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名曲「赤いスイートピー」の中の女性の心理
- 名曲「赤いスイートピー」における女性の心理について考察します。
- 「赤いスイートピー」の歌詞にある「何故あなたが時計を チラッと見るたび泣きそうな気分になるの?」という一節には、女性の不安や心配が描かれています。
- 歌詞からは、男性が時計を見ることによって女性が退屈や寂しさを感じている可能性が示唆されています。さまざまな解釈ができるため、皆さんの意見も聞きたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
私がこの曲を最初に聞いたのは、高校1年生の終わりのときです。そのときから、私自身のこの曲に関する解釈はあまり変わっていません。 <私の解釈1>(笑) 相手の男性は、素敵な人なのだが、照れ屋なのか強引さがないためか、彼女を強くリードしていこうとする態度を取らず、「素朴でやさしいあなた」からの一線が越えられない。 客観的に見れば男性が彼女を好きなことは明らかなのだが、そんな煮えきらぬ彼の態度が、彼女を時に不安にさせる。 特に男性は、ムードのあるシチュエーションでカッコよく振舞うなどということが苦手な、不器用な男。 たまたま誰もいないところで彼女と二人きりになった。二人にとって、本当は願ってもない場面なのに、男性はどうしたらよいかわからない。強引にリードしていくことに不安もあるのかもしれない。「時計を見る」とはどんな事情であれ、二人きりでいられる時間の終わりのことを男性が考えている証拠。しかし彼女は、今こそ時を忘れて、私のことだけを思ってほしいとき。 私はあなたのことだけを思っている。なのに、あなたは私のことと、別の何かを考えている。そんな余分なことは考えないでほしい。もっと私だけを見つめてほしい。 <私の解釈2>(笑) 要するに彼は、私のことを恋人というよりは、妹のようにしか考えていないようなふるまいをしている。私のことを大事にしてくれるのは嬉しいが、私の思いほど、彼は私を求めていないのではないか、という不安。「時計を見る」とは、彼が私を家に送る時刻を読んでいること。 大事なお嬢さんを、遅くまで拘束できない、と、紳士的に、ストイックに振舞う彼の態度。しかし私は、もうそんな扱いにはもう満足できない。一人の、大人の女性として私を見てほしい。 家庭も、親も、時間も関係ない。私の中で、あなたがすべてであるように、あなたの中でも、私がすべてであってほしい。余分なことは考えないでほしい。 …30台も半ばの男性にとっては、歯の浮くような言葉ですが、私はこのように解釈して曲を聴いていました。ちなみに私は、「赤いスイートピー」よりも、「小麦色のマーメイド」のほうが、松田聖子最大の傑作だと思っているのですが、今ひとつ知名度にかけるようですね。求む再評価!!
お礼
songbookさん、ご親切に二通りの解釈をお答えして頂いてありがとうございます。早速参考にし、再び赤いスイートピーを聴きました。なるほど、また違った場面が想像できましたね。やはり面白いですね~人それぞれ色々と解釈されているんだなあ。と思うと楽しくてしょうがないです。これだから人間やめられないですワ(笑)。 『小麦色のマーメイド』は私現在手元にない状態なのでぜひぜひ今度聴いてみたいと思います♪どうも今回は有り難うございました。失礼致します。