- ベストアンサー
江戸時代の人の体温
江戸時代の人の体温が平均体温が37度だいだったのは本当ですか?その理由は何故ですか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
体温計が使われていない時代の体温の数値の話をされても、「空想だ」としか言いようがないと思います。 が、まったく根拠がない空想かといえば、そうでもないと思います。 人類発祥の地から日本に来るまでに、日本人の祖先たちはシベリアなどを通ってきており、いわゆる「寒冷(地)適応」という種類の進化をしてきたと言われています。 例えば「アレンの法則」と言って、寒冷地に行くと体から突出した部分が短くなる(熱の放散を防ぐため)のだそうで、手足が短くなり、それに伴って体全体が小型化します。 小さな体の生物が、ちょこまかと動くには体温を上げる必要がありますので、体が小さくて働き者だった江戸時代の日本人の体温は、おそら今より高かっただろうと「推測」できるわけです。 しかし、ものには限度があって、あまりに高温(人間の場合は42・3度くらいが境目)になりすぎると体を作るタンパク質が固まって死に到ります。日本蜜蜂がスズメバチを蒸し殺せるのは、そのせいです。 すると、まあ、だいたい「37度ちょっと」くらいだったかな~ という「感じ」になるんじゃないでしょうか。 それをさも実験してきたかのように言うのは、言い過ぎ、ウソの部類になってしまうと思います。 ちなみに私は、武漢コロナウィルス感染に備えて、自分の平熱を知っておくベキと考えて、頻繁に体温を測っていますが、私の場合、しばしば35度台が表示されます。 そこから考えると、37度台だったというのは、想像だとしてもちょっと上げすぎになるかなぁ、という気もします。
その他の回答 (2)
- pri_tama
- ベストアンサー率47% (678/1421)
現代の日本人の平均体温が36.89度±0.34度です。 しかも、体温は年齢を重ねる毎に下がる傾向が有ります。 (こどもでは37.5℃未満の体温は「発熱」とは看做さない。) 現在より老齢者の割合が少なかった江戸時代であれば、平均値を世代の割りあいから推察すると37度程度あってもおかしくは無いかと思います。 なお別見地からですが、食事のカロリー供給元を米(炭水化物)主体にすると体温が目に見えて上がります。 (タンパク質や脂質は、炭水化物[糖質]と比べると代謝する為の過程が複雑となりエネルギー化の効率が悪い。) 戦前の日本人は一日米6合以上(他におかずが無いとも言える…。)食べていたらしいので、カロリー代謝の観点からも体温が高かったと思います。 因みに、私は昨日と今日の朝はカレーだったのでご飯を大量に食べて、体温が0.8度も上がってしまい、ちょっと焦りました…。 (タイムリーなネタでした。)
- f272
- ベストアンサー率46% (8469/18132)
誰がそんなことを言っているのかわかりませんが,現代でも平均的な体温は37度より少し低いくらいの36.89度±0.34度と言われています。江戸時代であれば体温計も普及していないので,平均体温が何度であっても,それは推定値でしょう。現代と比べても誤差の範囲内です。