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バフ焼け

A5052材のバフ仕上げ品があります。バフ仕上げ後は非常に綺麗だったのですが、アルマイトをするとバフ方向に沿った模様というかもやもやというか、そういったものが目視確認できます。 バフ焼けか?という指摘もあったのですが、そもそもバフ焼けとはどういった現象でしょうか?材料の成分とOが結びついて酸化物が発生したことが原因?組織成分が偏析したりする?ご教授の程宜しくお願い致します。

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回答No.4

回答(1)追加です。 アルマイト断面を見る価値は低いと思います。表面のもやもやは陽極酸化前の素地表面の形状を反映している可能性が高いので。仮に素地表面に薄い酸化膜があっても断面では見えません。試しに見ても良いのですが、断面をうまく出すのに工夫が必要です。 同じ理由でアルマイト表面のEDSをしても、有用な情報が得られる可能いは低いと思います。 バフ焼けで薄い酸化膜が生成しても、エッチング処理(アルカリ処理)で除去されるはずです。

その他の回答 (3)

回答No.3

回答(1)追加です。 光学顕微鏡では筋の確認は難しいかもしれません。 SEMなら見えるはずですが、浅い筋の場合は試料を傾けて観察することをお勧めします。 傾けると質問にある「もやもや」の正体が分かるかもしれません。 筋ではなく「もやもや」だとするとバフ焼け(薄い酸化膜)の影響の可能性も考えられますが、酸化膜は陽極酸化前のエッチング処理で除去できていると思います。

tokada1106
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! SEM-EDSによる観察も実施し、マッピングでも確認してみたいと思います。 アルマイト断面を見てみる価値はあると思われますか? ちなみにもしバフ焼けを起こしていてもアルマイト前処理で除去される可能性があるということですよね?

回答No.2

回答(1)です。失礼しました。私の早とちりでした。 素材の研磨筋がそのまま陽極酸化膜に筋模様になることは、私も調べた経験があります。 バフ研磨後、目視で綺麗な光沢が得られた場合でも、必ずしも前工程の研磨筋が完全に取れていない場合が多々あります。表面100%が反射面になっていなくて、深い研磨筋が残っている状態でも光沢が得られるからです。 今回もまだ研磨筋が残っていて、それが陽極酸化膜表面に反映している可能性が考えられます。バフ研磨面を金属顕微鏡で観察し、研磨筋が残っていないかどうか確認するとよいと思います。

tokada1106
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 今はアルマイト処理済品しか手元にないので、そのサンプルで光学顕微鏡で確認してみたいと思います。SEMでも確認する予定ですが、それならばアルマイトがあっても凹凸はわかるかもです。アルマイトは1μm程度なので。

回答No.1

研磨方向の模様は、バフ研磨で脱落したたアルマイト(酸化アルミニウム)の微粒子が傷を付けているものと推定されます。 バフ焼けは研磨面温度が上がり極薄い酸化膜が生成したものと思いますので、今回の現象はバフ焼けではありません。

tokada1106
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「バフ研磨で脱落したたアルマイトの微粒子」とのことですが、バフ研磨後にアルマイトを実施しているので、ご指摘のようなことにはならないように思うのですが。。 私が何か勘違いしているのでしょうか? ご回答お願い致します。

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