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カルビア・ヒックス基準とパレート効率性基準

カルビア・ヒックス基準を満たしてパレート効率性基準を満たさないような政策の例は何ですか?それと両者の基準の相違点は何か教えて下さい。

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noname#5336
noname#5336
回答No.1

まず、ご質問の「カルビア・ヒックス基準」は、「カルドア・ヒックス基準」の誤りです。カルドアとヒックスはともにイギリスの経済学者。これだけで、kaori0715さんの日頃の勉強量と勉強態度がバレてしまいます。まずは、図書館で調べましょう。教官に質問しましょう。 「愚かしい質問はない。あるのは愚かしい答えのみ」という言葉もあるのです。 #だからといって、ここで質問ばかりしていてはだめ。 #回答側に回ることも、インターネットの世界では大切なのです。 で、kaori0715さんがおそらく質問したかった「カルドア・ヒックス基準」。 質問の条件を満たすのは、こういった時です。 A、B、C3人の現在効用がそれぞれ2、5、10(全体効用17)であるとします。このとき、政策を実施すると効用が1、3、15(全体効用19)に変化します。このとき、カルドア・ヒックス基準は満たしますが、パレート効率性基準に抵触します。 基準の相違点は、上記のほかに、全体効用に目を向けるか否かです。パレート効率性基準では目を向けなくてもよいのですが、カルドア・ヒックス基準では全体効用に目を向けないと話がうまくいかなくなります。 参考文献 足立幸男『公共政策学入門』有斐閣