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蝋を高温で溶かし低温で固化してエンジンが作れますか
なにかを循環させれば可能でしょうか。
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蝋が凝固するときに10~20%程度収縮することを利用して、 蝋が解けるときの膨張でピストンを押し出し、 凝固するときの収縮でピストンを引き込んで、 その動きをエンジンとして使おうということでしょうか? もしそうであるなら、できなくはないですが、おそらく10分に1回転程度の回転速度で、シリンダー全体を80度程度まで加熱して蝋を融解膨張させ、 シリンダー全体を30度程度まで冷却して蝋を凝固収縮させて ということを繰り返さなければなりませんから、 極めて効率の悪いエンジンになります。 ピストンを動かすための何かを循環させようとしても、固体と液体の相転移を使うために、固体の蝋を動かすことができないので、蝋の加熱融解と冷却凝固を同じ容器で行わなければなりません。 従って容器全体を加熱し、容器全体を冷却し、の繰り返しにならざるを得ません。
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- CC_T
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固化させるとそこから移動しないので、蝋を熱媒体としてエンジン構築するのは非効率にすぎます。せめて回路全体に高圧をかけるか、エンジン本体の温度を一定以上に保つなりして低温時も液化までに留めて重力排出なりが可能な構造にすべきでしょう。例えば水飲み鳥のような機構の首振りエンジンが最も実現性が高いと思われます。 なお、気化した蝋は当然強可燃性なので、回路内部の脱気(脱酸素)と構造の密閉性には十分な配慮が必要です。
お礼
色々難しい問題が山積ですね。よくわかりました。
- fjnobu
- ベストアンサー率21% (491/2332)
ガソリンエンジンのピストンとかシリンダーを考えているなら無理です。低温で動かす特殊なエンジンならできるでしょう。
お礼
勉強してみます。
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
こちらは素人なので、質問文の意味を勘違いしたのかもしれない。 「蝋でエンジンを製造する」という、 溶解しやすい素材で成形しようとした、不可能に近い意味に捉えた回答です。 「蝋を動力源としてエンジンを作動できるか」という意味でなら、回答は合致してないので無視願います。
お礼
蝋が温度に応じて固化融解を繰り返せばエンジンになるかなという意味でした。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
蝋に熱を加えて液体状にしておいて、それを固化させる。液体状の蝋が固化するときに放出される「凝固熱」等を利用して動くエンジンを製作できるか、というご質問ですか? そういうご質問だとすると、無理だと思います。 蝋の固化はマッタリと緩やかに進行します。ガソリンが燃える時に発生する熱のように、瞬間的且つ大量に放出されはしないからです。 まあ、発生する凝固熱の量は液状蝋の量に比例しますので、理屈的には、大量の液状蝋を固化させて、その熱を全て集めて熱を確保・蓄積すれば、ごく小さなエンジンを動かせるほどの熱量になるわけですが、非効率。 実際的には無理だと考えます。集めている間に熱は空気などを暖めるのに消費されて全ては回収できないからです。 そんなのよりは、最初に蝋を溶かすために使う熱を直接エンジンに使用する方が効率的です。
お礼
ご教示をよく理解できるように勉強してみます。
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
蝋の強度を確保できる技術が有るならなら。 …低温で気化膨張する物質は有りますから。
お礼
ご教示の意味が分からなかったので、できればもう少し詳しくご説明をいただけないでしょうか。
お礼
実用的にも原理的にもとても実動するようなものではありませんね。