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生物基礎 ラウンケルの生活形

ラウンケルの生活形について質問です。 ラウンケルは、休眠芽の位置で植物を分けましたが、なぜ、休眠芽の位置が植物によって違うのですか?? また、温暖な地域では地上植物が多く、それは高い位置で葉を展開するからだそうですが、他の植物(地表、半地中、地中植物など)は高い位置で葉を展開しないということですか?また、それはなぜですか? ぜひお教えていただけると嬉しいです

みんなの回答

回答No.2

おっと、ご質問見落としていました >休眠芽を上の方につけることにはリスクがあるのに上の方につけるということは、何かメリットがあるからだと思うのですが、それは何でしょう?  前回お答えした中に答えがあります  樹木を含めた広葉型植物は、イネ葉型植物の上部に水平に葉を展開し、下を暗くして光合成不能でいぢめ殺して自分の肥やしにしてしまう訳ですが、最初から高い位置に芽をつけていれば、それこそ最初から下の植物の日光を奪えます。  ナツメのように春も深まってから葉を出しても最初から高い位置に陣取れますから優位性は変わりません  その他弱いメリットとしては、シカなどの大型草食獣の食害が減ること。病害菌の付着が比較的少ないことでしょうか ではでは

回答No.1

>休眠芽の位置が植物によって違う  高い位置の休眠芽は乾燥または寒冷に対する耐性が高いため高い場所に存在できます。一方、耐性の小さい植物は水や土壌の保護を受け、もっと弱い個体は水分含有量が少ないため凍結しにくい種子として厳しい時期を乗り切ります。 >温暖な地域では地上植物が多く  生産構造図の広葉型戦略は参照されましたか?  イネ葉型植物の上部に水平に葉を展開し、下を暗くし、自分の下部の葉まで枯死するのも厭わずイネ葉型植物を兵糧攻め(光合成不能)でいぢめ殺して自分の肥やしにしてしまうのが樹木を含めた広葉型植物の生存戦略です。  よって、気温も降水量も満たされた温暖な地域では互いに上を取り合い、樹高50mにもなる巨木群とそれを利用する蔓植物や着生植物世界となります。 >他の植物(地表、半地中、地中植物など)は高い位置で葉を展開しない  広葉型植物にも弱点はあります。樹高50mなら50mまで水や無機塩類を上げねばなりません。よって水の少ない土地や寒い土地では水などの上昇が阻害され、存在できません。故に、そのコストの少ない背の低い植物が有利になります。結果、ツンドラや森林限界上部、および乾燥地帯では地表、半地中、地中植物などが優占します ではでは

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質問者

補足

ありがとうございます。 一つ質問があります。 休眠芽を上の方につけることにはリスクがあるのに上の方につけるということは、何かメリットがあるからだと思うのですが、それは何でしょう?