> 原告の敗訴の事案があるのですが、被告を勝たせて一体何が嬉しいんだろう
「原告は『被告を勝たせることができたら嬉しいな』と思って、訴訟をやるんだ」と、質問者さんは考えていらっしゃるのですか (?_?) ?
そんなことはありません。被告を勝たせたら全然嬉しくありません。
被告に勝って、被告に正当な賠償金や売買代金を支払わせたり、謝罪をうけたり、…たり、…たり、したいから提訴するんです。
なので、被告が勝ったら不愉快千万、裁判所に火をつけたいくらいな苦痛を感じますが (^_^;\(^O^ )、なぁんにも嬉しくありませんですよ。
負けたんだから仕方ない、と諦めるしかありません。
> 原告側が敗訴すればそれだけで精神的苦痛になるのにね。
そりゃそうですね。
敗訴したらおっしゃる通り、精神的に重大な苦痛を感じることになります。
がしかし、日本では自力救済(腹いせに被告をぶん殴るなど)が禁止されていますから、負けて苦痛を味わうリスクを甘受してでも、いつまでたっても義務を果たさない言語道断・不届至極な被告(←原告の立場からの表現)を相手に義務を果たさせるには、裁判するしかないのです。
全力を尽くして訴訟をやってみて、それで負けても被告は義務を果たさない。
負けるリスクを恐れて訴訟をおこさないでいても、被告は義務を果たさない。
どちらでも同じ結果。だから、負けても精神的苦痛以外に損はないのです。
だったら、少しでも義務を果たさせる「可能性がある」訴訟に賭けてみるしかないのだ、とは思いませんか??
ましてや、日本の原告の大半は「少しでも」ではなくて、かなりの「高確率で勝つ可能性がある」と思って訴訟をおこしています。
言い換えれば「被告の主張は正しくない!」と考えて訴訟をおこしています。
補足
少なくとも気持ちを分かって頂けていると思ってレスポンスします。 原告は勝ちたい考えというか、正当な理由で正当な賠償を求めて訴訟を起こします。 被告の勢いを不鮮明な理由で支持されたならば信用にだって関わります。と言いたい。