは普通は角運動量保存の法則に反しますよね? 猫も落下する際に体を半分ひねることが出来ますが、あれは確か猫が体の前半分と後半分の慣性モーメントをすばやく変化させて体をひねっているんでしたよね? 体操選手も同じようなことをしているのでしょうが、具体的に体のどの部分をどう動かして出来るのでしょうか。
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- m5048172715
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物理法則には反しない。私の予想では、 時々刻々と変化する、重心と、体の部位の重心からの距離と、それらの回転速度が関係してそうな気がする。 詳しくは、体操のスローモーション映像見るだけでよいと私は思う。
- kon555
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実は色々と研究されている分野です。体操という競技そのものの歴史は深いのに、まだ解明されきっていない部分があるというのは興味深いですね。 ともあれ、基本的には腕を用いているようです。また上半身と下半身の捻りも関連しているようです。この辺りは選手によって差異もあるのでしょうね。 ちなみにちょっと分野は違いますが、宇宙飛行士が無重力空間で腕や足を使い自身の回転モーメントを操作するのは一般的な技法です。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspehss/70/0/70_246_3/_pdf https://www.jstage.jst.go.jp/article/biomechanisms/11/0/11_KJ00004275262/_pdf https://www.jstage.jst.go.jp/article/biomechanisms/10/0/10_KJ00004275224/_pdf また動画などでよくよく観察すると、捻り技の際には跳躍の瞬間には既に捻っている事が伺えます。おそらく腕だけであの回転(捻り)を生んでいるのではなく、跳躍時の回転に腕や上半身・下半身の捻りを加える事で技として完成させているのだと思います。