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配電盤の中性線について

海外の電気設備の多くは、一般家庭であっても、ヒューズやブレーカーは、活線にのみ設置し、中性線は、素通しにして一箇所で端子台にまとめて接続されています。 しかし日本では、ブレーカーやヒューズを設置する際、中性線も活線と同時に遮断されるように設置されますが、これは何故でしょうか。古い家屋に設置されている安全器(ヒューズ)も、活線と中性線の両方にヒューズを設置されています。 確か日本でも、ヒューズやブレーカーを設置する際は、中性線は原則素通しにするよう決められているはずですが。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

自分も詳しくはわかりませんが、恐らく国内において商用電力が供給されるようになった当初のままの仕様が、現在にまでそのまま引き継ぎされているということではないでしょうか。 電力線のうち、中性線と活線とを同時に開閉させることで、単純に開閉器の動作信ぴょう性を高めたい、という考え方のもとで設計されたのだと思います。

FinaceTV
質問者

お礼

有難うございます。 確かに、昔の仕様が現在でも引き継がれているという説はあると思います。 しかし、ヒューズ式の場合だと、万一中性線のみが溶断した場合、中性線欠相事故につながって火災などが発生するというリスクが伴うのですが、当時はそのような概念が無かったのでしょうか。

その他の回答 (2)

  • sky-dog
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回答No.3

>ヒューズ式の場合だと、万一中性線のみが溶断した場合、中性線欠相事故につながって火災などが発生するというリスクが伴うのですが・・ 単相3線式の場合、カバースイッチ等のヒューズ式では 中性線にヒューズは取り付けず銅バー等を取り付け欠相を保護します またブレーカーでは、中性線欠相保護付きで中性線が欠相になると ブレーカーが感知してブレーカーが遮断されます

FinaceTV
質問者

お礼

ありがとうございます。 ここで言っていたのは、古い家屋等に今尚現役で使われている、安全器のことで、それらは中性線と活線の両方にヒューズが取り付けられているので、万一中性線のみが用談するようなことがあれば、事故につながるのではないかと思ったのです。

  • simotani
  • ベストアンサー率37% (1893/5080)
回答No.2

これ、問題は中性線が100Vと200Vの切り替えに使われているので必要と理解しています。海外ではこうした複電圧仕様になっていないからやる必要が無いのでは?

FinaceTV
質問者

補足

>中性線が100Vと200Vの切り替えに使われている 少し違います。200ボルトを取り出す際は、2本の活線からのみ電力を取り出すので、そもそも中性線が必要ありません(あくまで単相でのはなし)。 100ボルトを取り出す際は、活線のどちらかと、中性線を負荷につなぐことで、100ボルトが得られます。これは活線の電圧が地面と中性線に対して100ボルトあるからです。ですので、理屈からすれば日本でも、中性線を素通しにして活線のみにヒューズやブレーカーを取り付ける方法でも問題ないはずです。 ちなみに日本のような給電方法は実はUSAやヨーロッパの一部の地域でも使われていますが、中性線は素通しです。

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