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ダウン症の身内について

ダウン症のご家族をお持ちの方には、気分を害される内容が含まれている可能性がございますので、ご注意願います。 妹が先月、第2子を出産しました(出産時41歳です)。 出産後にダウン症とわかりました(出生前検査を受けていなかった)。 第1子妊娠の時すでに高齢出産と言われる年齢だった為、私や両親は妹に出生前検査を強く勧めました。 ですが妹は、「検査しても全ての障害がわかるわけではない。堕ろす気もない。何かあってもなんとかなる。そんなこと言われることにうんざり!」と言い放ち、私や両親の勧めを迷惑がるだけでした。 結局、無事に障害のない子供が産まれ、私も両親もそこでようやくホッとすることができました。 そして、その後第2子を妊娠し、またもや出生前検査のことが気になりましたが、第1子の際に「うんざり!」とまで言われたのもあり、同じように迷惑がられるのも目に見えていたので、もう検査のことは言えませんでした。 結果、ダウン症の子が生まれ、妹は出産から1ヶ月ぐらいは毎日泣いていました。 結局、どんな子でも産むという覚悟があって検査をしなかったのではなく、心のどこかで、「自分には関係のないこと」、と他人事のように思っていたのではないかと思います。 今悩んでいることなのですが、私自身、昔からダウン症の人を強く拒絶する気持ちがあります。 だから、第2子のことが正直怖くて、コミュニケーションを取る気になれません。 まだ生まれたばかりなので何かされるとかではありませんが、とにかく将来のことを考えると憂鬱さしかないのです。 妹のことは大切です。 だから妹の子供のこともかわいがってあげないんでしょうが、ダウン症の子供のことは、どうしても受け入れられない。。。 こんな気持ちになっている自分が嫌ですが、いい人ぶって無理してかわいがる事も、できないです。 ダウン症のお子さんがいらっしゃる方のブログとかを読むと、受け入れるのに1年かかったとか、死のうと思ったとか、よく見かけます。 産んだ本人ですらなかなか受け入れられないことなのだから、親戚である私が受け入れられないのはある意味当然とも思うものの、なぜか罪悪感みたいなものも感じます。 第1子が生まれて少し経った頃に、出生前検査を受けなかったことについて妹と話す機会があり、その時に私は「私なら絶対に検査するしダウン症の可能性があったら堕ろす」とはっきり言ったので、私がダウン症を拒絶する考えを持っていることは、妹も知ってるはずです。 ですが、妹は第2子をかわいがってほしそうにしてきます。 それがとても心苦しいです。 もしかしたら、検査を勧めた時の妹の態度を、心のどこかで許せてないのかもしれません。 ダウン症に関する悩みの質問への回答に、ダウン症は天使だ、とかいう意見をよく見かけますが、私はそうは思えません。 先日も外出先で、ダウン症の成人男性とその親御さんらしき二人組を見掛けましたが、ダウン症の方は明らかに行動がおかしく、周りからも好奇な目で見られていました。 実際、検査でダウン症と判れば堕ろす人の方が圧倒的に多いです。 それが現実だと思っています。 我が子ではなく甥か姪にダウン症の人がおられる方は、どのくらいで差別なく接することができるようになりましたでしょうか。

みんなの回答

  • inuusagi_8
  • ベストアンサー率41% (906/2193)
回答No.3

特別支援教室の子供たちに関わったことがあります。 障害は色々ありますし、妹さんの第2子がどのように育つのかはわかりません。 ですが、「関わることに慣れてくる」とそれに緊張したり、拒絶したり嫌悪する気持ちは薄れてくるものなのだと思いました。 質問者様だって相手を知れば知るほど、優しい気持ちを感じる自分に気付かれるかもしれません。 >いい人ぶって無理してかわいがる事も、できないです。 それでいいのではありませんか。 最初は多くの人が同じなのでは。 身内にいい人ぶる必要だってありません。 でも、妹さんはあなたの優しさを信じているから「少しずつでもいいから関わって欲しい」と願っているのだろうと感じます。 >なぜか罪悪感みたいなものも感じます。 そういう気持ちがあるのだから、いずれ受け入れてあげられるようになるのでは。 あなたより先に妹さんの第一子が下の子を当たり前のように可愛がるようになるでしょう。 妹がいますが同じように高齢出産でした。 特別な個性を持って生まれてはいませんが、もしそうであったとしても過去の慣れがある分拒否反応は少ないかもしれないです。 夫も専門的に関わる仕事ではありませんが、他の人よりも関わることが多かった気がします。 そのためか、私が妊娠した時にもしそうならという話をしても、 それでもいいとはっきり言いました。 あまり身近ではないものへの畏怖は特別なことではないと思います。 それは本能ですから。 ですが、知れば必要以上に恐れる気持ちは弱くなっていくし、 彼らを心から愛している人の姿を身近で見ているうちに、 あなた自身も気持ちが変化していくかもしれないですしね。 >どのくらいで差別なく接することができるようになりましたでしょうか。 まだ小さいし筋力も弱いから難しいですが、少し大きくなったら妹さんたちと一緒に遊んでみたらいかがでしょうか。 私は小学生の子供たち相手でしたけれども、赤の他人でも長時間一緒で共にご飯を食べただけでかなり苦手意識はなくなりましたから。 それ以降は心を寄せやすくなりました。 おそらくハードルが下がったのでしょうね。

