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VLPワクチンによるガン治療

現在、VLPワクチンにより乳がんや大腸がんに対して高い治療効果が出ていますが、この治療過程において、がん細胞による免疫抑制作用は発現しないのでしょうか。もし、そうであれば、その理由を教えてください。 よろしくお願いします。

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  • skp026
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回答No.1

がん細胞が自分を攻撃させないようにするテクニックは、獲得免疫系に異物と察知されないよう偽装することが中心だったと記憶しています。(免疫系をがん細胞に対して活性化させないという意味です。) VLPでがんワクチンを作った場合は中身の無い殻だけのものですが、表面にがん細胞を異物と察知させるマーカーが付いていて、それにより免疫系ががん細胞に対し活性化してしまいます。こうなると察知させない偽装工作は意味がなく、なすすべなくがん細胞は攻撃を受けます。 光免疫療法も、ざっくりとした意味では同じように免疫を活性化させ、治療箇所以外の全身のがんに対し、免疫系が攻撃を開始することが期待されています。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。

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