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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:インビボとインビトロ)
インビボとインビトロとは?化粧品のin vitro試験について教えてください
このQ&Aのポイント
- 化粧品の研究や開発で行われるin vitro試験とは、実際の人の体内ではなく、試験管やシャーレなどの容器の中で行われる試験です。
- この試験では、化粧品の成分が人の皮膚や細胞に与える影響を調べることが目的です。
- 具体的には、細胞の増殖や炎症反応、抗酸化効果などを評価することがあります。
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質問者が選んだベストアンサー
もともとは、薬を開発するときの用語です。 in vivo=動物試験 in vitro=試験管・シャーレなどの試験 化粧品の場合のin vivoは、人に実際に使用する試験です。 マウスや豚などの動物の化粧品を開発するわけではないので、仕方がない面もあると思います。 薬の場合には、副作用を確かめるために、マウスなどいろいろな動物を使用します。 豚は、内臓の機能が人間に近いので、実験動物に使用されます。 最近では、動物愛護の考え方から、必要最小限の動物実験に留めるようになっています。 それでも、妊娠への影響など、動物実験でなければわからないことも多いです。 in vitroというのは、試験管やシャーレなどを使って行う実験のことですが、実際に生きている細胞が使われるのが、普通の試験とは異なる点です。しかし、生きていると言っても、細胞レベルでの話なので、実際とは大きく異なります。 一般的には、in vitro試験を経て、in vivo試験となり、薬の場合には、実際に人に投与するフェーズ1試験へと進みます。 さらに、患者へ投与する臨床試験へと進み、効果、副作用などを評価して、薬として誕生します。 化粧品の場合、既存の成分を組み合わせて、新しい化粧品を作るならば、in vivoから始めることも可能でしょう。 しかし、新しい成分を試すならば、まず、invitroで、細胞に対する毒性があるのか、ないのか、確かめる必要があります。 それから、目的の作用があるのかないのか、例えば、美白効果を狙うならば、まずは、メラミンの合成を阻害できるかどうかをin vitro試験で確かめます。 ざっとした説明ですが、ご参考になれば、幸いです。
お礼
ありがとうございます!とてもよくわかりました。 薬や、化粧品でも新しい成分ではその安全性を確かめるのに、いきなり人で試す前に段階が踏まれていることがよくわかりました。 in vitroは、試験管やシャーレの中で成分を混ぜることくらいしか想像できず、混ぜて何がわかるの?と思っていたのですが、そこには実際に細胞が使われているのですね。 化粧品のことが好きなのに、こういう試験がされていることはほとんど考えたことがありませんでした。とても勉強になりました。本当にありがとうございました。