  • ZXYZY
  • ベストアンサー率25% (199/777)
回答No.2

ダウン症の身内をもった者ではありませんが、障がい者施設で10年近く働いておりました。 下は3歳から上は60歳までのダウン症の方々の生活のお手伝いをさせていただきました。 ダウン症と言っても程度の差があり、言葉を話せない方から簡単なプラモデルを作ったり素敵な絵をかいて言葉もほぼ問題なく話せる方まで様々でした。 そして一様に言えるのは、それぞれのダウン症の方がそれぞれのご家族の子供で生まれて良かったなと思える環境に育ったということです。 確かに、ご苦労も葛藤もあったとお聞きしますし、中には親子心中をしようとされた方もおられました。 しかし、その後は障がいを受け入れて我が子を慈しみ育てておられるご家族ばかりでした。 綺麗ごとを言うようですが、子供は選ばれて産み育てるのではなく、本当に天からの授かりもので子供が親を選んで生まれてくるのです。 少なくとも10年余りの障がい者施設での私の経験からはそう思えます。 障がい者施設で児童デイサービスの仕事をしていた時、中高生を受け持っていました。 図書館に連れて行った時、中学2年生のダウン症の女の子が一生懸命に読んでいた絵本がありました。 「ダウン症のぼくから おなかの中からのメッセージ/あんどうただし/ほそぎたまえ/たけおかのりこ」という絵本でした。 彼女は、普段からたどたどしい話し方なのですがはっきりと言いました。 「生まれてきて良かった、お母さんの子供に」と。 私も障がい者施設に勤めるまでは偏見を持って障がい者の方々を見ていましたし、そのご家族も大変だなと憐れみをもって見ていました。 >ダウン症の方は明らかに行動がおかしく、周りからも好奇な目で見られていました。 それが現実だと思いますが、それを変えて行けるのも人間です。 >実際、検査でダウン症と判れば堕ろす人の方が圧倒的に多いです。 それが現実だと思っています。 果たしてそうでしょうか。 少なくとも圧倒的に多いとは思いません。 芸能人の方の中にも実子さんがダウン症の方がおられますが、悩まれた末に折角授かった命だからと産む選択をされたのだと思います。 私は妹さんの子供さんがダウン症で生まれたのはあなたの為だと思えています。 何をバカな事を言っているのと言われるかもしれませんが、まだ深く接しても居ない妹さんの子供を一方的に拒絶しているあなたに少なくともダウン症と言う障がいを持って偏見や好奇な目を覚まさせるためにこの世に降り立ったと思えてなりません。 子供は親を選べないといいますが、実は親を選んで産まれてくるのです。 100%そうとは言いませんが90%以上の確率で、この親御さんなら自分を愛してくれると言う家庭に生まれてくるのだと思います。 私が障がい者施設で過ごした10年間はそう思わせざるを得ないエピソードがてんこ盛りでした。 今すぐ、妹さんの第二子を愛せとはいいません。 興味を持ってください。 その子を一人の人間として見てください。 そこから始めてください。 それはその子や妹さんの為ではなく、全てあなたの為になることですよ。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34517)
回答No.1

私が住んでた地域は障害者教育に力を入れていたところで、私が通っていた小学校には障害者クラスがあり、各クラスに障害者の子が1人ずつ配置され、交流していました。 私は小学生のとき、それが実に苦手でしてね。なにせあの子たちは奇声もあげるし突然走り出したりもする。 ある子は、私よりずっと大きな体をしていて、いつもアーとかウーとかいいながら頭をバシバシ叩くのです。私は体が小さい子だったので、いつかいきなり自分もぶたれるんじゃないかと怖くて近づけなかったです。 けれどあるとき、先生がこういったのです。「あの子は、頭で思ったことを上手に表現できないから、自分の頭を働かせようと頭を叩いているんだ」って。そのとき、彼らを勝手に決めつけている自分を恥じました。 それからずっとずっと大人になって子供がいる人と付き合って子供たちといつも一緒にいたら、傷害を持った子供に対する偏見からさらに解放されました。だって子供なんて小さかったら障害を持っている子と変わらないですから。奇声は発するし、突然走り出すこともあるし。 ダウン症の研究で、ダウン症の90%以上の人が「自分は幸せだ」と答えたのだそうです。ただ障害者教育に携わる人にとっては「そんなの、みんな知ってたよ」ということだそうで、ただ研究で裏付けられたわけです。 その記事を読んで、「ダウン症を持って生まれた人やその親は可哀想」って決めつけるのは間違いだなと思いました。ダウン症の子に接してみると分かりますよ。 思えば差別や偏見の90%以上は「無知」から始まるのですよね。中国人や韓国人を差別する人のほとんどが、中国人や韓国人と接したことがありません。勝手なイメージで、勝手に嫌っているのです。 かつてヨーロッパでは、ダウン症は「モンゴリズム」と呼ばれました、ダウン症の切れ長の目が東洋人を彷彿とさせるので、ダウン症の原因は「アジア人の劣った血が混じることによって起きる障害」と思われていました。アジア人からすれば「なんでアジア人が劣っている前提なんだ」って腹が立ちますよね。 それでも、どうしても、差別や偏見を持つ人は出てきます。またあらゆることに差別も偏見もない人は極めて稀でしょう。私自身も、何かの差別や偏見はあると思います。 でもそういう人と接して、その人たちを知ることによって、そういう差別や偏見は少しずつ減るのではないかなと思いますし、差別や偏見をなくすには「知ろうとすること」が第一歩ではないかなと思います。

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