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PCR検査は病気が疑われる人に行う検査。その理由
PCR検査を一般市民を対象に無作為に検査をすれば、陽性者のうち6.5%しか感染者がいない。つまり、9割以上が感染者と誤診されてしまうと聞きました。 しかし、医師が選別し、病気が疑われる人のみに検査を実施すれば、陽性者の88.6%が感染者。つまり、非感染者を、感染者として誤診することはあまり起こらないそうです。 その理由を簡単に分かりやすく教えて下さい。よろしくお願いいたします。
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例えば、検査の性能としてコロナ感染者100人を検査して70%正しく陽性と診断出来て、コロナ感染のない人に検査して1%に誤って陽性と判断するキットがあるとします。医者がコロナ疑いと診断した人たちは30%がコロナ患者であるとしましょう。そのような人たち100人を検査すれば、正しくコロナと診断する人は30x0.7=21人、コロナでないのに陽性と判断する人は70x0.01=0.7人という事になります。ところが無選別の患者では実際のコロナ患者が100人中5人だと仮定すると、コロナ患者で検査陽性になるのは5x0.7=3.5人、それに対し感染者でない人たちでは、95x0.01=0.95人となります。つまり、医者がコロナ疑いとした患者を検査すれば検査陽性患者の21/(21+0.7)=96%を正しく診断きます。それに対し無作為の場合は3.5/(0.95+3.5)=79%に低下するわけです。もし全国民120000000人に実施したとすると120万人のコロナでない国民をコロナ感染だと誤診することになります。 数字は仮定ですが、そんな理論です。
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- spock4
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私も聞いた話の受け売りですが、PCR検査の陽性者とは、検査の段階で検体にウィルスが存在する。という状況のみを指していて、感染の有無を判定しているわけではない、と聞きました。 医師が選別する場合は、自覚的・他覚的に何らかの所見があるので、感染者(有症者)となるのだと思います。 これも聞いた話ですが、感染するにはある程度のウィルスの個数がいるようで、数百個以上ないと(体調による、ただし、個数に対する単位面積は聞き逃した。もしかすると1件体当たりかも)感染しないそうですが、PCR検査自体は、感度が非常によく、場合によっては数個で検出するらしいです。(ウィルスが見つかってしまえば陽性者) なので、日を置いて2度目を行うらしいです。(これが陰性なら感染していない)
お礼
早速、分かりやすい回答を頂きありがとうございました。