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スターリングラード攻防戦
スターリングラード攻防戦において、ソ連兵の新兵が私服のまま徴兵され、銃は二人に一丁しか支給されず、上官からは『死んだ仲間の銃を拾って戦え』と言われドイツ軍の陣に攻撃を仕掛けたという話を聞きましたこの話は本当ですか?
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スターリングラード攻防戦のときかどうかは分かりませんが、似たような話は時々あったみたいです。 当時のロシア人は徴兵制で誰もが新兵訓練をどこかで経験しているんですね。だからそこでいわれる新兵はまっさらな若者の新兵ではなく、徴兵を経験してまた軍隊に再招集された人が多いのではないかなと思います。「お前、軍隊経験あるからどう振舞えばいいかは知ってるだろ。じゃ、あとはよろしく」という感じでね。 ちなみに「なんでもかんでも根こそぎ動員」は末期のナチスドイツ軍もやっています。上は60歳から下は12歳まで。50~60代のおっさんは概ね第一次世界大戦のときに従軍していた人が多いので、ある意味戦場には慣れています。12歳くらいの子供たちはどうにもならず、「僕はなにをすればいいですか?」と聞いたら「応援でもしてろ」といわれた、なんて実話もあります。 日本でも沖縄戦では中学生(14~16歳)が「鉄血勤皇隊」として動員されました。「爆薬を背負って戦車に轢かれるだけの簡単なお仕事」を命じられた子もいました。沖縄県知事だった大田昌秀氏は、この鉄血勤皇隊の生き残りです。 また沖縄戦でのある軍人の回顧録にあったのですが、後方から補充としてやってきた兵士に渡す銃が前線には残っておらず、仕方なく手榴弾を2個だけ渡して「敵が来たらこれを投げろ」とやったそうです。その補充兵たちは実際に戦闘が始めるとどさくさに紛れて逃げてしまったそうですが、その軍人さんも「ま、しょうがない」と思ったとありました。なにせその2個の手榴弾のうちの1個は自決用ですからね。
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- Don-Ryu
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スターリングラード戦だけではないでしょうが、「敵の銃を奪って戦え」と命令し、限りある弾薬は脱走する味方兵を撃つ方に使った、というのは本当でしょうね。 第二次大戦の全世界死者5,000万人のうち、ソ連の死者は2,400万人。国別で最多ですから。